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6割以上がタイパ・スぺパを意識している!Z世代の引越しに関する調査

春は引越しシーズンということで、1人暮らしのZ世代を対象にした“引越しに関する調査”(収納サブスク「サマリーポケット」調べ)の結果をご紹介!荷解きにかける時間、引越し前後で利用したサービスなど、Z世代の引越し事情を深掘りします。

更新 2024.07.05 公開日 2024.04.10
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Z世代の引越し事情とは?

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入学や就職、転職などのタイミングに合わせ、春の季節に引越しをする人は多いはず。

Z世代は引越しをする際、どんなことを意識したり、どのように情報収集を行ったりしているのでしょうか?

収納サブスク『サマリーポケット』が、直近3年以内に引越しをした単身者のZ世代を対象に行った“引越しに関する調査”の結果を詳しくご紹介します。

Q:タイパやスペパを意識する?

Z世代は、時間対効果を意味するタイムパフォーマンス(タイパ)を日常生活で重視している人が多いです。

実際、“引越しにおいてのタイパを意識するかどうか”を伺った質問では7割近くが「意識する」と回答。

また、空間対効果・空間を有効活用する暮らし方を指すスペースパフォーマンス(スペパ)を、新居で「意識する」と答えた人も約6割と一定数いました。

スぺパは最近目にすることが増えたワードですが、すでにZ世代の間では認知度が高まっているようです。

Q:荷解きにはどのくらい時間をかけた?

荷解きにはどの程度の時間を要しましたか?

また、“荷解きにどのくらい時間を要したか”についても質問しています。

最も多かったのは34.5%の「4~7日」で、引越しから1週間以内に荷解きを完了させている人は約8割を占める結果に。

日頃から時間効率を意識して過ごしているZ世代は、1人暮らしの場合でも、なるべく時間をかけずに引越しを完了させようという思いが強いのかもしれません。

Q:親や友人の助言を参考にした?

続いて、“荷造りや新居の間取りを検討する際に、親や友人の助言を参考にしましたか?”という問いには、約6割のZ世代が「参考にした」と回答。

一方、非Z世代の場合は「参考にしていない」が約7割と結果が逆転する形に。

Z世代の間では、コスメやファッションアイテムを購入を検討する際、まずSNSやWebサイトの口コミ・レビューを確認するというのが当たり前になってきています。
そのため、引越しにおいても周りの人の助言を求める人が多いのかもしれません。

Q:情報収集で使用した媒体・SNSは?

では、Z世代は引越しに関する情報をどのように集めているのでしょうか?

“引越し情報を集めるのに使用した媒体”を伺った質問では、約7割が「SNS」を使用したと回答。
実際に活用したSNSとしては、1位が「Instagram」、2位が「YouTube」、3位が「X(旧Twitter)」という結果に。

4位に「TikTok」がランクインしている点を踏まえると、画像・動画系のコンテンツが充実したSNSが特に支持を集めていると考えられそうです。

Q:引越し時に利用したSNSは?

さらに、“引越し時に利用したSNS”をZ世代と非Z世代に質問しています。

両者ともに人気だった「YouTube」は、ほぼ世代差なく10人に1人が使用していることが判明。

また、Z世代の間で最も支持を集めた「Instagram」は、非Z世代と比べて10%以上数値が高かったです。
非Z世代の間では、Instagramよりも「X(旧Twitter)」の人気が高く、Z世代は画像または動画ベース、非Z世代は動画または文字ベースのSNSを活用する人が多いと言えそうです。

Q:引越し前後で利用したサービスは?

“引越し前後で使用したことのあるサービス”については、約3割が回答した「フリマアプリ」が1位に。
続く2位には「買取サービス」、3位には「荷物の保管サービス(トランクルーム含む)」が並びました。

ランキング全体を見ると、フリマアプリや買取サービスを活用して不用品をお金に換えたり、保管サービスや家具・家電レンタルサービスなどを利用しスぺパを意識したりしている様子が伺えます。

とにかく無駄がない引越しというのがZ世代の理想なのかもしれません。

Q:引越しコストを減らすために工夫したことは?

今回の調査では、Z世代の8割が引越しコストを減らすためにさまざまな工夫をしていることが判明したのだそう。

“引越しコストを減らすために試したこと”を具体的に聞いた質問では、約半数が「自分で荷造り・荷解きをした」と回答。
ほかには、「引越し前に荷物を減らした」「引越し時期を、希望日からずらした」なども挙がっていました。

引越し費用節約のためなら、時間や手間をかけたり、引越し時期をずらしたりすることもいとわないZ世代は少なくないようです。

+α|Z世代が引越し時に見つけたエモいモノ

さらに、Z世代が“引越し時に見つけたエモいモノ”についても調査していました。

「高校のときの友達との何気ないやりとりをしたメモ帳が出てきた」
「中学校の卒業アルバムを見つけて、昔好きだった人を思い出した」
など、学生時代にまつわる回答が多く寄せられたようです。

また、
「本棚に飾ってあった状態の漫画を荷造りする際、詰めなくてはいけないのに、ふと何時間も読んでしまった」
「学生時代のアルバム、色紙、手紙を見つけて読んでしまい、荷造りが進まなかった」
といったように、引越し作業を忘れるぐらいエモいアイテムに夢中になってしまったとの声も!

SNSを活用し、タイパ&スぺパを意識した引越しをしている

Z世代は引越しをする際、約7割がSNSで情報収集をしていて、特にInstagramやYouTubeなど画像・動画ベースのSNSを活用する傾向が見られました。

また、引越しにおけるタイパや、新居のスぺパを意識して引越しをしたとの声も多かったのが印象的でした。

今どきらしくSNSを活用しながら、時間&空間効率を意識した引越しが、Z世代の間では主流になっているのかもしれません。

【調査概要】
『引越しに関するアンケート調査』
調査期間:2023年12月
調査対象:18〜29歳の男女、直近3年以内に引越しをしている単身者、合計200人
対象者居住地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査主体:サマリーポケット

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