『無印良品』についてZ世代へアンケート!

シンプルなデザインや品質の良さを武器に、生活雑貨・衣服・食品などの幅広いアイテムを取り扱う『無印良品』。
老若男女問わずファンが多いイメージの無印ですが、Z世代からも絶大な支持を集めており、SNSでバズったアイテムはたびたび入手困難になることも。
そこで今回は、MERYユーザーアンケートでZ世代の無印良品事情を調査!
今どんなアイテムが人気なのかなど、詳しく探っていきます。
※2024年1月に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代48人の調査結果に基づく
Q:無印良品へ行く頻度は?

まずは、普段どのくらいの頻度で無印良品に行っているのかを質問。
35.3%のZ世代が「3ヶ月に1回」と回答し、最も多い割合になりました。
また、「行かない」と回答した人以外を除くと、6.3%だった「毎週」が最も少なく、利用頻度自体はそこまで高くないようでした。
ふらっと立ち寄るというよりは、気になったアイテムがある場合やまとめ買いなどで無印良品を利用するパターンが多いのかもしれません。
Z世代が無印良品で最近買ったアイテムをcheck!
前述の質問で無印良品に行くと答えた人に対し、最近購入したアイテムを伺いました。
特に人気だったカテゴリーなど、注目したい回答をピックアップしてご紹介します。
化粧品系
今回のアンケートで、特に回答が多かったのが化粧品系のアイテム。
「導入化粧液」「ホホバオイル」「スクラブ洗顔」など、スキンケア商品が大人気でした!
ほかには、コスメプロデュースなども手掛けるタレント・指原莉乃さんの愛用品として有名な「リップエッセンス」を挙げていたユーザーも。
無印良品の化粧品は、比較的お手頃価格なものが多いうえに、最近ではナイアシンアミドやレチノールといった話題の美容成分を配合した商品も積極的に展開。
コスパ良く使い続けられる、トレンドの美容成分を気軽に試せるといったところが、Z世代ウケする要因になっているのではないでしょうか?
文房具系
化粧品系以外では、文房具を購入したという声も目立っていました。
ボールペンや蛍光ペンを使っても裏抜けしにくいよう工夫された「裏うつりしにくいノート」や、「スケジュール帳」「文庫本ノート」など、紙系の商品が人気だった印象です。
無印良品の文房具の魅力的なポイントとしては、ビジュアルのシンプルさや実用性の高さが挙げられますが、そういった要素をZ世代は文房具に求めがちなのかもしれません。
衣服系
衣服のジャンルでは、「足なり直角靴下」など靴下を買ったというユーザーがちらほら!
中には、東京の『錦糸町PARCO』内にある無印良品の店舗で、オリジナルの靴下を作ったというユーザーも。
同店舗に併設されている靴下工房では、好みのサイズを選んで自由に柄を入れた、世界にたったひとつの靴下を作れるのだとか。
個性や自分らしさを重視するZ世代にも喜ばれそうなサービスです。
食品系
食品カテゴリーでいくつか目に留まったのは、「チャイのスコーン」「インスタントのチャイラテ」などチャイ系の商品を購入したという回答たち。
近頃は、コンビニやスーパーなどでもチャイフレーバーの食べ物・飲み物を見かけることもしばしば。
チャイ好きな人がZ世代の間で増えているのかもしれません。
Q:無印良品のお菓子や食べ物を買った経験はある?

無印良品といえば、レトルトカレーや不揃いバウムなどの食品もかなり人気が高いイメージです。
無印良品のお菓子や食べ物を購入した経験があるかを伺ってみたところ、95.8%のZ世代が「ある」と回答。
以前、Z世代が普段どんなお菓子を持ち歩いているのかを調査した記事でも、無印良品の商品を挙げていた人が目立っていました。
食品を買うことを目的に、無印良品へ足を運んでいるZ世代はけっこう多そうな気がします。
Z世代が選ぶ!好きな無印良品のお菓子・食べ物ランキングTOP3

続いて、無印良品のお菓子や食べ物を購入した経験がある人を対象に、食品系の好きな商品を聞いてみました。
Z世代人気No.1だったのは「不揃いバウム」シリーズ!
不揃いバウムは、フルーツ系・野菜系・和風系などフレーバーが充実しているのが大きな魅力。
回答では、「チョコがけショコラ」などの期間限定フレーバーを買ったとの声も寄せられました。
2位には「てんさい糖ビスケット」、3位には「りんごジャムサンドクッキー」など、お菓子系が上位にランクイン。
大人気の「バターチキンカレー」をはじめ、レトルトカレーも票を集めていましたが、全体的にはがっつり系よりも“軽食やおやつに向いていそうな商品”に人気が集中する傾向が見られました。
Z世代が無印良品でよく購入するのは“消耗品系”?
Z世代の無印良品事情を調査した結果、通う頻度自体はそこまで高くなく、化粧品系や食品系のアイテムが特に人気ということがわかりました。
また、9割越えのZ世代が無印良品でお菓子や食べ物を買った経験があり、人気ランキングでは、不揃いバウムやてんさい糖ビスケットをはじめとした軽食・おやつ系を好んでいる人が多かったです。
無印良品を利用する際は、長く使い続けられる衣服やインテリアなどよりも、化粧品・食品・文房具といった消耗品系をZ世代はよく購入しがちなのかもしれません。