最近の“Z世代の選挙事情”とは?

週末の4月9日(日)に、2023年度の「統一地方選挙」が行われますが、今Z世代はどのように選挙と向き合っているのでしょうか?
今回は最近の“Z世代の選挙事情”にフォーカスし、MERYユーザーの選挙の参加頻度や、選挙マッチングや選挙割といった今注目の“選挙関連コンテンツ・サービス”についてもご紹介します。
※2023年3月に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代15人の調査結果に基づく
選挙の参加頻度はどのくらい?
「比較的毎回参加する」が半数以上!

MERYユーザー向けに行ったアンケートでは、選挙への参加頻度や選挙割について質問。
まず、「選挙の参加頻度はどのくらいですか?」という問いかけには、半数を超える53.3%の人が「比較的毎回参加する」と答えました。
若い世代の投票率は低いというイメージを持ちがちですが、全く「参加しない」と答えた人は20%に留まり、Z世代の多数派が毎回とは限らずとも選挙に参加をしているという結果に。
若い世代の投票率UPのカギに?「投票マッチング」
参加しないと回答した人の中には、「選挙に興味はあってもどの政党に投票すればいいかわからない…」と感じているパターンも少なくないかもしれません。
そのようなシーンで役立つ存在となりそうなのが「投票マッチング」というオンラインサービスです。
投票マッチングとは、政策に関する20の質問に対して、「賛成」から「反対」までの5つの選択肢から答えを選ぶことで、自分の意見に近い政党をマッチングできるというもの。
過去の国政選挙や地方選挙での実施時には、Z世代利用者も多い「Twitter」でトレンド入りするほど、その手軽さが話題を集めました。
また、衆院選では利用者数が約350万人にのぼったのだそうで、今後の選挙においても注目を集めそうな予感です。
そして現在は、同サービスを統一地方選挙向けにアップデートをし、全ての国政政党10政党を対象とした「統一地方選挙2023投票マッチング」が提供されています。
今後こういった選挙へのハードルを下げてくれるようなサービスが増えることで、若い世代の投票率もさらに上がっていくかもしれません。
お得な選挙割は活用している?
「知ってるけど使ったことない」が約7割

ここ最近は、若い世代の選挙の投票率・政治への関心などを高めるべく生まれた「選挙割」を実施している企業をよく目にするように。
選挙割は、投票済証明書や投票後に撮った写真がクーポンの代わりとなるというイベントで、選挙割に参加している専門店・飲食店にてお得なサービスを受けることができます。
今回、Z世代のMERYユーザーに「選挙割について使ったことはありますか?」と質問してみたところ、「知ってるけど使ったことない」という人が66.7%と過半数に。
選挙割自体の認知度はそこそこあるものの、実際に利用するまでには至っていないというのが現状なようです。
さまざまな選挙割が実施されています
人気のサ活を楽しめる『おふろcafe』では、入館料などが割引に
近年は「サ活」という言葉が流行るなど、若い女性を中心にサウナ人気が高まっていますが、そんなサ活を楽しめるスポット『おふろcafe』でも選挙割を実施!
おふろcafeをはじめとした温浴・宿泊施設を運営する『株式会社旅する温泉道場』では、4月9日(日)〜 4月16日(日)の期間中、対象店舗にて入館料の割引などの特典を受けられます。
街中でよく見かけるお店でも選挙割が使える!
そのほか、チェーン系飲食店、家電量販店の『ノジマ』、複合エンターテインメント空間の『ラウンドワン』といった、街中で見かけるおなじみのお店でも選挙割が導入されています。
バラエティ豊かな焼肉メニューを低価格で取り揃える『焼肉の和民』では、4月9日(日)~4月30日(日)の期間、地方統一選挙に投票した学生を対象に大人気メニュー「ワタミカルビ」 税込429円を1皿サービス。
5月7日(日)までとゴールデンウィーク中も選挙割を実施するノジマは、合計税込1,000円以上のお買い物金額が550円引きになるサービスを提供。
学生の団体利用も多いラウンドワンでは、4月9日(日)~4月27日(木)の期間中、ボウリング投げ放題・カラオケフリータイムなどが同伴者3名まで300円引きに。
春のおでかけや新生活準備の買い物などをお得に楽しめる、学生にもうれしいサービスが目白押しです。
選挙を、もっとZ世代の身近な存在へ
選挙に比較的毎回参加する人が“全体の半数超え”というアンケート結果から、Z世代の多数派が政治や選挙に関心を持っていることがわかりました。
今後、さらにZ世代の投票率を上げるためには、投票マッチングや選挙割といった、彼らが選挙をより身近に感じられるようなコンテンツ・サービスをうまく活用していくことが重要になってきそうです。