MERYEDITORS Z世代の一人暮らし事情や理想のお部屋とは？
10代〜20代半ばのZ世代の一人暮らし願望はどのくらいあるのだろうか。
また、どのようなインテリアに興味を持っているのだろうか。
そのような様々な謎を紐解くため、「Z総研」が行った“一人暮らし”に関する意識調査と株式会社CHINTAIの「Woman.Store」を利用しているユーザーを対象にした“目指すお部屋のイメージ”アンケートの結果をご紹介していきます。
これさえ読めば、最近のZ世代の一人暮らし事情＆理想のインテリアが明らかに。
Q:一人暮らしをしてみたいと思いますか？
まず最初に「一人暮らしをしてみたいと思いますか？」という質問に対し、「してみたい」と回答した方が80.4%で最も多くいました。
このことから、多くのZ世代が一人暮らしをしてみたいと思っていることが明らかに。
アンケートの回答では「大学を卒業して働き始めて1〜2年目くらいで余裕が出てきたら自分のお金で一人暮らしをしたいなと考えている」（18歳/高校3年生）や「高校卒業してすぐするのが理想」（16歳/高校1年生）など、高校卒業〜20代前半のタイミングで一人暮らししたいと考えている人が多いようです。
Q:物件を探す際に、重視したい条件を3つ選んでください
「物件を探す際に、重視したい条件を3つ選んでください」という質問。
1位は「家賃（82.4%）」と回答した方が最も多く、続いて「最寄り駅からの距離（32.6%）」、「間取り（28.6%）」という結果に。
家賃を重視すると多く回答したのは、学生だとアルバイトなどの収入だったり、社会人でもまだまだお給料が高くないことが要因だと考えられます。
アンケートの回答を見てみると「重視する点はバストイレ別が一番で、次に家賃と通勤時間。駅まで徒歩5分程度で職場まで30分くらいで着くくらいが理想」（18歳/高校3年生）や、「内装がきれいだったら築年数は全然気にならないので、そのエリアの相場平均よりちょっと安い物件がいい。お得な家賃のお部屋探しアプリがあれば使ってみたい」（16歳/高校1年生）などの意見がありました。
Q:一人暮らしの理想のインテリアテイストを教えてください
「一人暮らしの理想のインテリアテイストを教えてください」と聞いてみたところ、「シンプル（36.7%）」が最も多く、次いで「韓国風（26.9%）」が多い結果となりました。
アンケートには「ホワイト基調のふわふわした女の子みたいな部屋が理想。YouTubeでインフルエンサーのお部屋紹介動画を見るのも好きで、実際に同じインテリアを購入した」（18歳/高校3年生）、「木の素材が好きでウッド調でシンプルなお洒落カフェのようなお部屋にしたい。自分好みにDIYするのも興味がある」（16歳/高校1年生）という意見も。
こちらのWoman.Storeの「あなたが目指すお部屋のイメージを教えてください」というアンケート結果では、「明るい木目調を生かしたナチュラルなお部屋（45%）」という回答が最も多く、次いで多かったのが、「家具類を白で統一したホワイトインテリアのお部屋（31%）」でした。
2つアンケ―ト結果から淡い色やホワイト基調の内装がベースの「ナチュラルウッド」、「韓国風」のシンプルで落ち着いた色合いのインテリアコーディネートがトレンドであることが明らかに。
ナチュラルウッドのインテリアとは？
こちらは「ナチュラルウッド」のインテリアです。
ナチュラルウッドのお部屋の特徴は、ウッド調の家具を揃えてお部屋全体を淡いトーンにすること。
ラタンチェアとキャビネットをウッドのもの、ラグはベージュで淡いトーンに。
シンプルな丸テーブルを置いた、トレンド淡色×カフェテーブルスタイルです。
韓国風インテリアとは？
こちらは、「韓国風」インテリアです。
韓国風インテリアは、くすみのある白やアイボリーで統一されて、ナチュラルテイストなのが特徴。
ダイヤモンド柄のステッチが可愛いフロアチェアやキルティングラグ、ローテーブルなど、お部屋の中で占める面積の広いアイテムはとにかく白のワントーンをチョイス。
マッシュルームランプや壁掛けアートといったアイコニックなアイテムも韓国風インテリアに近づける重要なアイテムです。
Q:一人暮らしする際に買いたい憧れのインテリアブランドはありますか？
最後に「一人暮らしする際に買いたい憧れのインテリアブランドはありますか？」と尋ねてみました。
結果、「Francfranc（38.5%）」が最も多く、次に「IKEA（34.9%）」、「無印良品（12.0%）」がTOP3にランクイン。
Francfranc（フランフラン）では、トレンドの韓国風やナチュラルウッドのアイテムが豊富に揃っていることが人気の理由のひとつとして考えられます。
アンケートには「人気のインフルエンサーのルームツアー動画で実際に使っていたりする影響もあって“家具はFrancfrancで揃えたいよね”と友達と話したり、実際に店舗へ行くこともある」（18歳/高校3年生）、「シンプルなお部屋にしたいので大きい家具はIKEAで、それ以外は無印良品で揃えたい」（16歳/高校1年生）とありました。
Z世代は一人暮らしを積極的に考え、ナチュラルウッド＆韓国風のお部屋が理想
今回はZ世代の最近の一人暮らし事情＆理想のインテリアについてご紹介しました。
アンケート結果から
・8割以上が一人暮らしをしてみたいと思っている
・物件探しで一番重視しているのは家賃
・理想のインテリアテイストはナチュラルウッド＆韓国風
・一番の憧れのインテリアブランドはFrancfranc
ということがわかりました。
憧れのインテリアがトレンド感のある「ナチュラルウッド＆韓国風」というキーワードの一方で、「物件探しで最重要視しているのは家賃」という現実的な一面もあわせもっているのが、Z世代の特徴かもしれません。
【調査概要】
『一人暮らしに関する意識調査』
調査対象：全国 17歳以下181名、18〜22歳106名、23歳〜25歳14名、計女性301名
調査期間：2023年3月16日～3月19日
調査方法：インターネット調査
調査主体：Z総研
『目指すお部屋のイメージ』
調査対象：ユーザー3,500人
調査主体：Woman.Store
