Z世代のスマホあるあるが気になる!

連絡を取りたいとき、暇つぶしをしたいとき、ネットで買い物をしたいときなど、実にさまざまな場面で活躍してくれるスマホ。
そんなスマホは、デジタルネイティブなZ世代にも欠かせない存在となっています。
今回は、きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」がZ世代ユーザーを対象に調査した“スマホあるあるTOP10”の結果に注目。
若い頃からスマホに慣れ親しんできたZ世代たちのあるあるとは一体?
大人も思わず共感?Z世代が選ぶスマホあるあるTOP10
第10位:バッテリーが1%から長持ち
長時間スマホを操作していると、あっという間にバッテリー残量がひと桁台になってしまうことも。
そんな場面に出くわしたZ世代たちからは、
「だいたい1〜3%でものすご〜〜く耐えてて面白い」
「1%になった瞬間にめっちゃ踏ん張って20分ぐらいもつ」
など、1%の状態でも意外とバッテリーがもって助かったというコメントが続出。
中には、
「充電めんどいから1%にかけることがよくある」
「まだ行けるっしょ〜的なノリでいつもやっちゃう笑」
といったように、あえて1%のまま使い続けてちょっとしたスリルを味わっている人も。
スマホのバッテリーが1%から長持ちする現象はZ世代の共通認識みたいです。
第9位:充電は常に80%以上ないと不安
スマホは万能すぎるがゆえに、バッテリー切れの不安が常につきまといがち。
「友達と出かける時に写真撮ったりとか色んなことに携帯使うからすぐに充電無くならないか心配」
「今災害が来たらどうしよう!!とか不安になってしまう」
「99%でも充電器さしてしまう」
など、Z世代は日頃からバッテリー残量を気にして生活している人が多いようです。
スマホのバッテリーの残量は、Z世代の精神安定に大きく影響しているのかもしれません。
第8位:寝落ちと共にスマホが顔面ヒット
横になりながらスマホを操作していたら、寝落ちして手元がすべって顔面に直撃ヒット…なんて経験がある人は少なくないのでは?
Z世代にも経験者がけっこういるようで、
「YouTubeとか見ながら、よく寝落ちすることがあってそれで携帯から手を離してしまって顔面に落ちることがよくある」
「眠くても推しのことを見てるとよく顔面にhitする」
といった声が寄せられていました。
ほかには、
「顔面ヒットからの顔面にアザがしょっちゅうある笑」
「こないだ鼻骨折しかけた」
と痛々しいエピソードもちらほら…。
第7位:手元にないと不安
「常にスマホを持っていて、スマホは体の一部のような存在」
「手元にないとソワソワしちゃう」
「スマホ=命のようなもの」
とのコメントのように、スマホが手元にないと不安に駆られるというZ世代も目立ちました。
「LINEや電話で個人情報が入っていたり、緊急事態の時にメールしたり出来ない」
「いつ何が起きるかわかんないから全部携帯に頼ってる」
など、いざという場面の連絡手段を失うことへの心配の声も。
Z世代にとって、スマホは命や体の一部と同じくらい大切な存在で、だからこそ依存的になってしまっている人も多いみたいです。
第6位:最初から入っている不使用のアプリが消せない
iPhoneでいう「Safari」「App Store」「ヘルスケア」など、スマホには買った当初からすでにアプリがインストールされているケースも珍しくありません。
購入後すぐにアプリが使えるのは便利な反面、不要なアプリを消す作業が増えるところや容量が圧迫される点は少しネック。
Z世代からは、
「あっても使わなかったら邪魔になるだけで、使いたいアプリを探そうとする時に数が多く探すの大変」
「使わないと思っても消すのが面倒臭い」
「容量が多くなっていらないアプリを消したくても最初から入ってるアプリだと消せない」
と便利さよりも不便さに言及する声が多く寄せられたようです。
トレンドに合わせて話題のアプリをあれこれ試したいZ世代たちには、不要または削除できないアプリが入っていると、自由度が低く感じられてしまうのでしょう。
第5位:アプリのアップデートがめんどくさい
続いても、アプリ関連のあるあるネタがランクイン。
スマホアプリを利用していると、機能面や不具合の改善、セキュリティ強化のためにアップデートが求められることがしばしば。
そのアップデート時間がZ世代にとってはストレスになっているようで、
「空き時間にゲームをしようと思っていたのにアップデートしないとならないと言われると、ダル…と思ってしまう」
「急いでる時にアプリのアップデートが始まってイラッとたまにする」
「待ってる時間がもったいない…( °_° )」
といったコメントが。
常日頃からタイパを意識しがちなZ世代だからこそ、余計にアップデートを待っている時間がもったいなく感じてしまうのかもしれません。
第4位:電話としてほとんど使っていない
スマホは連絡手段としても活躍してくれるアイテムですが、
「電話を月1くらいでしか使わない」
「LINE(文面)で完結する」
といった声のように、Z世代は電話をあまり使用しない傾向にあるみたいです。
Z世代の場合、メッセンジャーアプリやSNSを活用して連絡を取る人が多く、基本テキストベースでのやり取りになっている点も、電話の使用頻度が低い要因のひとつだと思われます。
また、
「基本的に電話ではなく、YouTubeやTikTokなど使っていて電話の使用時間が少ない」
とのコメントも寄せられ、連絡手段よりもSNSや娯楽を楽しむアイテムとしての役割の方が、彼らにとって重要視されている様子も伺えました。
第3位:タップする瞬間に広告が表示されて押してしまう
スマホを操作しているとき、突然画面上に広告が現れる広告たち。
ついタップしてしまった際には思わずムカッとした気持ちに。
「いつもゲームをやる時などに毎回間違えて押してしまう」
「押そうとした瞬間に画面が少しズレて出てきた広告を押してしまうという現象…。結構イラッとする」
など、デジタルネイティブなZ世代も広告問題に苦悩している様子。
ゲームプレイ中の広告や、動画視聴している際のCMなど、スマホの広告は趣味の時間を邪魔しがち。
だからこそ、スマホで娯楽を楽しむZ世代にはより厄介な存在に感じられてしまうのでしょう。
第2位:iPhoneのケースだけ種類が多い
スマホにはいろいろな種類がありますが、特に日本ではiPhoneの所持率が高いイメージです。
iPhone以外のスマホを愛用しているZ世代には、そのiPhone人気がちょっとした弊害にもなっているようで、
「Androidだって可愛いスマホケースがほしいのに、全然種類がないっ!iPhoneばっかりずるいっ!」
「珍しい機種のケースだからネット通販で買わないと行けないし可愛いのが売ってない」
「Galaxyのケースも100均とかで増やして欲しい」
とスマホケース探しに苦労しているとの声が続出。
スマホが必需品であり、個性や映えを重視するZ世代にとって、スマホケースは自分らしさをアピールしたくなるアイテムでもあるんです。
第1位:トイレに持って行く
ランキング1位となったのは、“トイレにスマホを持っていく”でした!
「トイレに行く時はほぼ毎回持っていって長時間居座る」
「トイレで音楽を聞きたい!YouTube等を見たい!」
「トイレしてる間も暇だから見ちゃう」
などの回答が寄せられ、Z世代のトイレタイムにはスマホが欠かせないみたいです。
どんな瞬間も肌身離さず持ち歩くほどに、スマホが彼らの生活の一部に溶け込んでいるのでしょう。
また、音楽を聴いたり、動画を観たりして、少しでも時間を有効活用しようとする姿勢からは、タイパを重視するZ世代らしさも感じられました。
スマホ=命で、あると安心する存在
Z世代のスマホあるあるは、Y世代以上の大人でも共感できそうなエピソードが多かったのではないでしょうか?
ランキング全体や寄せられたコメントを見比べると、普段の生活シーンや趣味の時間、緊急時など、どんな場面でもスマホが手元にあるのが当たり前の日常になっていることが伺えました。
Z世代にとってのスマホは、まるで命や精神安定剤のような存在であり、衣食住と同じくらい生きていくうえで欠かせないものなのでしょう。
【調査概要】
Z世代が選ぶ!!「スマホあるあるTOP10」
調査期間:2023年12月27日~2024年1月4日
調査対象:Simejiユーザーの10~24歳男女 2357名
調査方法:Simejiアプリ上でアンケート調査
調査主体:バイドゥ株式会社