Z世代の最近のマスク事情について調査しました
2023年3月13日(月)以降、マスクの着用が個人の判断にゆだねられることになり、Z世代のマスク事情が今どうなっているのかアンケート調査を行いました。
今回の記事では、アンケート結果を元にマスクの着用についての心境や消費の変化がどうなっているのかご紹介していきます。
マスクの着用について質問
Z世代も、30・40代も、マスクは「積極的に着用したいもの」に
こちらのグラフは、「マスクの着用が個人の判断にゆだねられることについて、あなたのお気持ちに最も近いものをお答えください」という設問に対するものです。
Z世代の約5割が「マスク着用をすると思う」と回答しました。
また、30代・40代も同じように5割程が「マスク着用をすると思う」という結果となっていました。
次に「あなたはマスクをどの程度着用したいと思いますか」と質問してみました。
結果、マスク着用意向については全体の約6割が「マスクを着用したい」と回答しました。
「マスク着用についてどう感じていますか」と聞いてみました。
先程ご紹介したグラフで、Z世代の約5割が「マスク着用をすると思う」、約6割が「マスクを着用したい」と回答した一方、マスク着用については「煩わしい」が「煩わしくない」を上回る結果となりました。
アフターマスク消費について聞いてみました
「アフターマスク」に伴い、Z世代女性の約4割が美容用品やファッションアイテム等を購入
「マスクの着用がゆだねられたことに伴い、購入したものはありますか。あてはまるものすべてお答えください」と聞いてみました。
そうすると、Z世代女性の42.9%がすでに何らかの「アフターマスク消費」を行っていることがわかりました。
30代・40代女性では3割程度であり、Z世代がもっとも高いスコアとなりました。
こちらは、「購入したものランキングTOP5(※いずれか購入者)」をまとめた表です。
「アフターマスク」でZ世代女性が購入したものは、1位「リップグロス/口紅」、2位「UVケア用品」、3位「洋服」という結果に。
マスクは引き続き着用予定ではあるものの、マスクを取るシーンが増えることを見越していると想定され、口元周りの美容やUV対策に関する消費が高まるのではないかと考えられます。
また、「アフターマスク」はファッション消費にも影響する可能性があり、外出が増え、旅行やお花見など、外でのエンターテインメントに合わせて消費が増えていくことが予想されます。
Z世代女性の過半数が何らかの商品を購入したいと考えている
「マスクの着用がゆだねられたことに伴い、購入したいものはありますか。あてはまるものすべてお答えください」と聞いてみました。
結果、Z世代女性の53,7%の人はアフターマスクに伴って何かしらを購入したいと考えていることがわかりました。
左表は、「購入したいものTOP5(※いずれか購入希望者)」です。
先ほどご紹介した「購入したもの」と同じく、1位「リップグロス/口紅」、2位「UVケア用品」、3位「洋服」という結果になりました。
アフターマスク消費がより高まることが予想されます!
アンケート結果を元に、Z世代の最近のマスク事情についてご紹介しました。
マスクの着用が個人の判断にゆだねられることになりましたが、Z世代の5割程はまだまだマスクを着用したいと考えている一方で、マスクを取るシーンが増えていくことを想定してリップグロスなどの口元周りの美容やUV対策用品を購入していることが明らかになりました。
これからアフターマスク消費がどんどん高まっていくと思われます。
【MERY Z世代マスク調査概要】
調査期間:2023年3月15日(水)~3月20日(月)
調査対象:全国の10代〜40代の男女2,098名。本調査におけるZ世代とは「1996年4月2日~2006年4月1日生まれ」としている。
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社MERY