Z世代の社会人は夏休みをどう過ごす?

忙しい日々を送る社会人にとって、夏休みは貴重なリフレッシュタイム。
そんな特別な時間をどのように過ごすのでしょうか?
今回は、Z世代社会人を対象にした『夏休み事情』に関するMERYアンケートの結果をもとに、休暇の有無や日数、予定など、今どきの夏休みスタイルを深掘りしていきます。
どんな過ごし方が人気なのか、さっそく見ていきましょう。
※2025年7月に実施した「Z世代の夏に関する調査」Z世代男女235人の調査結果に基づく
Q:夏休みはある?

最初に「夏休みはありますか?」と質問したところ、「はい」と答えた人は51.9%で過半数を占めました。
一方で、「いいえ」は48.1%とほぼ半数にのぼり、夏休みがある人の方がやや多いものの、ない人も少なくないことがわかりました。
この結果から、企業や職種によって休暇制度に差があることがうかがえます。
Q:休暇はどのくらいの期間?

夏休みがあると答えた人に、「休暇はどのくらいの期間ですか?」と聞いてみました。
最も多かったのは、48.4%の「5日以上」で約半数にのぼりました。
次いで多かったのは、38.5%の「3日以上5日未満」。
この2つを合わせると、全体の約87%が3日以上の夏休みを取得していることが読み取れます。
Q:夏休みの予定は?
人気TOP3をチェック

では、Z世代の社会人は夏休みをどのように過ごしているのでしょうか?
「夏休みの予定」について調査したところ、最も多かったのは「旅行」という回答でした。
特に、海外よりも国内旅行を計画している人の方が多いことが判明。
海外のように長期の休みが必要な旅行よりも、比較的短期間でも行ける国内旅行が選ばれているようです。
2位には「帰省」がランクイン。
お盆の時期と夏休みが重なる人も多く、普段はなかなか帰れない実家に戻り、家族との時間を大切にしようとする様子がうかがえました。
3位は「フェス」。
夏は「FUJI ROCK FESTIVAL」や「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」など、人気音楽フェスが多数開催される時期でもあり、参加を予定している人も多いよう。
音楽だけでなく、グルメやファッションなどさまざまなジャンルのフェスも充実しており、夏ならではのイベントとして注目を集めています。
自宅でゆっくり過ごす派も
TOP3には入りませんでしたが、「家でゆっくり過ごす」「何もしない」と答えた人も目立ちました。
せっかくの長めの休暇だからこそ、何もせずにのんびり過ごして日頃の疲れを癒したいと考える人もいるようです。
自分に合った過ごし方で夏休みを満喫
夏休みが「ある」と答えたZ世代社会人は、過半数をやや上回り、そのうち約9割が3日以上のまとまった休暇を取得していることが明らかになりました。
その中で「旅行」や「帰省」、「フェス」といった、限られた時間でも充実感を得られる予定を立てている人が多いことがわかりました。
一方で、何もせずにのんびり過ごすことを選ぶ人も少なくありませんでした。
まとまった休みが取れる夏だからこそ、自分に合った過ごし方でリフレッシュするというのが、Z世代の今どきの夏休みスタイルのようです。