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社交性のある人の特徴を見てみよう!内向的な自分を変える方法

社交性のある人に憧れる気持ちがあるなら、思い切って行動を変えてみませんか?笑顔を心がけることなら、すぐに始められますよ。また、イメージを持ちやすくするために、社交性のある人の特徴やメリット・デメリットもチェックしましょう!

更新 2022.02.16 公開日 2021.09.20
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どうすれば社交性のある人になれるんだろう?

初対面の人とすぐ仲良くなれたり、広い人脈を持っていたり、そんな社交性のある人に憧れてはみるけれど、なんとなくハードルが高そうなイメージがあったり…。

そこで今回は“社交性”という言葉の意味をおさらいしつつ、社交性のある人の特徴や、社交的であることのメリット・デメリット、社交性を身につけるコツなどをお話ししていきます。

この記事を参考に、少しでも取り入れられそうなところから、自分らしいペースで社交性を身につけてみましょう◎

社交性ってどんな意味?

周囲の人とうまく付き合える性質を『社交性』といいます。とはいえ、かなりあいまいな言葉ですよね。

具体的にどのような性質のことを指すのか、まずは言葉の意味をチェックしましょう!また、社交性がないことを表す反対の言葉も紹介します。

社交性の意味、言い換え表現

社交性が意味するのは、コミュニケーション能力の高さや人との付き合いが好きという性質です。そのため社交性がある人というと、交友関係が広く、どこでもスムーズに立ち回れる人というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

例えば、飲み会で話題の中心になったり、職場の誰とでも良好な関係を築いていたりする人は、きっと社交性が高いはず。このような人は知り合いが多く、どこへ行っても何かしらの関係を持っているのも特徴です。

社交性には似た言葉もたくさんあります。例えば、認知度が高く交友関係が広いことを意味する『顔が広い』、多くの人に信頼されてコネクションがあるという意味の『人脈がある』などが代表的ですね。

少し控えめな表現ですが、『人当たりがよい』も社交性と似ています。

社交性と対照的な言葉

社交性と対照的な言葉も見ていきましょう。例えば、興味や関心が内側に向かいやすい性質を意味する『内向的』が挙げられます。

社交的ではないことを直接表現する『非社交的』も、代表的な表現ですね。人の輪になかなか入らない様子や、人付き合いから遠ざかろうとする様子から、『閉鎖的』という言葉で言い表すこともあります。

社交性がある人の特徴って?

BASE

いつも多くの人と関わり、ポジティブで行動力も高いという人が、あなたの周りにもいるかもしれません。社交性がある人のこのような特徴を、より具体的に見ていきましょう!

コミュニケーション能力が高い

代表的な特徴として挙げられるのが、『コミュニケーション能力の高さ』です。社交性が高い人は誰とでもすぐに打ち解けられます。初対面でも立場が異なる人でも関係ありません。

相手の話に興味を持つのはもちろん、相手の興味のある内容を引き出すのも得意で、聞き上手の特徴も持っています。また、自分がその場でどのように振る舞うのがよいか、見極めるのも得意ですよ。

その場の雰囲気やメンバーに合わせ、その場を引っ張っていくように振る舞ったり、相手をフォローして立てたり、盛り上げるように話したり。「他人の立場に立つ、他人を立てる」ことに気を配っているのが特徴です。

ポジティブでいつも笑顔

常に『ポジティブ』なのも社交性がある人の特徴です。いつも笑顔ではつらつとした印象があるのは、決して無理をして元気よくしているわけではありません。

もちろん上手くいかないことは日々起こりますが、それでいちいち落ち込まないのが、社交性の高い人の傾向。人間関係で失敗があったとしても、すぐに次の出会いがあるので、深刻に悩むことから自然に離れることができます。

そのため、表情は基本的にいつも笑顔です。表情豊かな人は魅力的に見えますよね。明るい雰囲気や表情は多くの人が好むものでもあるため、自然と人の輪の中心になってゆきます。

行動力があり、連絡がマメ

思い立ったらすぐに実行へ移す『行動力』の高さも、社交性につながる特徴です。

例えば、「そういえば〇〇さんの誕生日が近いから、カードを添えてメッセージを送ろう」と思えば、すぐに手配。「カードを送りたいけれど迷惑かも」「好みに合わないものだったらどうしよう」と悩みません。

夕食に誘ってもらったときには、翌日すぐに「昨日はありがとうございました」とお礼の連絡を入れます。何もなかったとしても、定期的に連絡をして近況報告をし合うのも特徴ですよ。

マメに連絡をすることで礼儀正しい印象を与えやすかったり、相手にも存在を覚えてもらいやすくなるというメリットも◎

多趣味で好奇心旺盛

社交性が高い人は『好奇心旺盛』な人がほとんどです。そのため、趣味の範囲が広いのも特徴といえます。「最近キャンプにはまっている」と言っていたかと思えば、「書道教室に通い始めた」なんてこともあるほどです。

アウトドアからインドアまで、さまざまなものに興味を示します。そして、趣味の集まりごとに仲間がたくさんいるのも特徴ですよ。釣り・スキー・フットサル・陶芸・映画など、さまざまな趣味で交友関係を広げています。

これだけ多くの趣味を持っていれば話題も豊富で、どこへ行っても主要メンバーとして扱われているはず。お誘いを受ける機会もそれだけ多く、休日の予定が分かると同時にスケジュールが埋まるという人もいます。

社交的な人が得られるメリットは?

持ち前の行動力と好奇心で交友関係が広がっていくと、周りの人に自然と助けてもらえることもあります。また、仕事で幅広い人脈が役立つこともあるはず。面接時のアピールで有利に働きやすいのもポイントです。社交的な人のメリットをチェックします。

人脈のおかけで、助けてもらえることがある

どんな相手とでも良好な関係を築ければ、周りにたくさんの味方を作れます。社交性の高い人は、ピンチのときに手を差し伸べてくれる相手がたくさんいるということでもあるのです。

どうしても期日に間に合わなそうな仕事が発生した場合、味方がたくさんいれば手伝ってもらえるかもしれません。プライベートでつらい出来事があったときも、誰かが相談に乗ってくれる可能性があります。

広い人脈があるからこそ助かった、という経験を増やしていきたいですね。

仕事でも強力な武器になる

人間関係は仕事をする上で必ず発生します。ビジネスシーンであっても、「〇〇さんの頼みなら」「〇〇さんにぜひお願いしたくて」など、社交的な性格がメリットにつながることも。

上手く立ち回って良好な関係性を築ければ、プロジェクトはスムーズに進みますし、案件もとんとん拍子でまとまりますよ。また、誰とでも積極的にコミュニケーションを取れるため、社内で同僚と距離ができてしまうことも防げるかも。

誰からも好かれて信頼されているという評価を得られれば、出世にも良い影響を及ぼすことがあるかもしれません。

面接の自己PRでも好印象

社交性の高さは就職活動の面接でも役立つはず。営業や接客など人と接する仕事には、社交性が高い人の方が向いています。もちろん、直接お客様と接する機会が少ない職種でも社交性は必要。

そのため、社交性が高いと自負しているなら、自己PRで積極的にアピールしましょう!どのような仕事にも必要なスキルを持っている人材とわかれば、興味を持ってもらいやすくなりますよ。

社交性がある人の抱えるデメリット

メリットの面がクローズアップされることが多く、魅力的に見える社交性の高さにはデメリットもあります。社交性が高いからこそ抱えてしまいがちな、人間関係にまつわるデメリットを確認してみましょう!

深い人間関係を築きづらい

交友関係が幅広く大勢と付き合いのある人は、とても華やかに見えます。しかし、1人の人と接する時間は少なくなりがち。そのため、友人はたくさんいるけれど、親友と呼べる人はいないケースもあります。

中には楽しく会話できる相手はたくさんいるけれど、ちょっと愚痴を言いたいときに話せる相手がいないという人もいます。いつも楽しそうにしていても、ふと1人になると寂しさを感じているのかもしれません。

八方美人や軽い人だと思われることも

誰とでも仲良くなれる様子を、『八方美人』と相手に受け取られてしまうことも…。「大勢に好かれるのは、誰にでもいい顔をする人だからだ」と、誤解を招きやすい性質でもあるのです。

また、男女間で仲良くしている様子は、人によって「軽い人なのかな?」と感じられてしまうことがあります。誰に対しても平等に接しているだけ、友だちとして一緒に食事をしているだけでも、誤解されることはあるものです。

恋愛面で相手を不安にさせてしまう場合も

恋人がいる場合には、相手が『不安』を抱くかもしれません。誰とでも分け隔てなく仲良くなるので、ときには異性と2人きりで出かけることもあるはず。

そのようなとき、恋人は「浮気なのでは?」と心配な気持ちでいっぱいになっている可能性がありますよ。まったくその気がない行為だとしても、相手が不安を感じていれば、2人の関係に悪い影響を与えてしまうかもしれません。

相手の不安を取り除くためにも、恋人に対しては言動で『大勢いる友だちとは違う特別な存在』ということを示せるといいですね◎

社交性がない人の特徴は?

内向的で人付き合いが苦手と感じているタイプの人は、周りのことを気にしすぎている傾向があります。そのため、人の多い場所へはあまり行きたくないと思っていたり、自分から積極的にコミュニケーションを取るのも苦手な傾向にあるようです。

他人の評価や言葉を気にしすぎる

「今、おかしなことを言ったかも」「変な反応だったかな?」など、常に周りの目を気にしているのは、社交が得意ではない人の特徴です。よそ行きの顔を作るのがくせになっている人もいるはず。

素直な自分を出さないのは、周りの評価をダイレクトに受けると大きなダメージを負ってしまうから。繊細で傷つきやすい自分を守る手段として、殻に閉じこもる方法を選んでいるのかも。

また、相手が何気なく放った一言を、深読みしすぎる傾向があるタイプともいえます。何の意味もない一言がずっと気になり、落ち込んでしまうこともありそうです。

話しかけられるのを待っている

人と話すと緊張するため、自分から話しかけるのは苦手です。そのため、人が集まる場では話しかけるのを待っていることが多かったり。どちらかというと『受動的』に動く人が多いようです。

知り合ってから長い年月がたち、お互いをよく知っている古くからの友人には話しかけられます。しかし、初対面の人や職場の人へ話しかけるのは「難しい」と感じ、待ちの姿勢を作ってしまったり。

また、自発的に関わっていこうという姿勢が少なくなりがちなので、知り合って間もない人との関係は続きづらいことも…。毎日通っている職場でも、なかなかすぐには溶け込めないタイプかもしれません。

人の多い場所が苦手

社交が好きでない人は『人の多い場所』が苦手で行きたがりません。例えば、「持ち回りの朝礼の司会がイヤで仕方がない」という人もいるはず。飲み会も、気心の知れた相手以外とは行きたくないのが本音です。

その場のノリや雰囲気に合わせて会話をするのが苦手のため、大勢が集まる場へ参加しても、ずっとだんまりになることもあります。みんなでわいわい楽しむよりは、静かで落ち着いた空間にいる方が落ち着くタイプです。

中には、電車やスーパーなど人が大勢いるだけで「つらい」と感じてしまう人もいるようです。

社交性のあり、なしで適職をチェック!

どのような仕事でも社交性は必要です。ただし、傾向としてより社交性が高い方が向いている仕事や、反対に社交家でない方が向いている仕事もあります。それぞれどのような仕事が分類されるのでしょうか?

社交性の高い人に向いている仕事

お客様や取引先など、日々多くの人と接する機会がある仕事は、社交性が高い人に向いていますよ。相手との会話を楽しみながら、笑顔で仕事に取り組めるはず!

また、社内のメンバーと協力しながら進める仕事もぴったりです。さまざまな仕事を同時進行で進めたり、大勢の前でプレゼンしたりするのも得意な性質といえます。

具体的な職業として挙げるなら、『営業』『販売員』『学校の先生』などが向いているかもしれませんね。どの仕事もたくさんの人と接する必要があるため、誰とでも仲良くなれるスキルが役立ちますよ。

内向的な人に向いている仕事

一方、内向的な人には集中して何か一つに取り組める仕事が◎。できるだけ静かな環境で黙々とできる仕事がいいですね。スケジュール管理や計画の立案、データ分析なども得意なはず。

集中して取り組むことが求められる『システムエンジニア』や『プログラマー』はもちろん、同じ作業の繰り返しが発生する『経理』も、内向的な人に向いていますよ。

他にも、『デザイナー』『コンテンツマネージャー』『ライター』なども向いている仕事です。

社交性を高めるために試してみてほしいこと

「社交性を高めたい」と思ったなら、まずは笑顔を意識しましょう!できることから始めて、少しずつ社交性を高めていけるといいですね。これまでより積極的に外へ出て、大勢の人と接する機会を作るのも◎。コミュニケーション能力を磨くために、会話力を身につけるのもいい方法です。

笑顔でいることから始めよう

気軽にできる『笑顔』から始めると、徐々に社交性を高められますよ。日ごろ笑顔を意識していない人は、自分では笑っていると思っていても、意外と表情は作れていないもの。

まずはどのくらい口角を上げれば笑顔に見えるか、チェックしてみましょう!いつも笑顔の人には話しかけやすいですよね。表情が明るいだけで社交的に見えますよ。

笑顔に慣れてきたら、他の表情もはっきり表現するといいですね。表情豊かで喜怒哀楽がわかりやすい人の方が、無表情な人よりも付き合いやすい人だと思ってもらいやすいはず。

積極的に人との交流を持つ

社交性を磨くには実際に社交をすることです。そのためには『交流』の機会を増やすのが◎。誘われた食事会やオンライン交流は断らないというだけでも、一歩前進です。

慣れてきたら『1日に1回は自分から話しかけてみる』というように、少しずつ目標を上げていきましょう!習い事やサークル活動など、職場と家以外の場へ参加するのもいいですね。今までなかった交流が生まれ、次第に社交性が育まれていきますよ。

話す力、聞く力を高める

『会話』する力を高めるのも、社交性アップには欠かせないポイントです。どんなに相手に興味があって仲良くなりたいと思っていても、それが伝わらなければ交流は深まりません。

そこで必要なのが、話す力や聞く力。相手の話をよく聞くには、相手が掘り下げて話せるような質問をすると◎。「趣味は何?」「今の仕事に就いたきっかけは?」など、YES・NO以外の答えがある質問がいいですよ。

雑談ではお互いの共通点を見つけていくと、話題が盛り上がりやすいはず。勇気を出して質問してみると、意外な共通点が山ほどあって意気投合するケースもあります。

会話では自分の素直な感情を出してOKです!素のままのあなたの方が、周りの人は近づきやすく感じますよ。

社交性を身につけるのは今からでも遅くない

社交性は天性の才能ではありません。これまではずっと内向的であっても、上で紹介したような工夫次第で、社交性は少しずつ身につけられるはず。

まずはいつも笑顔で、明るく表情豊かにすることを心がけましょう!それだけでもがらりと雰囲気が変わるため、社交的な人と見られるようになっていくはず。

また、話す力や聞く力もポイントといえます。相手が話しやすい質問をしたり、共通点を探ったりすることで仲良くなっていくことができます。「相手に興味を持ち、相手の立場に立つ」を心掛けていると、相手の話を聞くのにもより身が入ります。

できることから始めて、少しずつ社交性を高めていきましょう!

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