Z世代のTikTok事情に迫る!

Z世代から人気のSNSアプリとして注目されているTikTok。
そんなTikTokを普段どんな時にどのくらいの頻度で利用しているのでしょうか?
今回は『僕と私と株式会社』が15~27歳の1,154名を対象に行った“TikTokの利用実態調査”を紹介。
利用頻度や視聴時間、どんな時に開くのかなどの結果を詳しくお届け。
また、好きなTikTokerランキングからどんな人が人気なのかも探っていきます。
Q1:TikTokの利用頻度を教えてください
最初に紹介するのは、TikTokの利用頻度を尋ねたアンケート。
画像左側の全体で見てみると「ほぼ毎日見ている(38.2%)」と答えた人が一番多く約4割いました。
また、利用頻度は違いますが約7割がTikTokを利用したことがあることも明らかに。
「利用したことはない(31.4%)」人は約3割いました。
中学生・高校生・大学生・社会人別で見てみると、中高生の約半数がTikTokを毎日見ていることがわかります。
※中学生〜社会人(15〜27歳)3,654人対象のアンケートより
Q2:一日の平均TikTok視聴時間はどのくらいですか?
一日の平均TikTok視聴時間はどのくらいなのか伺った結果は画像の通り。
全体では、一番多かったのが「1~2時間未満(35.4%)」で、約4割いました。
次いで「0~1時間未満(32.2%)」「3時間以上(16.5%)」「2~3時間未満(15.9%)」と続きました。
このことから1時間以上視聴しているZ世代が約7割いることが読み取れます。
Q3:どんな時にTikTokを聞きますか?
こちらは、どんなときにTikTokを開くのかについてのグラフです。
高校生・大学生・社会人の全てで「暇つぶし」が一番の理由になっていることが判明。
回答の順番自体に変わりはありませんが「情報収集」の回答が一番多かったのは高校生で、「友人との交流」は大学生、「自分の動画を投稿するため」は社会人が一番多いという結果になりました。
Q4:どのSNSで情報収集をすることが多いですか?
どのSNSで情報収集することが多いのか聞いた結果はこちら。
ジャンルによって多少バラつきはありますが、Instagram、TikTok、YouTubeで情報収集している人が多いことがわかります。
「日用品」の情報収集はTikTokで行っている人が一番多くいました。
ショート動画で沢山の商品を比較できるところに魅力を感じているのではないでしょうか?
Q5:どのメディアで見た広告に興味を引かれますか?
どのメディアで見た広告に興味を引かれるかについて見ていきます。
一番多かったのは「TikTok(32.8%)」で約3割いました。
次いで「これらの広告で興味を惹かれるものはない(29.5%)」「テレビCM(26.5%)」と続き上位3つを占めました。
Z世代はTikTokを見ながら広告もしっかり目に留まっているようですね。
Q6:TikTokで紹介されている商品やサービスに関して「プロモーション」の有無で購入に影響がありますか?
TikTokで紹介されている商品やサービスに関して「プロモーション」の有無で購入に影響があるのかという問いに対し、約6割が「いいえ(63.4%)」と回答。
広告に興味を引かれても、すぐに購入に繋がるとは限らないようです。
ただ、商品に興味を持つきっかけとなるのではないでしょうか?
Q7:好きなTikTokerは誰ですか?
最後に好きなTikTokerランキングをチェック。
2人のTikTokerが1位に!
1人目は、学校やアルバイトなどのあるあるなどのコント動画が面白いと話題の『そば湯』さん。
高校生では1位、社会人では3位にランクインしています。
2人目は、大学生では2位、社会人では1位に選ばれている『なえなの』さん。
TikTokだけでも370万人のフォロワーがいる今注目の人気インフルエンサーです。
3位は、13歳とは思えない大人っぽさやクオリティの高い動画が支持されている『みなみ』さん。
高校生で2位に入っていることから、ティーン世代から多くの支持を集めていることがわかります。
そして4位に『100円提案』さん、5位に『コムドット』さんがランクインしました。
暇つぶしにクスッと笑えて共感できる&同じ世代のTikTokerが人気!
TikTokを暇つぶしに見ているという人がとても多いことが明らかに。
そば湯さんが人気1位だったのは、暇な時にショート動画でクスッと笑えて、あるある動画にとても共感できるからだと考えられます。
2位になえなのさん、3位にみなみさんがランクインしていることから、同じ世代のインフルエンサーにも興味を持っていることが読み取れます。
プロモーションについては、約7割がTikTokを利用していて、特に中高生の約半数はほぼ毎日見ていることからも、商品やサービスを広く知ってもらうためには最適かもしれません。
【調査概要】
『Z世代に聞いた!TikTokの利用実態調査』
調査期間:2023年12月18~12月19日
調査対象:全国のZ世代(15~27歳)男女
調査有効回答数:1,154名(高校生299人、大学生266人、Z世代社会人589人)
調査方法:インターネットを利用したアンケート
調査主体:僕と私と株式会社