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社会人になって3ヶ月以上が経過!新卒社員の「リアルな声」を実際にインタビュー【MERY voice】

2025年4月に社会人になった新卒社員も、すでに3ヶ月以上が経過してすっかり社会人生活に慣れてきた今、実際に新社会人の3名にインタビューを実施しました!新社会人のリアルな声をお届け。

更新 2025.08.06 公開日 2025.08.08
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新社会人になって早3ヶ月以上が経過

4月に社会人になった新卒社員も、すでに3ヶ月以上が経過してすっかり社会人生活に慣れてきたころ。

MERYではこれまで新卒社員にフォーカスしたアンケート調査をいくつか行ってきましたが、実際にどのような思いを今感じているのか「リアルな声」が気になるという方も多いですよね。

【インタビュー実施概要】
・参加者:インタビュアー/MERY編集部1名、インタビュー/2025年4月に新卒社員となった3名
・実施日:2025年6月下旬
・実施場所:オンライン

この春社会人になった3名にMERY編集部がインタビューを実施

そこで今回、この春新社会人になった3名にMERY編集部がインタビューを実施しました!

参加してくださった3名は、Aさん:金融系、Bさん:公務員、Cさん:IT系と業界もばらばら。
インタビューをしていくなかで、3名の赤裸々な気持ちが見えてきました!

Z世代を代表する3名の新卒社員の気持ちをひも解いていきましょう。

Q. 新卒3ヶ月が経過して今の心境は?

ごはんを食べる様子

まず最初に質問したのは「新卒3ヶ月が経過しての今の心境」。
すっかり社会人としての生活に慣れてきたころですが、つい3月までは学生だった3人。
そんな3人のリアルな声はこのような感じでした。
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Aさん:学生のころはバイトもリモートワークが多く、週5で朝から夕方まで仕事する習慣がなかったので最初は不安でしたが、意外とやってみると問題なく過ごせているので安心しています。

Bさん:大学生と社会人というのはすべて違うものと感じていて、ギャップがあるんじゃないかと思っていましたが、朝もしっかり起きられるし、休日でも習慣で6-7時に起きてしまうようになりました。

Cさん:4-5月がずっと研修で、実際に配属されたのは6月なのでまだ慣れてはいないです。あと、自分が大学のときに専攻していたものとは全く別物で不安がありましたが、周りの人に助けてもらってなんとかやっています。意外となんとかなる感じです。
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3人とも社会人になって朝の起床や仕事内容に不安を抱えていましたが、実際始まってみると「意外となんとかなる」ということを共通して話していました!

Q. 新卒3ヶ月が経過して今の悩みは?

最初は不安をもっていたけど、なんとか今はなっている。
そう語った3人ですが、実際に「今の悩み」が何かも聞いてみました。
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Aさん:私は業務で電話対応があるのですが、電話対応が本当に初めての経験で、最初は電話を取るのが怖くて怖くて仕方がなかったです。一息おいてから電話を取ったり、敬語がうまく使えなかったり、言葉に詰まってしまうこともありました。
あと大学のときにレポートなどパソコンでやるべきだったのですが、スマホでメモを取ってそれを貼り付けるということをしていたのでタイピングが早くなく、今不安です。

Bさん:最近、直属の上司が1年間の育休に入られて、私がすべての業務を引き継いでこれからやらないといけないので、去年上司がやってきたことをしっかりやれるのか不安です。
公務員は部署異動が頻繁にあるので、ここで身につけた知識やスキルが次の部署で発揮されないのではないか、という不安ももっています。

Cさん:働き方の部分で、今は残業がないのですが今後業務によっては残業が増えるのではないかと不安に感じています。
業務上障害対応をしないといけないため、休日でも電話が来たら出勤しないといけないという状況もあるので、今後自分がしっかり対応できるのか不安があります。
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3人とも今の業務はなんとかこなしながらも「今後起きそうな事象」に不安を感じていることがわかりました。

窓を開ける様子

他にもこんな悩みの声も。
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Aさん:周りの人がすごく温かくて、電話対応でうまくいくと拍手して褒めてくれるような環境ですごくありがたいのですが、同期との友達の輪を広げにくいことに悩んでいます。
最初の歓迎会の飲み会に行けなかったので、すでに友達の輪ができている感じで入りにくいです。

Bさん:私は今の部署が全員60歳以上で、話のネタが世代が合わなくてわからないというのがあります。同期に関しても、研修で出会った同期は別のエリアの配属になって、同じ年代にあまり会わないです。

Cさん:同期とは研修で2ヶ月間過ごしたのですごく仲良いですし、配属された部署の周りの方々もすごく良い人ばかりです。ただひとつ気になっているのが、配属部署の男女比率で男性が多いところです。
いやだっていうわけではないのですが、特に飲み会とかではやっぱり心理的に気になるところではあります。
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Z世代は今の悩みというより「先を見据えた行動」を気にしている世代なのかもしれません。

Q. 社会人になってからのイメージの違いは?

新卒3ヶ月目の心境や悩みを聞いたところで、改めて「学生と社会人のイメージの違い」も探ってみました。
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Aさん:私はXとかTikTokを社会人になる前からよく見ていたのですが、おすすめが新社会人の人たちのコンテンツばかり出てきて、「辛い」とか「やめたい」とか「しんどい」とかいっぱい出てきたのですごく不安だったんですけど、逆に不安になりすぎて実際になってみるとそんなでもないなと安心しています。

Bさん:公務員なのでかなりお堅いかなと思っていて、服装もスーツだと思っていたのですが、ポロシャツも着られますし、上司も育休で1年お休みが取れるので、そういう手当ての厚さを社会人になる前より強く感じました。

Cさん:2つあって、ひとつが入社した理由がリモートワークをしたいだったのですが結局あまりできていないというところと、もうひとつが税金が高すぎてびっくりしたところです。
リモートワークは部署によってできるところとできないところがあって、私の部署は周りの人もあまりやらないのでリモートワークしづらくて。
税金に関しては、額面で見ると結構高いのに、手取りで見ると学生のときとあまり変わらないなと思って、選挙行かないとなと思いました。
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AさんやBさんのように、入社前に抱いていた不安が意外とそうでもないことにホッとしていたり、Cさんのように期待していたこととは違ってガッカリしてしまったり、良い面でも悪い面でもイメージにギャップがあるということがわかりました。

Q. 初給料の使い道は?

4月に業務をスタートし、すでに初任給をもらった3人。
その使い道について質問してみました。
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Aさん:私は初任給が出たとき、両親に3人で6万円くらいの銀座のお寿司をご馳走しました。
大学生のとき全然バイトをしてなかったので、社会人になってお給料をもらえたらきちんとご馳走しようと思っていました。

Bさん:私も一緒で、両親に回らないお寿司をご馳走しました。両親は喜びすぎて、お酒飲みすぎという感じでした。
あと、去年11月に車を買ったのですがそのローンの返済に回しました。

Cさん:私はふたりと違って現実的なところになっちゃうのですが、3月に一人暮らしを始めてそのときの初期費用などのお金を3桁万円くらい両親に払ってもらっていたので、まずはその返済をしました。
そのお金をすべて返し終わってから、両親にご馳走したいと思っています。
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2025年5月に「初任給」に関するアンケート調査を行いましたが、そこでも初任給の使い道として「両親にご馳走/プレゼント」が2位にあがっていました。
また、両親にご馳走だけでなく、引っ越し費用の返済と答えたCさんに関しても、責任感のある行動がうかがえました。

Q. 今後の社会人としての目標は?

最後に3人に今後の社会人としての目標も聞いてみました!
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Aさん:私のOJTの教育係が2年目の人なのですが、2年目とは思えないくらいの余裕をもっていて、私にいやな顔ひとつせず教えてくれる姿を見てこんな社会人になりたいなと思いました。
私は焦りやすい性格なので、どんな電話が来ても焦らず柔軟に対応したいです。

Bさん:私は抜けた上司の穴をしっかり埋めていくというのと、予算などを担当していて、予算はみなさんからいただいた税金を扱っているので、公金の大切さをしっかり理解してやっていきたいです。

Cさん:私はせっかくITの会社に入ったので、いろんな知識をつけて資格を取りたいなと思います。
資格をもっていると今の仕事だけでなくて、どこに行っても役立つかなと思っているので、今のうちにやっておきたいです。
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周りの上司をお手本にしてしっかりとした社会人になりたいという声や、資格を取って将来の自分のスキルにしたいという堅実さを感じる回答になりました。

A:新社会人は芯をしっかりもったZ世代だった

会話をする女子2人

今回のインタビューを通して、3人ともしっかりと自分の軸をもち、信念をもって社会人をやっていることがわかりました。

異なる業界にいる3人でしたが、共通して見えたのは、
キラキラと輝くフレッシュな社会人であると同時に、しっかりと現実にも向き合う「芯をしっかりもったZ世代」という点。

今回インタビューにご協力いただいた3名のみなさん、本当にありがとうございました♡

また次回のインタビューもお楽しみに。

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