デジタルスキルについてのアレコレを深掘り
Z世代と一緒に働く上で、どのようなデジタルスキルを身につけているのか、デジタルスキルについてどう思っているのか気になるという人も少なくないハズ。
そこで今回は、Z世代を対象とするシンクタンク組織『Z総研』がZ世代153名を対象に行った「デジタルスキルに関する意識調査」の結果を紹介。
これまでにやったことのあるデジタルスキルや、そのスキルを将来仕事で活かしたいかなどについて詳しく見ていきます。
Q1:この中でこれまでにやったことのあるものを教えてください
最初に紹介するのは、これまでにやったことのあるデジタルスキルについて。
1番多かったのは「画像加工・編集(87.3%)」で、約9割が回答しました。
次に多かった「動画編集(81.0%)」も約8割いることが判明。
SNSをやることが当たり前となっているZ世代にとって、画像&動画の編集は日常的に行われていると考えられます。
Q2:上記で答えたスキルを将来仕事で活かしたいと思いますか?
先程の回答で答えたスキルを、将来仕事で活かしたいと思っている人はどのくらいいるのか見ていきます。
約4割が「思う(41.1%)」と答え、次に多かった「とても思う(24.7%)」が約2割いるという結果に。
このことから、約6割のZ世代は、今までにやったことのあるスキルを仕事で活かしたいと思っていることがわかりました。
Q3:これからの時代、働く上で「デジタルスキル」は必要になると思いますか?
これからの時代、働く上で「デジタルスキル」は必要になると思うかについての結果はこちら。
「とても思う(75.9%)」が約8割で、一番多くいました。
「思う(19.6%)」と回答した人が次に多かったことから、95%のZ世代が働く上でデジタルスキルが必要になると思っていることが判明しました。
Q4:理想の働き方を教えてください
理想の働き方を教えてもらったところ、約6割が「プライベートも重視しながらやりがいを持って働きたい(57.0%)」と回答。
具体的には下記のような意見が。
「プライベートも大切にしたいし、やりがいをもって仕事ができれば充実した生活が送れると思うから(17歳/高校2年生)」
「もちろんプライベート充実が第1優先だが、仕事に対しても何かやりがいや目的がないと継続できない(16歳/高1年生)」
次いで「フリーランスで自分のペースで働きたい(12.0%)」「理想の働き方について特に考えたことはない(8.9%)」と続き、上位3つを占めました。
デジタルスキルについて将来を見据えて考えている
幼い頃からスマホやPCが当たり前にある環境で過ごしてきたZ世代にとって、画像加工・編集と動画編集はそこまで難易度が高いものではないことが読み取れます。
また、とても多くのZ世代が働く上でデジタルスキルが必要になると思っていることが明らかに。
約6割が自分の身につけているデジタルスキルを仕事で活かそうと考えていることからも、デジタルスキルについて将来をしっかり見据えた考え方を持っていることがわかりました。
【調査概要】
「デジタルスキルに関する意識調査」
調査期間:2023年9月8日~2023年9月10日
調査対象:全国の17歳~25歳男女 153名(17歳以下72名、18〜22歳70名、23〜25歳11名)
調査方法:インターネット調査
調査主体:Z総研(株式会社N.D.Promotion)