Z世代は2024年をどう充実させる?

新たな1年がスタートしたということで、Z世代のMERYユーザーに“最近始めた趣味”や“2024年に挑戦したいこと”をMERYユーザーアンケートで伺ってみました!
今年、Z世代たちはどんなことに興味を持っているのでしょうか?
注目したい回答やZ世代らしい回答をピックアップしてお届けします。
※2024年1月に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代48人の調査結果に基づく
Q:最近どんな趣味を始めた?
まずは、Z世代ユーザーが最近始めた趣味をご紹介します。
始めようと思ったきっかけや理由についても聞いてみたので、そちらもぜひ注目してみてください!
日付&曜日のみで構成された“マイブック”で日記を習慣化
日々のできごとを記録する「日記」は、1年のスタートに始めたい趣味のひとつ。
日付と曜日しか入っていない点が特徴の『マイブック―2024年の記録―』で日記をつけ始めたというユーザーからは、「好きなシールを貼ったり、読んだ本や観たドラマの感想を書いたりしています(24歳 女性)」とのコメントが。
マイブックに限らず、近年は自由度が高い日記帳や手帳など見かける機会が増えています。
そういったタイプの商品は、個性を大切にするZ世代にとって使い勝手が良いのかもしれません。
編み物など“手芸系”の趣味に夢中
最近始めた趣味の中でも、特に目立っていたのが手芸系。
定番の「編み物」をはじめ、「羊毛フェルト」や「パンチニードル」など、いろいろな回答が集まりました。
韓国アイドルグループの『LE SSERAFIM(ルセラフィム)』に所属する宮脇咲良さんも編み物にハマっているのだそうで、自身が作った帽子などをSNSで投稿し大きな話題に。
近いうちに、Z世代の間で編み物ブームが巻き起こるかも?
グッズ作りやサバ番視聴で“推し活”に勤しむ
Z世代の趣味といえば、やはり推し活の存在は外せません。
新たな推しを見つけたという人もいれば、
「推し活に使えそうなグッズを作ってみたりしている(26歳 女性)」
「デコうちわ作成やネームボード作成始めました!(25歳 女性)」
など、推し活グッズを自ら作っている人も!
また、アイドル好きのユーザーは、デビューしたり、有名になったりする前に自分の推しを見つけて応援するため、サバイバルオーディション番組を観るようになったのだそう。
インスタの投稿をきっかけに“ガチャ活”の沼へ
推し活だけでなく、カプセルトイ(ガチャガチャ)を回してコレクションを楽しむ「ガチャ活」にハマるZ世代も続出中!
あるユーザーは、インスタでかわいいミニチュアのカプセルトイを見かけたことがきっかけで、ガチャ活にハマったと回答してくれました。
SNS映えするカプセルトイの存在が、現在のガチャ活ブームを牽引しているのかもしれません。
カロリーや食費を抑えられてコスパ◎な“健康料理作り”
1人暮らしを機に、「健康料理作り」がブームになっているというユーザーも!
最近は、野菜をたっぷり使ったスープに凝っているらしく、中華風や韓国風、あっさりとした味つけなど、いろいろと試しながら作るのが楽しいのだそう。
ちなみに、インスタント食品や外食で済ませると健康面とカロリーが心配で、出費もかさんでしまうことから、自炊をするようになったのこと。
食事にもしっかりコスパの良さを意識しているのはZ世代らしいです◎
Q:今年、新たに挑戦したいことは?
Z世代ユーザーは、推し活やガチャ活などに最近ハマっているようですが、今年はどんなことを新しく始めたいと考えているのでしょうか?
トレーニング系にアート系など、幅広いジャンルから目に留まった回答をピックアップしてみました!
“ピラティス”でボディメイクに力を入れる
2024年に挑戦したいことの中でも、とりわけ多く寄せられたのがトレーニング系。
今回のアンケートでは「ピラティス」を始めたいというユーザーがたくさんいました。
インナーマッスルを鍛えられるピラティスは、ボディラインや姿勢を整えられるのが魅力。
筋肉をつけることや体重を落とすことよりも、ボディメイクに力を入れたいZ世代が多いのかもしれません。
お気に入りのものだけに囲まれる“ミニマリスト”に
持ちものを極力減らし、必要最小限のものだけで生活をする「ミニマリスト」を目指したいというユーザーもいました。
理由としては、「なかなか捨てられない着古した服や古いコスメなどを断捨離して、お気に入りのものだけに囲まれた生活をしたいです(21歳 女性)」とのコメントが。
Z世代がフリマサイト・アプリを積極的に活用する傾向にあるのは、ミニマリストや断捨離への注目度が近年高まっていることも、少なからず関係しているのではないでしょうか?
絵の具を使って“アート作り”にチャレンジ
以前、Z世代におでかけしたいスポットを伺った記事で美術館の人気がけっこう高かったですが、自らも作品を作ってみたいとの声がちらほら!
最近でいうと、テクスチャーアートやたらし込みアートなど絵の具を使ったアートがトレンドに。
ユーザーからも、
「絵の具で絵を描いてみたい(24歳 女性)」
「透明水彩を始めたいです(17歳 女性)」
といった回答が寄せられ、絵の具を用いたアートへの注目度が高いことが伺えました。
“動画制作”をしてSNSに投稿したい
SNS界隈では、TikTokを中心にショート動画がブームになっています。
ショート動画に慣れ親しんでいるZ世代は、動画制作に対するハードルもそこまで高くないようで、SNSで自作のムービーを投稿する人も珍しくありません。
アンケート内でも、
「YouTubeでvlogを投稿する!(17歳 女性)」
など、動画作りに関連した目標を立てているユーザーが何人かいらっしゃいました。
写真映えする“ドリンク・フードのアレンジ”
ほかに注目だったのは、写真映えしそうな「ラテアート」や「アイシングクッキー作り」に挑戦したいとの声。
ドリンクに模様を描いたり、クッキーにデコレーションをしたりする作業には、どこか芸術性も感じられますよね。
Z世代のアート人気は、今後食べ物や飲み物のトレンドにも大きく影響していきそうです。
2024年はクリエイティブなことを極めたい!
Z世代ユーザーの最近の趣味や、彼らが新たに挑戦したいと思っていることをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
全体的には、推し活グッズの自作やアート作り、動画制作など、クリエイティブなものへの興味関心が高かった印象です。
また、特に回答で多く寄せられた編み物は、推し活やガチャ活に続き、Z世代のトレンドになっていくかもしれません。