8割以上がリアルでの参加希望！新入社員はどんな入社式を望むのか？

4月入社の企業だと、あと数か月で入社式が行われます。
会社ごとに入社式の内容は様々ですが、Z世代の新入社員はどんな入社式を望んでいるのでしょうか？

20代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社「株式会社学情」では、2024年4月に入社を控える新社会人を対象に「入社式・新入社員研修に関する調査」についてのアンケートを実施。

回答結果から、入社式&新入社員研修は、リアルとオンラインどちらを希望しているかが明らかに。
また、入社式であると嬉しいコンテンツの結果を見ながら、理想とする入社式はどんなものなのか考察していきます。

出典prtimes.jp

まず最初に、入社式はリアルとオンラインのどちらを希望するかについてのアンケートを紹介。

「リアル（63.4%）」と回答した人が一番多く、次に多かった「どちらかと言えばリアル（22.0%）」と合わせると8割以上の新入社員がリアルでの参加を望んでいるということがわかります。

「オンライン（6.1%）」「どちらかと言えばオンライン（4.3%）」を希望する新社会人は約1割と、少数派であることが判明。

リアルでの参加をしたい理由として、直接会ってコミュニケーションを取りたい、入社する実感や職場の雰囲気を掴みたいといった、リアルで参加しなければ味わえない理由が集まっていました。

出典prtimes.jp

こちらの画像は、入社式であると嬉しいコンテンツを聞いた結果です。

「社員と交流できる（69.7%）」コンテンツを希望している人が約7割いました。
次いで「同期と一緒に『体験』ができる（54.3%）」「キャリアプランなどの目標設定ができる（15.7%）」「家族などを招待できる（4.5%）」「特になし（13.6%）」と続きました。

同期と会話をするだけでなく、社員とコミュニケーションを積極的に取りたい、目標設定がしたいといったコメントがありました。

出典prtimes.jp

最後に、新入社員研修はリアルとオンラインどちらを希望するかについての結果を見ていきます。

「リアル（63.4%）」「どちらかと言えばリアル（19.4%）」を合わせると8割以上がリアルを希望していることが明らかに。

「オンライン（4.0%）」「どちらかと言えばオンライン（6.1%）」は、約1割と少ないことがわかりました。

オンラインでは中々伝わらない研修の雰囲気や、これから一緒に頑張っていく同期と研修を受けている一体感を味わえることにメリットを感じているのではないでしょうか？

出典snapmart.jp

入社式も新入社員研修もリアルでの参加を希望する新入社員が8割以上いることが判明。
新型コロナウイルス感染症の状況が落ち着いてきたことも要因の一つとなっていると考えられます。

そして、同期だけでなくこれからお世話になる社員とも積極的にコミュニケーションが取れる入社式を希望していることがわかりました。

同期と一緒に体験ができるコンテンツがあることも望んでいるので、会社の雰囲気が伝わるような面白い体験企画があると、仕事へのモチベーションに繋がるのかもしれません。