Z世代が取りたい資格って?
資格といえば進学や仕事で役に立つイメージが強いですが、最近は世界遺産検定や野菜ソムリエなど趣味につながるようなマニアックな資格も増えてきています。
では、Z世代の場合はどんな資格に興味を持っているのでしょうか?
今回は、資格にまつわるMERYユーザーアンケートの調査結果を発表していきます!
※2023年11月に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代75人の調査結果に基づく
資格を取得したいと思っているZ世代の割合は?
新たに資格を取得したいかどうかを伺った質問では、Z世代の6割以上が「思っている」と答えました。
近年は、資格の知識を基にSNSで人気を得たり、イメージコンサルティングに関わる資格を持つ人が個人サロンを開業したりなど、資格を武器に活躍できる場も増えています。
現実世界でもネット上でも自分の強みをアピールできる手段として、Z世代も何かしらの資格を持っておきたいと考えているのかもしれません。
Z世代が興味のある資格ランキングTOP3
続いて、資格を取得したいと思っている人に対し、どんな資格に興味があるかを質問。
集まった回答をまとめたランキング結果は、以下のようになりました。
第1位:秘書検定
第2位:色彩検定
第3位:英検・日本化粧品検定・FP技能検定
では、それぞれを詳しく深掘りしていきます!
第1位:秘書検定
第1位は、社会に出て働くうえで備えておきたい基本的な常識を学べる「秘書検定」。
秘書検定は、表情・振る舞い・言葉遣いなど人柄を表す要素において、どのようにすれば良い印象を与えられるのかを記試験問題と面接試験を通して提唱しています。
どんな仕事にも役立つというコストパフォーマンスの高い点が、Z世代には魅力的なのかもしれません。
第2位:色彩検定
第2位は、色にまつわる幅広い知識や技能を問われる「色彩検定」。
色の基礎・配色技法・専門分野における利用などを学ぶことで、経験や感性によらない理論の土台を身につけられます。
最近のパーソナルカラーブームなどの影響で、色について興味を持つZ世代が増えているのではないでしょうか?
第3位:英検・日本化粧品検定・FP技能検定
英検
第3位には、「英検」と「日本化粧品検定」と「FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定」が同率でランクイン。
国内最大級の英語検定試験である英検は、実際に英語を使用する場面を想定しているのがポイントで、日常会話や教養を深められる社会的な題材などが出題されます。
年々とグローバル化していく現代社会の中で、若い頃から英語に触れる機会が多かったZ世代。
それがゆえに、英語力を身につけられる資格への興味が大きいのでしょう。
日本化粧品検定
日本化粧品検定(コスメ検定)は、化粧品・美容に関する知識の普及と向上を目的とした試験。
化粧品の中身や効能効果、メイクの仕方について正しく知識を得ることで、スキンケアやメイクの悩みを解決するのに役立ちます。
化粧品・美容業界への就職や転職はもちろん、美容系インフルエンサーやコスメライターといった今どきな職業を目指す人も持っておいて損はない資格。
自分らしさを大切にするZ世代にとって、好きを仕事にできる資格は注目度が高そうです。
FP技能検定
国家資格である「FP技能士」を取得できるFP技能検定は、保険・税金・年金などにまつわる幅広い知識や技能が求められる試験です。
FPを一言で表すとお金の専門家で、個々の資産に応じた貯蓄や投資などのライフプランの設計を行えるようになります。
近年は、非課税で資産運用を始められる「つみたてNISA」が話題になるなど、投資がどんどん身近な存在に。
そんな世の中の流れを見て、Z世代もお金の勉強をしておきたいと考えているのではないでしょうか?
自分らしく生きるために資格を取る
一定数のZ世代が何かしらの資格を取得したいと考えており、興味がある資格に関してはビジネス系や語学系、趣味にまつわるものなど人によってさまざまでした。
資格を活用して、憧れの職業に就いたり、好きなことの知識をより深めたりと、Z世代にとって資格は“自分らしく生きるために必要な存在”なのかもしれません。