香りにはどんなこだわりを持ってる?

Z世代といえば、メイクやファッションなどに自分なりのこだわりを持っている人が強い印象。
また、個性をアピールするうえでは、“普段、身にまとう香り”も重要な要素になってきますよね。
今回は、Z世代の「香水事情」をテーマにしたMERYアンケートの調査結果をシェアしていきます。
※2024年1月に実施した「Z世代の持ち物に関するMERYアンケート」Z世代女性150人の調査結果に基づく
Q:香水を使っているorいない?

はじめに、「現在香水を使っていますか?」と質問。
「はい」と答えた人は約4割と一定数いました。
その一方、「いいえ」と答えた人が6割近くと過半数を占めました。
Z世代の間では、どちらかというと香水を使わない派の方が多いようです。
Q:使っている香水のブランド・商品・推しポイントは?
香水を使っていると回答した人に対し、「使っている香水のブランド・商品・推しポイント」を伺ってみました。
全体を通して人気を集めていたのは、「DIOR」「JO MALONE LONDON」「CHANEL」といったデパコスブランド。
高級志向なアイテムを好んでいる傾向が見られました。
デパコス系以外では、「CANMAKE」「ZARA」などZ世代から支持を集めているブランドが挙げられていました。
愛用している香水の推しポイントに関しては、以下のようなコメントが寄せられました。
・DIOR/ソヴァージュ「大人な雰囲気で、落ち着く香り」
・SHIRO/サボン オードパルファン「石けんの優しい香りがして、香水独特のきつい匂いがないところ」
・JIMMY CHOO/アイ・ウォント・チュウ フォーエバー オードパルファム「トップにアーモンドの香ばしさ、ミドルからバニラが混じりラストにもバニラの甘さが香る深さがある。みんなと被らない」
全体的には、「大人っぽい」「匂いがきつくない」「甘い香り」といった要素を持つ香水を好む人が目立ちました。
Q:香りを選ぶ際、何を重視する?

続いて、「香りを選ぶ1番の基準」を詳しく伺いました。
結果は、「好みの香りか」どうかを重視している人が最も多く、全体の7割以上に及びました。
次いで多かったのは「香りが長続きするか」で、こちらも約2割と一定数いました。
一方で、「パッケージが気にいるか」や「持ち運びしやすいか」といった項目を選んだ人は少ない傾向に。
Z世代の間では、香りや持続性といった“香水としてのメインの機能”にこだわって選ぶ人が多いみたいです。
Q:どんな香りなら好感が持てる?

さらに、「どんな香りなら好感が持てるのか」についても調査。
ランキングにまとめると、1位は「石けん系」、2位は「フローラル系」、3位は「シトラス系」といった並びになり、全体的には爽やかさや甘さを感じられるような香りが人気でした。
今回、支持率が低かった「スパイシー系」「ウッド系」などの深みのある香りに対しては、苦手意識を持っている人も少なくないのかもしれません。
Q:香水を使わない理由は?

香水を使用していないと答えた人には、「香水を使わない理由」を具体的に伺いました。
最も多かった理由は、約5割が回答した「香りがきついものが苦手」でした。
香水を使っている派の間でも、匂いがきつくないことを重視している傾向が見られた点を踏まえると、納得の結果といえるかもしれません。
他には、「ほしいものはあるが、価格的に手が出せない」「好みの香りに出合えない」など、こだわりが強いZ世代らしい理由を挙げる人も一定数いました。
ナチュラルな香りや高級志向なアイテムが好まれやすい
Z世代の間で、香水を使っている人の割合は約4割でした。
香りに関しては、石けん系やフローラル系を筆頭としたナチュラルな香りが好感を持たれやすいようでした。
また、香水を使わない理由としては、香りがきついものが苦手なことを挙げる人が最も多かったです。
以前、Z世代のヘアスタイル事情を調査した際も、ストレートヘアや暗髪などナチュラルなスタイルが好まれていました。
まずはナチュラルなことが大前提、そのうえで自分なりのこだわりを表現するというのが、最近のZ世代の傾向なのかもしれません。
また、デパコスブランドのアイテムを愛用している人が目立ったのも印象的で、高級志向な傾向が見られたのも注目ポイントでした。