Z世代の間では、最近どんなワードや言い回しが流行ってる?
トレンドに敏感なZ世代の間では、今どんな言葉が流行っているのでしょうか?
今回は、MERYで行ったアンケートを基に、10代や20代のユーザーの間で流行っているワード・言い回しをいくつかピックアップしてご紹介。
さまざまな流行ワードはもちろん、ブームの火付け役となった存在やコンテンツにも注目です!
※2023年2月に実施した「MERYユーザーアンケート」132人の調査結果に基づく
ブームの火付け役は?Z世代MERYユーザーの間で流行っている“ワード・言い回し”7選
①Snow Manのメンバーが提案したポーズ「オッケーカフ」

MERYで行った推しやアイドルに関するアンケートでもたくさん名前が挙がった9人組男性アイドル「Snow Man(スノーマン)」といえば、テレビドラマ『silent(サイレント)』をはじめ、メンバーたちが出演する作品が軒並み話題を集めるなど、まさに今をときめく存在です。
そんなSnow Manのメンバー・向井康二さんが提案した、オッケーポーズで耳を挟む仕草を表す「オッケーカフ」が流行ワードとして挙げられていました。
アンケートでは、同じく向井さんが流行らせたといわれるポーズ「動脈ピース」の名前も登場しており、ここでもZ世代のSnow Man人気がわかります。
②Travis Japanのデビュー曲のキャッチーな振り付け「ピロブンダンス」

Snow Manと同じく、ジャニーズ事務所に所属する7人組男性アイドル「Travis Japan(トラビスジャパン)」にまつわるワード「ピロブンダンス」も選ばれていました。
ピロブンダンスとは、彼らのデビュー曲『JUST DANCE!』の間奏部分の振りつけのことで、同楽曲をテレビ番組などで披露すると、自然と体がノッてしまいそうになるリズムと合わさったキャッチーな振りつけが話題に。
幅広い世代から愛されるジャニーズアイドルは、Z世代からも目が離せない存在といえそうです。
③最多回答!SNSを中心にバズった中国メイク「白湯メイク」

今回のアンケートで最も被りの多かった回答は、SNSを中心にバスっている中国メイク「白湯メイク」でした。
一般的に白湯メイクとは、マットに仕上げたベースメイクと、ベージュ系などのニュートラルカラーを用いたポイントメイクが特徴的な、透明感のあるナチュラルメイクのこと。
アイドルグループ「SNH48」の元メンバーで、中国の上海を中心に活動する歌手・女優のジュー・ジンイーさんが紹介したことが、白湯メイクブームのきっかけになったといわれています。
ここ最近は、白湯メイク以外にも「純欲メイク」「甜妹(てんめい)メイク」などさまざまな中国系のメイクが話題を集めており、今後もZ世代のトレンドとなっていきそうな予感です。
④TikTokで大バズり!あざと可愛い歌詞に注目の「可愛くてごめん」

SNS関連のワードでいうと、TikTokで大バズりした楽曲のタイトル『可愛くてごめん』にも複数回答が集まりました。
可愛くてごめんは、YouTubeやニコニコ動画などの動画投稿サイトを中心に活動するクリエイターユニット「HoneyWorks(ハニーワークス)」が手掛けた楽曲。
アンケートでもピックアップされていた“可愛くてごめん”や“あざとくてごめん”といったフレーズをはじめ、歌詞全体からあざと可愛い女の子像が伝わってきます。
また、Z世代の間ではあざとい男女について語り尽くすバラエティー番組『あざとくて何が悪いの?』も人気で、“あざとさ”をテーマにしたコンテンツはZ世代ウケが良いのかもしれません。
⑤テレビドラマ『星降る夜に』に登場する手話「よきよき」

今回のアンケートでは、「よきよき」という“手話”が流行っていると回答してくださったユーザーも。
よきよきは、主演の吉高由里子さんが演じる産婦人科医・鈴と、音がない世界で自由に生きる遺品整理士・一星とのラブストーリーを描いたテレビドラマ『星降る夜に』に登場していた手話のひとつ。
最近は、星降る夜にやsilentといった手話が使われるドラマが注目を浴びており、手話はZ世代にとって身近な存在になってきているのかもしれません。
⑥自己紹介ラップで話題に!BOYS PLANETに出演する練習生「トヨナガタクト」
「Kep1er(ケプラー)」や「NiziU(ニジュー)」、「INI(アイエヌアイ)」など、ここ近年はオーディション番組出身のアイドルグループが人気を集めています。
そして今注目なのが、Kep1erが誕生した日中韓オーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典』(通称:ガールズ プラネット)のボーイズ版ともいえるオーディション番組『BOYS PLANET(ボーイズ プラネット)』。

アンケート内でも、BOYS PLANETに関連する「トヨナガタクト」が流行ワードとしてピックアップされていました。
トヨナガタクトとは、同番組に出演する日本人練習生・豊永拓斗さんを指すもので、彼が披露した自己紹介ラップにて“トヨナガタクト”を何度も連呼をする様子がSNSを中心にバズり、彼の存在がZ世代の間で広く知れ渡るきっかけに。
⑦ちいかわ構文の「○○…ってコト!?」

Z世代のファンも多く、大人から子供まで幅広く愛されている大人気漫画・アニメ作品『ちいかわ』に関連する“ちいかわ構文”もいくつか選ばれていました。
ちいかわは、かわいらしくほのぼのした雰囲気と、どこかダークな一面を併せ持った作品で、そんなストーリーの中でキャラクターたちが話す“独特な言い回しを真似た文章”を指すのがちいかわ構文です。
今回のアンケートでは、代表的なちいかわ構文のひとつ「○○…ってコト!?」や、普段は口数の少ない主人公・ちいかわが“嫌だ”ということを必死にアピールするときのセリフ「ヤダーーー」などが挙がっていました。
SNSやアイドルが生み出すコンテンツが、Z世代の流行ワードに
今回は、MERYユーザーのさまざまな流行ワードをご紹介しましたが、アンケート全体を通して感じたのは、TikTokをはじめとしたSNSをきっかけに流行ったワード・言い回しが多かったということ。
また、ジャニーズや韓国系などのアイドルがブームの火付け役になっているパターンもいくつかみられました。
Z世代のトレンドは、SNSで注目を集めている存在や話題のアイドルから生まれやすいようです。