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“結納”はしないといけないもの?するかどうかの決め方やしない場合の流れもcheck

結婚の段取りを調べていると、よく登場するのが『結納』というワードです。周りに聞いても、したりしなかったりと、人によってさまざま。一般的にはどうするのがよいのか、気になるところですよね。今回は結納の有無についての最近の傾向や、する・しないの決め方のポイントをまとめてみました◎

更新 2022.02.16 公開日 2022.01.19
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今どきの“結納事情”が知りたい!

ついに結婚が決まった私たち。
さっそく準備をしようといろいろ調べていると、“結納”という言葉が。
…最近結婚した人たちは、結納ってしているのかな?

こちらの記事では、今どきの結納事情や結納をするorしないの決め方のポイントをまとめてみたので、実際に判断するときの参考にしてみてくださいね◎

結納する人orしない人の割合

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」によると、結納の実施率の全国平均は『10.2%』でした。しない人が多数派になっているのが現状みたい。

一般的にも、結納をしないことでマイナスな印象を持たれることはなさそうです◎

一方で、結納の有無には地域差があり、最も実施率が高いのは九州で20.5%、低いのは東海で4.6%という数値も要チェックです。新郎新婦の出身地が異なる場合には、結納についての親の意識にズレがあるかもしれません…!

結納しない理由は?

結納をするには、お金や品物、会場の準備などが必要になってきます。

そのため、「結納のための資金を新生活へ充てたい」「結納返しもしなくてはならないので、両家の負担を減らすためにナシ」「地域によって習慣が異なるので、しないという選択をした」などの理由で、『結納なし』を選ぶカップルも多いんだそう!

儀式という形にこだわらず、食事会の場を設けて両家のあいさつを済ませるなど、金銭的にも時間的にもスマートな進行が好まれる傾向にあります。

結納をするorしないはどう決めるべき?

結納するかどうかは、自分たちだけでは決めずに、両家の親の意見も踏まえて判断するのがおすすめです。結納する場合・しない場合のメリットも参考に、納得いくまで考えてみましょう◎

する場合、しない場合のメリットを比較

結納をすると、お互いに「結婚するんだ!」という意識が高まります。結納という儀式の場で、両家の家族の前で結婚の約束をし、祝福されることで、しっかりとけじめをつける場になるのはメリットです。

また、親が結納を望んでいる場合には、場を設けることそのものが親孝行に!結納をするとなると、金額の相談なども必要になるため、両家の金銭感覚や価値観を結婚前に確認できるのもポイントです。

とはいえ、結納をするとなると時間やお金などのコストもそれなりにかかってしまいます。する場合もしない場合もメリット・デメリットがあるので、まずはカップルで話し合い、自分たちの考え方を整理してみましょう!

両家の考え方も聞いてみよう

結納は、本人たちの意向も大切ですが、親のために行うケースもあります。自分たちで一通り話し合ってみたら、親の考えも確認してみましょう。本人たちが結納は不要だと思っていても、親は強く望んでくれている場合があるかもしれません。

両家の希望が異なる場合には、間に入って双方が納得いくまで調整するのが大切◎ここできちんと話し合えれば、両家の関係性や絆を深めた上で結婚に向かうことができます。大切なポイントなので、2人で協力して進めましょう!

結納しない場合の流れをcheck!

こちらでは、結納しないと決めた場合のその後の流れについて解説します!両家の親に伝えるところから、代案を出すところまで、きちんとステップを踏んでいきましょう。

コミュニケーションが足りないとトラブルになる可能性もあるので、丁寧に誠実な態度で向き合うことが大切です◎

結納しないことを両家に伝える

両家の意向を踏まえた上で、2人が『結納しない』と決めたのであれば、その意向を親にしっかりと伝えましょう。それぞれが自分の親に伝えるか、場合によっては2人で報告に行くと、より誠実さが伝わりやすくて◎

もしも、親が強く結納を希望していた場合には「私のことを思って、結納をしようとしてくれたんだよね」などと、親の気持ちに寄り添い、感謝していることを言葉で伝えましょう。

その上で、「時間もお金もかかるから、今後の結婚生活に資金を回したい。でも、顔合わせの食事会の場は設けたいと思っているので、参加してもらえるかな?」などと、自分たちの考えや代案を話してみて。

どちらかの家の意向を一方的に押しつけるような印象にならないよう、丁寧なコミュニケーションを心がけてくださいね。

「支度金」についてもすり合わせが必要

結婚準備の費用として、新郎の家から新婦の家へと渡す『支度金』の存在を知っていますか?結納をする場合には、結納金がこの役割を果たしますが、結納なしの場合には支度金を検討しておきましょう。

「どちらでもいい」という考え方もあれば、「結納をしなくても、支度金は出すものだ」という考え方を持っている家もあります。どちらにしても、両家の意向を確認して決めることが大切です。

まずは、2人の家の考えをそれぞれ確認しておきましょう。とはいえ、これは新郎側に負担がかかる話になります。そこも踏まえて、最近では支度金もなしで進めるケースもあるようです◎

両家の顔合わせについて検討する

結納は、両家の顔合わせの場としての役割を果たしてくれます。そのため、結納をしない場合には別途顔合わせの場を設定しましょう。料亭やレストランなどで、食事会を開くのが一般的です。

結納となると、決められた儀式のプロセスに従って進行しなければならないなど、堅苦しさがありますが、食事会には特にルールはありません。両家の食の好みなどを考えて、場所を選べばOKです!

結婚式をする場合には、結納と同じ『挙式の3~6か月前』のタイミングで行いましょう。日にちにこだわる場合は、吉日の大安・先勝・友引などが好まれます。

それぞれの考えをしっかり話し合うことが大切◎

結納は“する義務がある儀式”ではありません。それゆえに、結納する・しないの判断には、両家の考え方や、2人の価値観が反映されます。価値観のすり合わせの機会でもあるため、互いにきちんと話し合うのが◎

親の意向を踏まえて、意見が異なる場合には調整が必要になります。意見が食い違うと大変な面もありますが、しっかりと向き合うことで、お互いがよりよい関係性を築けるチャンスでもあります。幸せになるためのステップのひとつだと思って、2人で協力して進めていきましょう♡

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