日本に対する、ユーザーの本音

先日、Z世代を対象とした『日本に関するMERYアンケート』を行った結果、
Z世代の約8割が「日本が好き」ということが判明!
そこで今回は、MERYの公式インスタグラム(@mery.jp)のストーリーズで“日本”をテーマに気になる質問をいろいろと伺ってみました。
日本の好きなところや改善してほしいことなど、ユーザーが思う日本に対する本音とは?
※2025年4月23日-4月24日のMERY公式インスタグラム(@mery.jp)ストーリーズの回答に基づく
Q:日本の好きなところは?
食べ物がおいしい

はじめに、「日本の好きなところ」を質問。
1番多く挙がったのは、食べ物に関する回答でした。
中でも、日本人の主食のひとつ「お米」や、日本独自の食文化である「和食」がおいしいところが好きという意見が目立ちました。
最近では、スーパーなどの店頭でお米の品薄状態が続いたり、価格が高騰したりするなど、“令和の米騒動”が話題に。
Z世代をはじめとする若者も日本の食文化を愛しているからこそ、今回の件がSNSでも大きな注目を集めたのかもしれません。
サブカルチャーや日本の文化

日本といえば、漫画やアニメ、アイドルを筆頭とするサブカルチャーの文化が発展しているイメージがありますよね。
近年では、Z世代を中心に推し活ブームも巻き起こっています。
今回のアンケートでも、「日本のサブカルチャーが好き」という声が多く寄せられました。
また、サブカルチャーのみならず、伝統文化や建造物など「日本ならではの文化」が好きという意見も!
優しい人が多い

日本人の人柄について触れる声が見かけられたのも印象的でした。
特に、「優しい人が多い」ところを日本の魅力として捉えている人が多いようです。
電車などで席を譲る風景、落とし物がちゃんと持ち主に返ってくることなどは、世界的に見ると決して当たり前ではないケースも。
日常生活でいろいろな人の優しさに触れられることは、日本の良さといっても過言ではないでしょう。
治安の良さ&衛生面の安全

日本に関するMERYアンケートの「日本の好きなところランキング」でTOP3に入っていた、「治安の良さ」や「衛生面の安全性」を挙げたユーザーも少なくなかったです。
「水を安心して飲める」「夜に出歩ける」など、日本が安心して暮らせる国であることを、今回のアンケートで改めて再認識した人も多かったのかもしれません。
Q:日本の行ってみたい/お気に入りの場所は?
京都

続いて、「日本の行ってみたい/お気に入りの場所」を伺ってみました。
全体を通しては全国各地の観光地を挙げる声が目立ちましたが、中でも人気だったのが「京都」。
「京都・清水寺/いっぱいおいしい食べ物があって食べ歩きができて楽しいのと、景色がきれい」
「京都・嵐山/ザ日本の景色で心が清らかになったから」
など、おいしい食べ物やきれいな景色が魅力的とのコメントが寄せられました。
美しい景色を見られるスポット

「能登半島」や「鹿児島の与論島」など、「美しい景色を見られるスポット」もユーザーからの注目度が高めでした。
Z世代の間では、旅行の計画を立てる際にSNSで情報収集をする人も。
SNSで日本の美しい景色に目が留まり、実際に足を運んだという経験がある人は少なくないのでは?
テーマパーク

非日常なひとときを楽しめる「テーマパーク」がお気に入りとの声もちらほら。
理由としては、
「ディズニーリゾート/いつでもハッピーでいられて現実逃避できるから」
「花やしき・富士急・グリーンランド/安全で楽しめるのは日本ならでは」
といったコメントが。
名前が挙がった『富士急ハイランド』といえば、絶叫系アトラクションのイメージが強いですが、他の日本のテーマパークでも同様のコンテンツは人気が高い印象。
絶叫系アトラクションを含め、しっかり安全性が確保されたうえでテーマパークを楽しめるのは、日本の大きな魅力のひとつといえますね。
Q:日本の改善してほしいところは?
税金や物価高への対策

さらに、「日本の○○なところがより良くなったらうれしいこと」についても調査。
特に多かったのは、「税金」や「物価高」への対策をしてほしいとの意見。
日本に関するMERYアンケートの「日本の嫌いなところランキング」でも、「経済状況」が1位になっていました。
Z世代の間では、コストパフォーマンスの高い商品やサービスがよく注目されていますが、そういった傾向は今の日本の経済状況が大きく影響しているのかもしれません。
働き方の改革や給与アップ

「働き方の改革」「給与アップ」といった、仕事に関するコメントも一定数から寄せられました。
近年は、テレワークやオンライン会議が普及し、日本従来の働き方が少しずつ変わってきています。
しかし、「労働時間自体を減らす」「休日を増やす」など、まだまだ改善すべき部分があると考えている人は少ないようです。
政治に参加しやすい社会になってほしい

さまざまな意見の中でも目に留まったのが、「政治に参加しやすい社会」を求める声。
過去にZ世代の“選挙事情”を調査した際は、「比較的毎回参加する」と回答した人が半数以上いました。
“若い人は選挙に行かない”というワードをメディアではたびたび耳にしますが、もっと政治に参加したい、興味を持ちたいと思っている若者は決して少なくないんです。
そういった層が政治との距離感が縮まる環境を整えていくことが、今後の日本の大きな課題のひとつといえるのではないでしょうか。
日本ならではの食べ物やカルチャーが好き、経済面はもっと対策を
日頃、ユーザーが感じている日本への本音を深掘りしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
日本の好きなところを伺った質問では、和食やアニメといった日本ならではの文化が人気でした。
今回のアンケート内で最も回答数が多かった質問でもあり、日本の良さを知っているユーザーがたくさんいた点はとても印象的でした。
一方で、日本の改善してほしいところに関しては、税金や物価高の対策をしてほしいとの声が目立つ結果に。
また、政治への参加意欲や興味関心の高さが伺えたのも注目ポイントでした。