MERYEDITORS Z世代のヘアスタイル事情を調査しました！
80年代、90年代、2000年代…と時代によって変化していく、トレンドの髪型や髪色。
2023年の今、Z代にはどんな髪型が流行っているか知っていますか？
そのような疑問を紐解くべく、Z世代のMERYユーザーに“ヘアスタイル事情”についてアンケートを取りました。
結果をシェアしながら、彼らのヘアスタイルについてのあれこれを深掘りしていきます。
※2023年4月28日（金）～5月8日（月）に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代89人の調査結果に基づく
Q：普段美容院はどのぐらいの頻度で行きますか？
まず最初に「普段美容院はどのぐらいの頻度で行きますか？」と質問してみたところ、「2ヶ月に一回」と「3ヶ月に一回」が33.7％と同率で一番多かったです。
次いで「1ヶ月に1回（15.7％）」、「半月に1回（12.4％）」、「1年以上行ってない（3.4％）」、「1年に1回（1.1％）」と続きました。
この結果から、約7割が美容院に2、3か月に一回の頻度で行くということが明らかに。
Q：今のヘアの長さを教えてください
次に「今のヘアの長さを教えてください」と聞いてみました。
結果、1位「ミディアム（51.7％）」、2位「ロング（27％）」、3位「ボブ（15.7％）」、4位「ショート（5.6％）」でした。
このことから、Z世代の半分はミディアムヘアであることがわかりました。
ショートヘアは少数派のようです。
Q：今後挑戦したいヘアスタイルを教えてください
「今後挑戦したいヘアスタイルを教えてください」と質問すると、様々な回答が寄せられました。
今回は、多くの回答の中から人気TOP3と、その他に印象に残った髪型をいくつかピックアップしてご紹介します。
第1位：ボブ
今後挑戦したいヘアスタイル第1位だったのは「ボブ」でした。
回答には「ボブ」と書いている人が一番多く、次いで「ぱっつんボブ」、「ショートボブ」も目立ちました。
他にも「前下がりボブ」「ボブパーマ」「外ハネボブ」という声も集まりました。
ちなみに「ぱっつんボブ」はご存じでしょうか？
「ぱっつんボブ」は、ボブの毛先をぱっつんと均一になる様にカットしたボブスタイルのこと。
毛先を揃えてカットしているので、ストレートタッチな質感でタイトめなシルエットに仕上がります。
ブローで簡単にまとまり、スタイリングの再現度が高いのが人気の理由のひとつかもしれません。
第2位：ロング
第2位は「ロング」です。
アンケートには「ロング」をはじめ「さらさらストレートロング」という回答が多かったです。
「ロングヘアで韓国風巻き髪をしたい」「韓国アイドル風のロングヘア」「黒髪ロングで韓国女優さんっぽい巻き髪がしたい」と、韓国風のロングヘアに挑戦したい人や「スーパーロング」と答えた人も結構いました。
韓国のアイドルや有名人がさらさらのロングヘアをしていることが多く、その姿に憧れている人が多いようです。
他にも「レイヤーロング」「黒髪ロングパーマ」「黒髪ぱっつんロングに、青か赤ピンクのインナーカラーを入れたい」「シースルー前髪で、全体の長さはロング」「ロングヘアにオン眉」といった声も寄せられました。
第3位：ショート
第3位は「ショート」。
「ショート」という回答に次いで多かったのが「ベリーショート」。
「バッサリベリーショート」「刈り上げありのベリーショート」と書いている人もいました。
ベリーショートはバッサリと髪を切らないといけないため、多少なりとも勇気がいるもの。
なので、いつか挑戦したいと思っている人が多いようですね。
他には「ショートボブ」、「ハンサムショート」という声もありました。
中には「“彼女はキレイだった”のミン・ハリ役のコ・ジュニさんのようなショートヘア」とかなり具体的に書いてくれた人もいました。
ネオウルフ
「ネオウルフ」という回答も目立ちました。
「ネオウルフ」とは今Z世代を中心に流行っているトレンドヘア。
「ネオ」＝ギリシア語の「新しい」を意味し、従来のウルフカットに今っぽさをプラスした髪型で、ウルフカットの進化系といった感じです。
ネオウルフはウルフカットよりシルエットがナチュラルでひし形のシルエットになるのが特徴。
やりすぎ感のない自然なシルエットで、そのトライしやすさが人気のようです。
韓国風
韓国風ヘアに挑戦したいという人も。
一番多かったのが「韓国女優風」という回答。
「韓国女優風ヘア」「韓国女優風のミディアムヘア」「黒髪ロングで韓国女優さんっぽい巻き髪がしたい」と書かれていました。
他にも「ヨシンモリ巻きしやすい韓国風ヘア」「韓国風巻き髪」「レイヤーを入れた韓国っぽい髪型」「韓国風のパーマ」などと書かれていました。
また「姫カット」という回答も複数人いました。
「姫カット」とは、サイドの髪を頬～あごのあたりで短くカットした髪型で、前髪、サイドともにぱつっと切り揃えられているのが特徴。
「姫カット」は、今、再ブームが起きているんです。
再ブームのきっかけは、韓国アイドルや海外セレブ達がこぞって姫カットにしたこと。
TWICEのモモさんやBLACKPINKのリサさんなどが自身のSNSに姫カットにイメチェンした写真をアップし、真似したいというZ世代が増えたようです。
Q：今のヘアカラーを教えてください
今のヘアカラーについて聞いてみた結果、1位「黒髪・暗髪（52.9％）」、2位「茶髪（34.8％）」、3位「ハイトーン（3.4％）」、4位「インナーカラーあり（0.9％）」となりました。
このことから、半分以上が黒髪・暗髪であることが明らかに。
ハイトーンやインナーカラーなどの派手な髪色をしている人はとても少ないことがわかりました。
Q：今後挑戦したいヘアカラーを教えてください
「今後挑戦したいヘアカラーを教えてください」と質問してみました。
今回は、沢山寄せられた回答から人気TOP3と、他にいくつかピックアップしてご紹介します。
第1位：ブラウン系
今後挑戦したいヘアカラー第1位だったのは「ブラウン系」です。
断トツで「チョコレートブラウン」が人気でした。
次いで「ブラウン」「ミルクティーブラウン」が多かったです。
他にも「アッシュブラウン」「ストロベリーショコラブラウン」「パーソナルカラーに合わせてブラウン」「レッドブラウン」という声もありました。
一番挑戦してみたいという声が多かった「チョコレートブラウン」は、チョコレートのようにこっくりと深みのあるブラウンカラー。
暗い髪色でも重くなりすぎずナチュラルで、ほどよい抜け感を演出できるカラーなんです。
校則や職場の規則が厳しいという人でも挑戦しやすいのが理由なのかもしれません。
第2位：インナーカラー
第2位は「インナーカラー」でした。
色の種類、というよりもカラーの入れ方ではありますが、沢山の人が回答していました。
アンケートでは「ピンク」と「ブルー」のインナーカラーを入れたいと答えている人が目立ちました。
他には「オレンジ」「夏っぽくしたい」「明るめ」「金髪にインナー黄色」と派手色を入れたいと答えている人や、その一方で「寒色系」と答えている人もいました。
また、「推しカラー」を入れたいという人も。
推し活が盛んなZ世代ならではの回答だと感じました。
第3位：黒髪
第3位は「黒髪」です。
回答を見てみると「黒髪だけど光の加減で青っぽく見えるカラー」「青みがかった黒髪」「シースルーカラーの黒髪(透け感あり)」といったように単に黒髪というわけではなく、青みがかっていたり、透け感があったりとお洒落な黒髪にしたいと思っていることがわかりました。
他にも「艶々の黒髪にしたい」という声も寄せられました。
ひと昔前だと芸能人やモデルさんなどの有名人に限らず一般の人も明るく染めている人が多かったですが、最近のZ世代から人気の女優さんなどの有名人を見てみても自然な黒髪の方が多く、その影響が少なからずあるのではないかと思われます。
パーソナルカラーに合った色
Z世代ならではの回答として「パーソナルカラーに合った色」という声も集まりました。
具体的には「イエベ春に合う髪色」「肌色に合った似合わせカラー」「肌が綺麗に見える自分のパーソナルカラーに合った色」と書かれていました。
Z世代の間では今、パーソナルカラー診断がとっても人気で、こちらの記事のように様々なパーソナライズサービスが続々と登場しています。
今や洋服、ヘアカラー、コスメなどをパーソナルカラーに合ったものにするのが主流となっています。
ネモフィラカラー
「ネモフィラカラー」と書いている人もいました。
お花畑に行ってSNS映えする写真を撮るのが流行っていますが、その中でも国営ひたち海浜公園のネモフィラのお花畑はとっても人気なんです。
ネモフィラの時期になるとこぞってお出かけして撮ったフォトジェニックな投稿がインスタなどであがっています。
髪色までも人気のネモフィラのカラーにしたいと考えているようです。
これもまたZ世代だからこその回答ですね。
カルチャーのトレンドがヘアスタイルにも大きく影響
以上、Z世代のヘアスタイル事情についてご紹介しました。
アンケートから、
・美容院に行く頻度は、約7割が2、3ヶ月に一回
・今のヘアスタイルは、半分以上がミディアムの暗髪・黒髪
であることが明らかになりました。
今後挑戦したいヘアスタイルを見てみると、やはりトレンドの髪型に挑戦したい人が多いことがわかりました。
また、韓国風の髪型に憧れている人も多く、やはり韓国アイドルや女優などの影響を受けていることが色濃く出ていました。
挑戦したいヘアカラーでは、暗髪・黒髪がどちらもTOP3にランクインしていて人気の傾向。
しかし、インナーカラーもランクインしているため、派手な髪色がまったくNG、というわけでもなさそう。
学校の規則や職場のルールで現実的に派手な髪色にはできないが、インナーカラーなどであまり目立たないように自分の好きな色を入れてみたいと考えているかもしれません。
さらに、「パーソナルカラーに合った色」や「ネモフィラカラー」などZ世代のトレンドが髪色にも影響している結果となっていました。
