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約8割が「MBTIの結果は当たっている」と回答!Z世代が注目する診断コンテンツをご紹介

最近、Z世代の間では“診断コンテンツ”が注目を浴びています。Z世代を対象とした診断コンテンツに関する調査結果をシェアしながら、彼らが使ったことのある診断コンテンツTOP3や、今話題のMBTI診断の人気の理由などを探ります。

更新 2024.04.24 公開日 2023.11.27
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今Z世代は“診断コンテンツ”に夢中!

じゃんけん

今Z世代の中でアツい存在なのが、メイク・ファッションの似合わせに役立つ「パーソナルカラー診断」、自分の性格を知れる「MBTI(16タイプ)診断」などの“診断コンテンツ”です。

そこで今回は、Z世代を対象とした「使ったことがある診断コンテンツTOP10」(Simeji調べ)と「MBTI診断に関する実態調査」(otalab調べ)の結果をそれぞれご紹介。

Z世代がどんな風に診断コンテンツを楽しんだり活用したりしているのかを探ってみましょう!

Z世代はどんな診断コンテンツを楽しんでいる?

まず、Z世代が「使ったことがある診断コンテンツTOP10」のランキング結果をご紹介!

TOP3に選ばれた診断コンテンツや気になるトピックを掘り下げていきます。

第3位:恋愛タイプ診断

第3位は、恋の行動パターンや理想のシチュエーションを基に、自分の恋愛傾向・相性の良い相手のタイプを知れる「恋愛タイプ診断」。

「恋愛系はやっちゃう」
「恋愛に興味があってよく調べる」
「よく友達と話題になる」
などの声が寄せられ、Z世代の恋愛への興味の高さがうかがえる結果に。

過去にMERY編集部で実施した「20代のリアル恋バナ座談会」も、みなさん積極的に恋バナを話したり聞いたりしていて終始盛り上がっていました。

第2位:サイコパス診断

第2位は、反社会的人格の一種を指す“サイコパス”の資質がどれくらいあるのかを判定する「サイコパス診断」。

サイコパスの特徴としては、結果至上主義や良心の欠如などが挙げられます。

「友達に『お前サイコすぎるて』って言われた」
「自分めちゃくちゃサイコパスとかメンヘラとか言われてホントにそうなんか知りたかったからですわよヾ(  ̄▽)ゞ」
とのように、周りの人からサイコパスと言われたことをきっかけに診断している人もいるようです。

第1位:MBTI診断(新16タイプ性格診断)

第1位に輝いたのは、韓国の若者を中心に一大ブームを巻き起こし、SNSで話題を集めている「MBTI診断」でした。

MBTI診断とは、興味の方向性や外界への接し方などを参考に、ISTP(巨匠)・ESFP(エンターテイナー)といった16種類の性格パターンのいずれかに分類されるもの。

BTSやNewJeansなど診断結果を公表している人気韓国アイドルもいて、その影響からか、最近日本のZ世代の間でも盛り上がりを見せているコンテンツなんです。

診断を試したZ世代からは、
「意外とこの人こんな性格なんだーとか、当てはまる部分がある」
「自分がどんなことに向いているのかあまり向いていないなどのことが分かる」
といった声が寄せられました。

美容・ファッション系の診断も続々ランクイン!

上位陣以外で注目だったのが、第5位の「顔タイプ診断」、第8位の「パーソナルカラー診断」、第9位の「骨格診断」など美容・ファッション系にまつわる診断コンテンツたち。

診断した理由としては、
「ブルベかイエベか知りたかった」
「自分に合うファッションを知るための参考にしたかった」
といった意見が。

Z世代は、自分が元々持っている要素や魅力をしっかり生かしたいと考える人が多いよう。
そういったZ世代の需要が、近年のパーソナライズサービスの増加にも関係しているのかもしれません。

MBTI診断はなぜZ世代のトレンドに?

ここからは、先ほどのランキングでNo.1となったMBTI診断にフューチャー。

「MBTI診断に関する実態調査」の結果をシェアしながら、なぜZ世代の間で話題を集めているのかを探ります。

MBTI診断を知っている人の割合は?

まず、MBTI診断の存在を知っているかを質問したところ、Z世代の約6割が「知っている」と回答。
やはりZ世代のMBTI診断の認知度は高いようです。

さらに、MBTI診断をやったことがあると答えた人に対して、より詳しいアンケートを行っています。

MBTI診断を知ったきっかけは?

MBTI診断を知ったきっかけを聞いてみると、第1位は約5割が答えた「SNS」で、次点で多かったのは「友人や知人から」でした。

SNSや周りでMBTIが話題になっていて、存在を知ったり興味を持ったりしたZ世代が多いみたいです。

また、「ネット(SNS以外)」や「芸能人がやっていたから」という理由で知った人も少なくなく、SNSに限らずあらゆるメディアでMBTI診断が注目を浴びていることも伺えました。

診断してみようと思った理由は?

では、Z世代はどんな理由でMBTI診断を試してみようと思ったのでしょうか?

最も票が集まったのは約3割が回答した「流行っていたから」で、第3位には「知人や友人に勧められたから」、第5位には「学校や職場でやる機会があったから」といった理由が並びました。

上位陣を見ていくと、Z世代はいろんな場面でMBTI診断に接する機会があったようで、それほどに彼らの周囲ではMBTI診断が流行しているのでしょう。

診断結果は当たっていると思う?

MBTI診断の結果について、Z世代は実際どう感じているのかも気になるところ。

MBTIの診断は当たっていると思うか?との問いに、約8割が「はい」と答え、診断結果に信憑性があると感じているZ世代が大多数でした。

彼らにとって信頼度が高く、人に勧めたり共有したりしたいと思える診断だったことが、現在のブームにも大きく影響しているのではないでしょうか?

診断結果はどう役立った?

MBTI診断の結果が、日常生活の中でどのように役立ったのかも聞いています。

結果は、6割以上の回答が集まった「自分の性格を理解することができた」が1位に。
また、「自分とは違う考え方の人を理解できるようになった」「職業の適正を理解することができた」といった理由を挙げている人も一定数いました。

自分を客観視したいとき、周りの人をもっと理解したいとき、職業選びなど、MBTIは実に幅広いシチュエーションで活用されているみたいです。

他者の性格を判断するうえでも参考にする?

自分の性格だけでなく、他者の性格を判断するうえでもZ世代はMBTIを参考にしているのでしょうか?

「参考にしている」「少し参考にしている」と答えた人は全体の7割を超え、多くの人が他者の性格を見極める際にもMBTIを活用していることが判明。

Z世代は、他者のMBTIを知ることで、人間関係をより円滑にさせたり、相手との仲を深めたりすることにつながると考えているのかもしれません。

MBTIで自己紹介をする時代に?

カフェタイムBASE

使ったことがある診断コンテンツTOP10で第1位となったMBTI診断をはじめ、性格・タイプ分類系の診断コンテンツがZ世代の間ではトレンドになっているようです。

MBTIについては、診断結果について当たっていると感じている人が多数で、自分の性格はもちろん、他者への理解を深めるのに役立つとの声も多く挙がっており、かなりZ世代の信頼度が厚かったのが印象的でした。

ちなみに、MBTI診断ブームの先駆けとなった韓国では、初対面の際に年齢とMBTIをセットで聞くことが一般的になってきているのだそう。
MBTIの認知度がどんどん上がっている日本でも、同じような現象が起こる日は近いのかもしれません。

【調査概要】
『使ったことがある診断コンテンツTOP10』
調査期間:2023年8月9日~2023年8月16日
調査対象:10~24歳の男女
有効回答数:687人(複数回答)
調査方法:「Simeji」アプリ上
調査主体:バイドゥ株式会社
『MBTI診断に関する実態調査』
調査期間:2023年月9月22日~2023年9月27日
調査対象:47都道府県在住の16~26歳男女
有効回答数:本調査661(スクリーニング調査5,991)
調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)
調査主体:株式会社アップデイト

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