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AIに対するZ世代の本音を調査!自分らしくなれたアドバイスや使いこなしている人の特徴とは?

Z世代を対象とした『AIに関するMERYアンケート』の調査結果をご紹介!AIとの関係性や、自分らしくさせてくれたアドバイス&アウトプットなどを伺ってみました。実際に寄せられた定性コメントとともに、AIに対するZ世代の本音を探ります。

更新 2025.07.30 公開日 2025.07.31
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Z世代の生成AIの利用率は約5割!

女性の横顔

2025年7月に、Z世代を対象とした『AIに関するMERYアンケート』を実施しました。

「利用したことがある生成AIツール」を伺った質問では、約5割が何らかのツールを使ったことがあると回答。
また、生成AIを使ったことがあるZ世代のうち、約6割が週1回以上の頻度でAIを活用していることが分かりました。

AIはZ世代の間で、“日常的なツール”として定着しつつあるようです。

今回は、同アンケートのプレスリリース内では紹介しきれなかった質問や定性コメントをご紹介しながら、調査結果を深掘りしていきたいと思います。

※2025年7月に実施した「Z世代のAIに関するアンケート」Z世代男女300人の調査結果に基づく

Q:AIとの関係、どう呼ぶとしっくりくる?

AIに関する調査

仕事や勉強に関する質問からプライベートな悩みまで、幅広い相談に寄り添ってくれるAI。
そんなAIは、Z世代にとってどんな存在なのでしょうか?

「あなたはAIとの関係をどう呼ぶとしっくりきますか?」と伺ってみたところ、「ツール」と答えた人が最も多かったです。
その他TOP3には、「相談相手」「相棒」「友達」といったワードが並ぶ結果に。

「よく使う生成AIツール」を伺った質問で、テキスト系のツールがランキング上位を占めていた結果も踏まえると、人間とやり取りするような感覚でAIを利用しているZ世代はけっこう多いのかもしれません。

Q:最も“自分っぽく”させてくれたアドバイスやアウトプットは?

続いて、AIが「最も“自分っぽく”させてくれたアドバイスやアウトプット」について質問。

「モヤモヤしたことを相談したときに、でもそういうところが好きと、肯定してくれたこと」
「自分の性格を分析してどうすればいいかの提案をしてくれた」
「旅行のプランを自分の趣味に合わせて考えてくれたとき」
といった回答が寄せられました。

上記のように、自分の存在や意見を肯定してくれるアドバイス、性格や趣味趣向を把握したうえでのアウトプットなど、ユーザー1人1人に寄り添った答えを導き出してくれるのもAIの大きな魅力。

AIを活用する中で、自分らしさを再確認したZ世代も少なくないのでは?

Q:AIと上手につきあっている人の特徴は?

さらに、「AIと上手につきあっていると思う人」を具体的に伺ったところ、以下のような回答が寄せられました。

「頼りすぎず、頼らな過ぎず。全てを聞くのではなく、ヒントを聞く人」
「情報を判断できる人。AIを正しい方へ導ける質問力がないとダメだと思う」
「文章の要約をAIにしてもらい、時間を短縮している」
「自分のアイデアとAIの技術や情報処理能力を融合させて新しいものを生み出している人」

AIをうまく使いこなすうえでは、
・主体性があり、AIに依存しすぎない
・デジタルリテラシーが高い
・簡単なタスクを任せながら、創造的に活用する
といった点が大切だと考えているZ世代が多いようです。

良き理解者だけど、依存しすぎないのが大切

Z世代にとってAIは、便利なツールとして親しまれつつも、時には自分のことを肯定し、性格から趣味まで把握してくれている“良き理解者”としても捉えられている印象を受けました。

その一方で、AIと上手につきあうためには、依存しすぎないことが大切だという冷静な意見も。
また、デジタルリテラシーの高さを重要視する声が目立った点には、デジタルネイティブなZ世代らしさが伺えました。

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