MERYEDITORS Z世代がビジネスシーンで「もらってうれしいギフト」って？
取引先へ感謝の気持ちを込めて贈るお中元やお歳暮、手土産や、日ごろ頑張っている社員へのギフトなど、ビジネスシーンの中でギフトを贈るシーンは、少なからず存在します。
かつては、「お菓子」や「商品券」などを贈るのが定番だったビジネスギフト。では一体、今、Z世代へのギフトではどのようなものが好まれるのでしょうか。
今回は、法人向けビジネスギフトサービス「RING BELL FOR BUISINESS」を手掛ける、リンベル株式会社が行った「ビジネスギフトに関する調査」の調査結果から、その答えを紐解きます。
「働くZ世代がもらってうれしいギフト」第1位は「体験ギフト」！
「今までにもらったビジネスギフトの中でうれしかったものは？」という設問に対する回答です。
全世代の1位は「カタログギフト」で45.4％。2位は「洋菓子・和菓子・果物」33.8％、3位は「商品券」31.8％と続きます。
一方で、Z世代の第1位は「体験ギフト」が73.7％と圧倒的。2位は「カタログギフト」で42.1％、3位は「飲料・お酒」36.9％でした。
全世代もZ世代も共通で「カタログギフト」が上位に入る一方、Z世代では圧倒的に「体験ギフト」が上位に入り、全世代で人気のあった「洋菓子・和菓子・果物」や「商品券」の人気が低い、という結果になっています。
モノよりも体験や思い出を重視する傾向があるZ世代。体験ギフトが人気なのも頷けます。
「洋菓子・和菓子・果物」や「商品券」は一時的なよろこびしか得られず、さらにそれぞれの好みもあり、あまりZ世代のニーズにはまらずに、上位に挙がらなかったのかもしれません。
Z世代が選ぶ「ビジネスギフト購入商品」は？
こちらは「贈る側」のランキングです。
「ビジネスギフトを贈る際、どんなものを選ぶか？」という問いに対して、全世代では「洋菓子・和菓子・果物」38.3％、「飲料・お酒」37.8％、「カタログギフト」30.5％と続きます。
一方Z世代では「カタログギフト」38.7％、「飲料・お酒」24.0％、「洋菓子・和菓子」22.6％という結果になりました。
Z世代がもらってうれしい「体験ギフト」は14.7％に落ち着いています。
「なぜカタログギフトを贈ったのか」という問いには、全世代の意見として、「贈られた方が好きなものを選べるから」42.0％、「贈られた方が好きな時に商品を選べるから」40.6％、「商品選びに悩まなくていいから」39.9％と続きました。
確かにカタログギフトであれば、幅広い世代に人気の「洋菓子・和菓子」や、Z世代がもらってうれしい「体験ギフト」など、各々が一番必要とし、欲しいと思える商品を届けられますよね。
もらってうれしい「体験ギフト」とは？
では、Z世代が「もらってうれしい体験ギフト」とはどんなものがあるのでしょうか。
例えば、ホテルの宿泊や食事、エステなどは、今や多くのカタログギフトでも取り上げられていて、やはり人気が高いですよね。
一方「ここでしかできない」「今しかできない」、そんな特別な体験もZ世代には人気なんです。
世界に1つだけのテクスチャーアート体験
NIKEでオリジナルTシャツをカスタムできる体験
AIが診断！オリジナルアロマブレンド作り体験
ちょっとした手土産に選びたい「洋菓子・和菓子」とは？
もらってうれしい体験ギフト、贈って便利なカタログギフト。
だけど、やっぱりちょっとしたビジネスシーンの手土産に使うなら「洋菓子・和菓子」は外せません。
せっかくならよろこんでもらいたい！ そんな方は、こちらはいかがでしょうか？
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Z世代の好みを把握して、本当によろこばれるギフトを。
世代間での価値観の違いや、嗜好の変化で、好まれるギフトにも違いが見られたZ世代。
さらに近年は、直接会わずに贈れるデジタルギフトの需要が高まるなど、新しい働き方にならい、贈り方も変化しているそうです。
ビジネスシーンで、より人と人とのコミュニケーションを円滑に図るためにも、ぜひZ世代の好みを把握して、本当によろこばれるギフトを贈ってみませんか？
【調査概要】
「ビジネスギフトに関する調査」
調査期間：2022年8月25日～2022年9月8日
調査対象：従業員規模5名から300名未満の中小企業に勤める有職者でギフト導入関与者 500名
調査方法：インターネット調査
調査主体：リンベル株式会社
