“推して何日“が推しアプリ？！最近のZ世代のスマホアプリ事情をcheck

スマホネイティブなZ世代が最近よく使っているアプリやハマっているアプリは一体何なのでしょうか？

そのような疑問を紐解くべく、Z世代のMERYユーザーに“スマホアプリ事情”についてアンケートを取りました。
結果をシェアしながら、スマホアプリの課金事情やよく使うアプリ、推しアプリなどを詳しくご紹介していきます。

まず最初に「基本無料で利用できるようなアプリに課金をしていますか？」と質問してみました。
すると「いいえ」と答えた人が84.2％で「はい」が15.8％という結果に。

約8割が無料で利用できるようなアプリに課金はしないことが判明しました。

先程の質問で課金していると回答した人に「どのアプリにいくらぐらい課金してますか？」と聞いてみました。
今回は回答で特に目立ったものを実際の回答を踏まえながらご紹介します。

出典prtimes.jp

一番課金していると回答していたのが「ゲームアプリ」。

「ツイステッドワンダーランドとFGOに大体500円は課金してる。FGOはお正月になると確実に3000円は課金してます」
「ツイステにはまっている時に少し課金しました」
との声があり、魔法士養成学校を舞台にしたアドベンチャーゲームの『ディズニー ツイステッドワンダーランド』に課金している人が目立ちました。

他にも
「ダダサバイバーに3万円くらい、ドラけしに1万円くらい、他にもいろんなゲームに課金している」
「ポーカーチェイスにも推しを引くために天井捧げました。」
「Apexのスキンにたまに3000円ほど課金します」
「ツムツム」
「IDOLiSH7 月3000円程度」
といった声が寄せられました。

一番安い人で500円、高い人だと30,000円と、万単位で課金していることが明らかに。

出典unsplash.com

「YouTube Premium」に課金している人も。

「YouTubeプレミアムの学生会員で月￥400ほど使ってます」
「YouTubeのPremiumに1000円ぐらいとアマゾンプライ厶会員で月500円ほど」
といった回答があり、月400円（学生会員）～1,000円課金しているとのことがわかりました。

タイパを重視するZ世代にとって、広告の非表示ができることも課金する理由のひとつの理由となっているのではないでしょうか？

出典snapmart.jp

「漫画アプリ」という回答もありました。

「漫画アプリに160円課金してます」
「マンガワン、マンガMeeというアプリに大体月160〜300円課金しています」
という声が寄せられました。

最初の何話かは無料というアプリが多いですが、ついつい続きが気になって課金してしまうのかもしれませんね。

出典prtimes.jp

「カメラ・加工アプリ」と回答している人もいました。

「画像動画編集アプリのPicsartに月￥750とPic Play Post年￥6,500に課金してます！」
「カメラアプリVSCOに年3,000円くらい課金しています」
と書かれていて、年単位で課金していることが判明。

SNS映えが大事なZ世代にとって、高画質なカメラアプリや写真を編集できるアプリは重要のようですね。

「よく使うスマホアプリは何ですか？」と質問したところ、一番多ったのが「SNS」で71.9％、次いで「動画（11.4％）」「音楽（9.6％）」がTOP3という結果に。
「漫画（1.8％）」「ニュース（1.8％）」「カメラ・加工（0.9％）」「その他（2.6％）」は少数いました。

このことから7割が「SNS」のアプリを一番よく使っていることが明らかに。

「一番多くインストールしているアプリの種類」も聞いてみました。
すると、「SNS」が61.4％で半分以上を占めていることがわかりました。
次いで「カメラ・加工（13.2％）」「漫画（9.6％）」「動画（5.3％）」「音楽（2.6％）」「ニュース（0.9％）」「その他（7％）」という順に。

この結果からやはりZ世代はあらゆるSNSをよく見ていることがわかります。
カメラ・加工、漫画もSNSほどではないですが、様々なアプリをインストールして使いこなしているようですね。

最後に「あなたの推しアプリとその理由を教えてください。」と質問してみました。
今回は特に多かった回答TOP3と、印象に残った推しアプリを詳しくご紹介します。

出典unsplash.com

第1位だったのは「Instagram」でした！

推している理由を聞いてみると、
「たくさんの情報を得ることが出来るから」
「オススメに出てくる情報でなんでも分かっちゃう！」
「情報収集に便利」
「色々な情報を写真で簡単に確認ができる」
「好きなものに関する情報で溢れているから！」
などといった“情報収集ができるから”といった声が目立ちました。

また、「推しの情報や美容の情報を動画と文字同時に見ることができるため」
「推しのアイドルグループの情報を知れるから。」
「インスタグラムで好きなKPOPアイドルの投稿を見たりカワイイ人や綺麗な人の投稿を見るのが楽しくて好きです。」
などと言った“推しの情報を取集したり投稿をチェックできるから”という理由も。

他にも
「友達の日常を知れて、それを話題に話せるから。」
「友達の近況や話題の投稿が見れて、学ぶことも多く楽しいから。」
という“友人の投稿をチェックできるから”といった声もありました。

出典prtimes.jp

第2位は「カメラ・加工アプリ」。
みなさん、様々な推しのカメラ・加工アプリを挙げてくれました。

その中でも人気だったのが「Picsart」「Meitu」「Dazzカメラ」「Foodie」。
回答には、
「Picsartは画像も動画も作りやすい。」
「PicsartでよくLive用のボードを作成しています。簡単でおすすめです。」
「Meituは、無料でいろんな機能があって使いやすい！」
「Dazzカメラ。簡単にフィルムが撮れるから」
「フーディとゆうカメラアプリは可愛く映るので好きです！」
と書かれていました。

他にも
「hwaminフィルターのfilmhwaというアプリ。　フィルターカメラはおしゃれな写真が撮れてお気に入り！」
「Lolliboomのカメラアプリはめちゃくちゃ盛れて、撮った写真の加工が細かく出来て良い。」
「VLLO動画編集しやすい。コマ送り出来たり、動画や他の素材の切れ目に自動でポイントが合うので始まりと終わりをピタッと合わせられる。」
「VSCO。エフェクトがきれいで好きです」
「EPIKのスタンプが可愛いです！」
「EE35 フィルム」
「Lightroom 写真撮るのが趣味だから」
などの声が集まりました。

フィルターなどの様々な機能が充実していて、映える写真が撮れるカメラや画像や動画を簡単に編集できる加工アプリが推されているようですね。

出典prtimes.jp

第3位は「漫画アプリ」です。

人気だった漫画アプリは「LINEマンガ」「ジャンプ＋」「ゼブラック」「マンガMee」「ピッコマ」。
回答を見てみると
「LINEマンガ。使いやすい、1巻無料や試し読み増量が多い、毎日1話無料で読める」
「LINEマンガは無料で気になっていた作品が読めるので好きです！」
「ピッコマ、いろんな漫画が読める」
「少年ジャンプ+。無料で漫画がたくさん読めるし毎日更新していて毎日の楽しみがあるから。」
「ジャンプ+。色々なジャンプの漫画が無料で読めるから話題作が色々あるから！」
などと書かれていて、無料で沢山読めるアプリが人気のようでした。

他にも
「サイコミは最近話題の「明日、私は誰かのカノジョ」などが無料で読めるのでおすすめです。」
「コミックシーモア：とにかく漫画がアプリでも読みやすくて、発売がすぐ通知で来るので好き。」
「pixiv」
「パルシィの漫画アプリ。色々な漫画が1日にたくさん読める」
などの回答もありました。

出典prtimes.jp

ここからは特に印象に残った推しアプリをご紹介。
まずは「muute」。
「muute」は、感じたことや思ったことを日記のように自由に書き出して自分の感情と思考を振り返ることで、今まで気づかなかった自己の感情の揺れ動きや思考パターン、価値観や願望などを発見することができ、新しい自分を見つけることができるアプリ。

回答には「muuteという日記アプリです！自分の感情を選択したり、文字や写真で日記を書いたり、自分が何にどう思ったかを日々残すことができて自分を見つめることができるのがいいです」と書かれていました。

「あと何日 カウントダウン&カウントアップタイマー」というイベントや記念日までの残り日数と経過日数を計算できるアプリを推している人もいました。

回答には「楽しいことのある日まであと何日かわかるアプリ。その日を楽しみに毎日がんばってます！」と書かれていて、楽しみな日までカウントダウンして頑張っているようです◎

「推して何日？ - あの人を推して、恋してからの記念日アプリ」と書いている人も。
「推して何日？」は、名前の通り、憧れのアイドル、アニメ、漫画のキャラクターなどの推しを推してから何日経ったか何人でも一目で確認する事ができるアプリ。

回答には「推して何日っていうアプリがおすすめです。推しを推し始めた日をカウントできます！」と書かれてました。

推し活が盛んなZ世代ならではのアプリですね◎

出典snapmart.jp

他にも沢山の個性溢れる推しアプリを回答して頂けたので一気にご紹介。

■集中
「勉強時間や作業時間を測ることができる広告なしの無料アプリ。褒めてくれたり、ちょっとした豆知識が出てきたり、ユーモアとシンプルさを兼ね備えていて、ついつい使いたくなる。本当にオススメです！」

■メモ帳 サンリオキャラクターズ
「ホーム画面に貼れるから忘れないようにメモするのに便利です！あとかわいい」

■SwitchBot
「スマホがあらゆるリモコンになるからリモコン出しっぱなしにしなくて良いから」

■すごい時間割
「推しの画像を背景にして友達に布教してます」

■YoiLog
「飲んだお酒の記録ができるアプリ」

■筋トレMEMO
「トレの記録ができる」

■スマホをやめれば魚が育つ
「スマホ以外でやらなければならないことが進みまくる」

以上、Z世代のスマホアプリ事情をお届けしました。
アンケート結果から、Z世代はSNSアプリを一番多くインストールして、様々なSNSをチェックしていることが明らかに。
やはりZ世代とSNSは切っても切り離せない関係ということがわかりました。

またスマホアプリに課金している人の割合は少ないことも判明。
高校生や大学生、社会人歴が浅い10代～20代半ばの年齢で、まだ収入も多くないことが要因のひとつになっているのではないかと考えられます。

推しアプリでは、「muute」「あと何日」「推して何日」などといった、個性的なアプリを回答している人が沢山いて、他にはない新鮮で斬新なアプリを求めているようでした。