空間対効果を意味する注目ワード“スぺパ”とは?

最近、メディアでちらほら見かける“スぺパ”という言葉はご存知でしょうか?
スぺパとは、空間対効果を意味するスペースパフォーマンスの略。
一般的に、家や職場など限られた空間を有効活用する方法・考え方、または空間使用の満足度を示す言葉として用いられています。
そんなスぺパは、費用対効果を意味する“コスパ”や時間対効果を意味する“タイパ”に次ぐ、Z世代のトレンドワードになる可能性も…!
今回は、Z世代に特化したクイックリサーチサービスの『サークルアップ』による、スぺパをテーマにしたZ世代調査の結果を参考に、彼らのスぺパ事情を探りたいと思います。
意味は知ってる?実践してる?Z世代のスぺパ事情を深掘り!
スぺパを知っている人の割合は?
まず、スぺパという言葉を知っているかを聞いてみたところ、「知っているし、意味もわかる」「知っているが、意味はわからない」と答えた人は、合わせて10%に留まりました。
スぺパの意味まで把握している人は2%とごく少数で、Z世代の間ではまだ浸透していないキーワードのようです。
Z世代はすでにスぺパを意識した空間づくりをしている!
続いて、スペパの概念を解説したうえで、スペースパフォーマンスを意識した空間づくりをしているかを質問。
結果、「している」と答えた人は約3割で、Z世代の一部はスぺパを知らずともすでに実践していることが明らかに。
具体的には、
「ベッドの下に収納スペースを作っている」
「壁に付けられる家電を利用している」
といった回答が挙げられていました。
全体の半数が「これからスぺパが流行する」と回答
最後に、スぺパという概念が今後流行すると思うかを問うと、「すると思う」派が全体の半数に上りました。
最近では、隙間空間を活用する収納グッズなど、スぺパに役立ちそうな商品がSNSでたびたび話題に。
今回の調査でも、無意識にスぺパを実践しているZ世代は少なくなかったので、今後コスパやタイパのように認知度が高まっていくかもしれません。
スぺパを意識するZ世代が増えそうな予感!
スぺパの存在や意味を知っているZ世代は少なかったものの、空間を有効活用する部屋づくりをすでに意識していたり、多くの人がこれからスぺパが流行しそうと答えていたりと、スぺパに対しての興味関心の高さが伺える結果に。
コスパにタイパと、日常生活に効率性や満足度の高さを求めがちなZ世代の間では、スぺパを意識することも当たり前になっていくのかもしれません。
【調査概要】
『スぺパに関するZ世代調査』
調査期間:2023年10月12日
調査対象:サークルアップに登録する大学1年〜4年生250人
調査方法:サークルアップ for client のアンケートオファー
調査主体:株式会社RECCOO