Z世代約300名の副業実態とは?
近年はリモートワークが当たり前になるなど、時代に合わせ働き方も少しずつ変化していっています。
また、メインの仕事に加えて、何かしらの副業をしている人も珍しくありません。
今回は、Z世代約300名を対象に行った「働き方に関するMERYアンケート」の調査結果を参考に、彼らの副業事情を深掘りしていきたいと思います!
Q:現在、副業をしているor興味はある?
現在、副業をしているか、または興味があるかどうかを伺うと、14%が「現在副業をしている」と答えました。
「今はしていないが興味はある」と回答した人は24.33%で、副業中の人・副業への意欲がある人を合わせると全体の約4割でした。
Q:副業をする目的は何?
続いて、副業の目的について質問すると、「収入以外」と回答した人が42.32%と最も多く、「収入+その他の目的」の割合も合わせると全体の約7割近くを占める結果に。
収入以外の副業の目的ランキングTOP5
収入以外の目的の具体的な内容では、約半数が回答し1位だった「できることを増やしたい・スキルを磨きたい」をはじめ、「時間にゆとりができたから」「本業に活かしたい」といった回答が寄せられました。
スキルアップや時間の有効活用など、Z世代の多くが収入以外の目的を持って副業をしているようです。
また、副業の月収は「〜5万円」と答えた人が約7割だった点も踏まえると、収入はそこまで重視されない傾向にあるのかもしれません。
Q:どんな副業をしている?
では、Z世代は具体的にどんな副業をしているのでしょうか?
今回のアンケートで目立っていたのは、「アンケートモニター」「ポイ活」といった隙間時間を活用できそうな仕事たち。
また、今どきらしい「ライブ配信」や、クリエイティブ系の「アクセサリー作成・販売」といった仕事なども挙げられ、趣味の延長として副業を行っている人も少なくないのかもしれません。
Q:副業をしていてメリットに感じること
最後に、副業を通して“ポジティブに感じていること”も聞いてみました。
「収入が増える、色々な人と出会える」
「今の収入がより多くなり、人生経験も濃くなる。時間を無駄に過ごさずに済む」
など、収入の増加にプラスして何かしらのメリット感じている人が多い模様。
ほかには、
「好きなことでお金をもらえる」
「気分転換になる」
といった意見も寄せられ、無理せず自分らしく仕事ができる点も副業の魅力として捉えられているみたいです。
スキルアップができて、楽しい・好きと思える副業がしたい
副業をしているZ世代のうち、約4割が収入以外の目的を持っていることが判明。
具体的には、自分のスキルが高められる内容、単純に楽しい・好きと思える仕事を、副業に求めているようです。
働き方の多様化がどんどん進んでいく中で、メインの仕事は安定志向、サブの仕事は自分らしさを重視する人が、今後Z世代を中心に増えていくのではないでしょうか?
【調査概要】
『MERY Z世代研究所 働き方に関する調査』
・インターネット調査①
調査期間:2023年10月25日(水)
調査対象:全国の1996年4月2日~2008年4月1日生まれの男女
集計サンプル数:300人
調査主体:株式会社MERY
・インターネット調査②
調査期間:2023年11月20日(月)〜2023年12月10日(日)
調査対象:全国の1996年4月2日~2008年4月1日生まれの男女
集計サンプル数:319人
調査主体:株式会社MERY