どんな街での暮らしに憧れる?
入学や就職などに伴って、この春から新たな街に移り住んで新生活をスタートしたというZ世代は少なくないはず。
引っ越し先を考えるとき、物件はもちろんのこと、どの街で暮らすのかも重要なポイントになってきますよね。
では、Z世代が魅力的に感じる街にはどんな要素があるのでしょうか?
今回は、“一度は住んでみたい街”をテーマにしたMERYユーザーアンケートの結果を詳しくご紹介します。
※2024年3月に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代67人の調査結果に基づく
Z世代が思う、一度は住んでみたい街TOP3
“あなたが思う、一度は住んでみたい街はどこですか?”と質問したところ、Z世代ユーザーに特に人気だった街TOP3は以下の結果になりました。
第1位:横浜
第2位:吉祥寺・下北沢
第3位:京都
それぞれの街をピックアップしながら、選ばれた理由や寄せられたコメントをご紹介していきます!
第3位:京都(4票)
まず、第3位にランクインしたのは観光地としても大人気の「京都」でした。
選んだ理由には、
「古い街並みの独特の雰囲気が好きだから(17歳・女性)」
「歴史ある風情のある街並みだから(27歳・女性)」
など、歴史を感じられる街並みに惹かれるとの声が目立ちました。
Z世代の間では、ものづくりやアート体験が人気ですが、
「陶芸を学びたいから(22歳・女性)」
とのコメントも!
昔ながらの風景や文化が楽しめる京都は、レトロ好きなZ世代にはたまらない場所なのでしょう。
第2位:吉祥寺・下北沢(5票)
吉祥寺
続いて、第2位には「吉祥寺」と「下北沢」が同率でランクイン!
吉祥寺といえば、首都圏や東京の住みたい街ランキングなどでよく上位に入っているイメージですが、Z世代人気もかなり高いよう。
選んだ理由を見てみると、
「都心からアクセスも良く駅も栄えている(23歳・女性)」
「お店が充実していて住みやすそうだから。治安が良さそうなので、女ひとりでも安心できそうだから(21歳・女性)」
など、都心へのアクセスの良さ・治安の良さ・商業施設や飲食店の充実度に言及する人が多かったです。
下北沢
吉祥寺と同じく、東京に位置する下北沢は、古着屋やライブハウスなどが多く点在するサブカルチャーな街です。
寄せられたコメントでは、
「古着に囲まれたい(26歳・女性)」
「古着屋巡りができる、おしゃれなカフェが多い、小劇場やライブハウスに通える、都心にも行きやすい(25歳・女性)」
など、自分の好きなことに触れられたり、趣味を楽しめたりする点を理由に挙げる人が多数でした。
好きなものに囲まれて暮らせる下北沢は、Z世代にとって自分らしく生きやすい街なのかもしれません。
第1位:横浜(8票)
栄えある第1位に輝いたのは、港町として知られ、ショッピングやグルメ、デートスポットも豊富な街「横浜」でした!
住みたい理由としては、
「おしゃれでデートスポットが多いから(21歳・女性) 」
「東京も近いし、ブランド等全てが揃っているから(24歳・女性)」
といった声が挙げられ、横浜にはZ世代好みのおでかけスポットやお店が充実していることが伺えました。
また、
「都会的でありながらも、自然が豊かで綺麗な街だから(17歳・女性)」
「旅行で行って海が綺麗で楽しかった思い出があるから(19歳・女性)」
など、自然や海が身近にあることを理由に挙げる人も少なくなかったです。
Z世代が住みたい街の条件は?
お次は、Z世代ユーザーから住みたい街の条件として多く挙がった意見や気になった回答をピックアップ!
どんなお店や施設があるとうれしいのかなど、Z世代の生の声にぜひ注目してみてください。
カフェが充実している
・表参道
「カフェが多く、また店舗の入れ替わりが早いので素敵なカフェや好みのコーヒー紅茶に出会えそうだから(28歳・女性)」
・代官山
「オシャレなカフェが多かったり、好きな服のブランドのポップアップがよく開催されていたりと、親近感があってイメージの良い街だから(26歳・女性)」
・鎌倉
「カフェはたくさんあるのに東京みたいにガヤガヤしていなくて落ち着いていて自然もあるから(24歳・女性)」
今回のアンケートでは、カフェが充実しているかどうかを重視している人がとても多かったです!
また、最近は“カフェ推し活”などもZ世代の間でトレンドに。
彼らの生活において、カフェは欠かせない存在になっているみたいです。
都心へアクセスしやすい
・吉祥寺
「通っている高校が近くて便利。都心にも出やすく、多くの店が集まっているから(16歳・女性)」
・世田谷線沿い
「世田谷線沿いは閑静で都内中心部へのアクセスが良いから(26歳・女性)」
流行に敏感なZ世代にとって、最新のグルメやファッションなどが集う都心へのアクセスのしやすさは、重要なポイントになってくるのでしょう。
美術館がある
・仙石原
「自然が多くて好きな美術館があるから(23歳・女性) 」
・ニューヨーク
「美術館とグルメがたくさんあるから(25歳・女性)」
Z世代の中にはアート好きな人が多いイメージですが、美術館がある街に住みたいとの声もちらほら寄せられました。
自然に触れられる
・長野
「自然いっぱいで景色が綺麗だから(28歳・女性)」
・淡路島
「瀬戸内海の穏やかな雰囲気にあこがれていて、毎日穏やかな海を眺めながら暮らしていたら心豊かに暮らせそうだから(27歳・女性)」
自然に囲まれた場所で暮らしたいとの声もいくつか挙がっていました。
Z世代はスマホの中の世界に縛られがちだからこそ、現実世界では壮大な自然の風景が恋しくなるのかもしれません。
都内or都心から近い&好きなものが身近にある街が理想
Z世代ユーザーの一度は住んでみたい街を調査した結果、都内の街や都心へアクセスしやすい場所を挙げる人が多かったです。
また、住みたいと思う街の条件としては、カフェ巡りや古着屋巡りができる、美術館が身近にあるなど、好きなことや趣味に関連したものが目立ちました。
最新のトレンドに触れやすい都内or都心に近い街や、好きなものに囲まれた街での暮らしに、Z世代は憧れているみたいです。