Z世代のカラオケ事情が気になる!

友達とワイワイ盛り上がったり、一人で歌って発散したりと様々な楽しみ方ができるカラオケ。
そんなカラオケをZ世代はどんな風に楽しんでいるのでしょうか?
今回は、MERYユーザーにカラオケ事情についてアンケート調査を行いました。
回答から明らかになった、カラオケに行く頻度・誰と行くか・頼むフード・歌う曲・あるあるについて詳しく紹介していきます。
※2023年7月に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代110人の調査結果に基づく
Q:カラオケに行く頻度は?

まず最初に、カラオケに行く頻度を教えてもらいました。
すると「3ヶ月に1回ほど」と回答した人が32.7%で一番多いという結果に。
次いで「半年に1回(28.2%)」、「1年以上行ってない(21.8%)」、「月1以上(17.3%)」と続きました。
このことから、約6割のZ世代は3ヶ月~半年に1回行くことが明らかに。
月1以上で頻繁にカラオケに行っている人は少ないことがわかりました。
Q:カラオケは誰と行くことが多い?

「カラオケは誰と行くことが多いですか?」と聞いてみると、「友達」と答えた人が全体の6割と断トツで多い結果に。
その次に多かったのが「1人(17.3%)」でした。
「恋人(11.8%)」と「家族(10.9%)」と回答した人は大体同じくらいの割合で、そんなにいませんでした。
Q:カラオケでフードは頼む?

カラオケのフード事情についても質問。
「カラオケでフードは頼みますか?」とアンケートしたところ「頼まない」と答えた人が52.7%で一番多く「時々頼む」と答えた人が41.8%で、全体の95%を占めていることが判明。
「いつも頼む」人は5.5%でとても少ないことが明らかになりました。
Q:どんなフードを頼む?

先程の回答でフードを頼むと回答した人に「どんなフードを頼みますか?」と聞いてみました。
結果、1位が「フライドポテト」で44票と断トツで人気でした!
2位は同票で「ピザ(6票)」と「ラーメン(6票)」がランクイン。
3位は「たこ焼き(5票)」でした。
TOP3を見てみると、全体的にみんなでシェアできるフードや、こってりとした味付けのフードを頼む傾向が見られました。
Q:カラオケで歌う曲は?
カラオケで歌う曲を調査してみました。
果たして、Z世代は何を歌っているのでしょうか?
回答で特に人気だった曲を厳選して紹介します。
あいみょん マリーゴールド
一番回答が多かったのが、あいみょんの『マリーゴールド』。
マリーゴールドは、2018年8月8日に発売されたあいみょんのメジャー5枚目のシングル曲です。
テンポがゆったりしている曲で、キーも低いので歌いやすいところや、誰でも知っている有名な曲なのでみんなで盛り上がれるところが人気の理由と考えられます。
Vaundy 怪獣の花唄
Vaundyの『怪獣の花唄』と回答している人も目立ちました。
怪獣の花唄は、1作目のアルバム『strobo』の収録曲で、2020年5月11日に配信限定で先行リリースされた曲。
一度聞いたら忘れられない中毒性のあるメロディーが特徴です。
TikTokの「歌ってみた動画」などでも注目を集めている曲でもあり、カラオケでも歌うZ世代が多いようですね。
YOASOBI アイドル
YOASOBIの『アイドル』と書いている人も。
アイドルは、人気アニメ【推しの子】のオープニングテーマとして使われている曲。
MVは2023年4月13日の公開から35日間でYouTube再生数1億回を突破しています。
また、5月26日にリリースした英語版も6月10日付のBillboard Global Excl. U.S.で、日本語で歌唱された楽曲として初の1位を獲得しています。
サビで「アイドル!」とみんなで合いの手を入れてみたりと、盛り上がれる要素が詰まっているので、歌うZ世代が多いのではないでしょうか?
優里 ドライフラワー
優里の『ドライフラワー』を歌うという人も沢山いました。
ドライフラワーは、2020年10月25日にリリースされた曲。
YouTubeの「THE FIRST TAKE」に出演してから、人気や知名度が急上昇していて、ストリーミング再生回数が5億回を突破する人気曲となっています。
ゆったりとしたテンポで高音域が多いのが特徴で、女性でも原曲キーで歌いやすいところが選ばれている理由のひとつだと思われます。
Q:カラオケでのあるあるは?
最後に、カラオケでのあるあるを教えてもらいました!
沢山の回答の中で、特に多かったあるあるを紹介します。
1番最初に誰が歌うかでちょっと気まずくなる
一番多く書かれていたあるあるだったのは、1番最初に誰が歌うかでちょっと気まずくなる…でした。
「最初誰が歌うか決まらなくて気まずい(22歳 女性)」
「毎回誰が最初に歌うか、ごたつく(19歳 女性)」
「誰が最初に曲を入れるかで迷う(25歳 女性)」
などの回答が多くあり、最初に歌う人を決めるのに毎回苦戦している姿が見受けられました。
他にも
「1番目に歌うの緊張する(25歳 女性)」
「最初恥ずかしくて歌えなくて、後半曲入れまくってマイク渡さない笑(26歳 女性)」
と書かれていて、最初に歌うのは苦手な人が多いようです。
でも慣れてくれば、積極的に歌えるみたいですね◎
採点で競い合う!
採点で競い合うというあるあるも。
「採点点数で競い合い(20歳 女性)」
「採点で勝負する(23歳 女性)」
「採点機能をつけて点数を競います!(パートナー相手だと毎回負けます笑)(23歳 女性)」
といったコメントが沢山あり、ただ単に歌うのではなく、友達などと点数を競い合って楽しんでいるZ世代が多いことがわかりました。
他にも「みんな採点ガチるので余裕のあるところで加点を狙ってビブラート&こぶしを強める(17歳 女性)」という強者もいました。
本人映像に夢中になってしまう
本人映像につい夢中になってしまうというあるあるも沢山寄せられていました。
「本人映像があるとついそれを選びがち(23歳 女性)」
「本人映像を見てきゃっきゃする(23歳 女性)」
「アニメ主題歌などの場合、映像付きだと歌うよりも映像に夢中になってしまいます。(19歳 女性)」
「歌い疲れたらMV鑑賞(21歳 女性)」
といったように、本人映像の曲を選んで歌より映像に夢中になっていたり、歌い疲れたら好きなアーティストなどの映像を流して鑑賞しているようです。
他にも「1人で行くと途中からbts鑑賞会になる。ジャニーズの本人映像が少なくてYouTube流しながら歌う(25歳 女性)」という人もいました。
オタ活をする
カラオケでオタ活をするというあるあるもありました。
実際に回答には
「オタク同士で行くと合いの手がガチ(19歳 女性)」
「オタ活のときは絶対ペンライト持参 (23歳 女性)」
と書いてあり、推しのペンライトを持参して行く人や、曲中に合いの手を入れたりして、オタ活を楽しんでいるようですね。
その他のあるあるも紹介!
他にも回答には、
・ドリンクバーやトイレに行くタイミングが難しい
・歌っているときに店員さんが来ると気まずい
・前の人の履歴を見てどんな人が歌っていたのか想像してしまう
・ふたりはプリキュアとおジャ魔女ドレミ派でカラオケバトルが勃発する
といったあるあるが寄せられていました!
ドリンクバーやトイレに行くタイミング見失いがち(23歳 女性)
2人で行くとトイレとドリンクバーのタイミングが難しい(26歳 女性)
2人で行くとトイレに行くタイミングがわからない、そしてトイレに行っている間1人で歌うか悩む(25歳 女性)
歌ってるときに店員さんが来ると歌うのをやめてしまう(22歳 女性)
熱唱してる時に店員さんきて気まずい(21歳 女性)
店員さんがいる間は歌を選んでるふりをする(22歳 女性)
前の人の履歴を見てどんな人か想像する(22歳 女性)
履歴を見て前の人がどんな曲を歌ったのか見てしまう(23歳 女性)
ふたりはプリキュアとおジャ魔女ドレミ派でカラオケバトルが勃発(26歳 女性)
みんなが知っていて一緒に盛り上がれる曲を歌う!
以上、カラオケ事情をお届けしました。
アンケート結果から、カラオケに友達と行く人が圧倒的に多いことが判明しましたが、やはりフードも歌う曲も友達と楽しめることを大前提に考えているようで、シェアできるフードやみんなが知っていて一緒に盛り上がれる曲を歌っている傾向が見られました。
あるあるでは、老若男女問わずのあるあるを書いている人がいる一方で、採点で競いあったり、歌より映像に夢中になっていたり、オタ活をしてみたりとZ世代ならではのあるあるが沢山ありました。
Z世代のカラオケの楽しみ方は、今や歌うだけでないことがわかりました。