こんにちは、MERYデザイン部です

「上司からいきなりSNSのデザインを作るように言われて困っている」
「若者向けのデザインがあまりわからない」
「デザインを作ってみたもののイマイチ垢抜けない…」
そんなお悩みありませんか?
今回は、普段MERYのSNSでのデザインをはじめ、ウェビナーやイベント、コスメブランドなど様々なクリエイティブを手がけるMERYデザイン部が、1つの意識で簡単に垢抜けられるデザインTipsをご紹介します。
今回のラインナップはこちら↓
1|重たさを感じる時は、華奢なフォントで爽やかに
2|四角でマンネリ化した時は、アーチ窓を試す価値アリ
3|枠を少しずらして垢抜ける
4|日本語フォントと英数字フォントを使い分けてさらに綺麗に
1|重たさを感じる時は、華奢なフォントで爽やかに
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まずはデザインの要、フォント問題。
例えば、こちらの画像のように、黒文字や太文字で文字を書くと、確かにはっきりはするのですが、画像に文字が浮きすぎているような印象になってしまっています。
このように、クリエイティブを作っていて、なんだか垢抜けず重い印象があるな…という人は、フォントとカラーで軽さを持たせることを試してみてください。
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最近では、太字のフォントというよりは、Z世代を中心に絶大な人気を誇るアパレル・コスメブランド『Her lip to(ハーリップトゥー)』やコスメブランド『Ririmew(リリミュウ)』などで使われているような華奢なセリフ体のフォントが人気の傾向にあると思われます。
また、文字の色も、例えば四角い長方形を背景に敷き、その部分の不透明度を下げたり、背景を切り抜いたような文字色や、真っ黒ではないグレー系統の文字色にすると、グッと垢抜けた印象に近づきます。
2|四角でマンネリ化した時は、アーチ窓を試す価値アリ
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続いて、写真などを入れる時にぜひ使っていただきたいテクニックです。
画像のように、よく正方形のクリエイティブを作った時に、外側に四角い枠を作って、その内側に一回り小さく同じ四角で切り抜いた写真を入れるという人も多いのではないでしょうか。
でも、四角以外にパターンがほしい!という時は、アーチ窓のような形を作ってみるのがおすすめなんです。
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上下の直線のラインだけではなく、斜めのラインも作ることを意識すると、カチッとなりすぎずに垢抜けた雰囲気が叶います。
実はこのアーチ窓を用いたクリエイティブは、@mery.jpのSNSでよく出しているデザインなんです。
3|枠を少しずらして垢抜ける
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お次は、「もう一手間デザインを加えたい!」という時に試してほしいアイデアです。
上で伝えたアーチ窓だと画像的に入らないという時もあると思います。
四角の中に画像を入れるクリエイティブでもちょっとお洒落感を加えたい時は、枠から少しずらした線を入れると、垢抜け感があるクリエイティブになりますよ。
さて、少しずれた線を入れるだけで、beforeからどのように変化するのでしょうか。
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こちらが、四角にずらした枠を入れてみたクリエイティブです。
きちんとまとめすぎたクリエイティブは、少し遊び心を加えると、よりお洒落なデザインになります。
これは、他の図形でも応用できるので、ぜひ試してみてください。
4|日本語フォントと英数字フォントを使い分けてさらに綺麗に
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今回最後に紹介するのは、フォントにまつわるテクニックです。
日本語のフォントで文章を打つ時、日本語は綺麗なんだけど、英数字をそのままのフォントで並べて見た時に、少し野暮ったく見えてしまうということはありませんか?
もちろんデザインの作り方にもよるのですが、もし英数字だけ綺麗にハマらないなという時は、その部分だけ英数字用のフォントにすると、綺麗に文字を組むことができるかもしれません。
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こちらは、游ゴシックのBoldと、FuturaのMediumを合わせて作った文章です。
上の画像の游ゴシックだけの時よりも、英数字の線がより洗練された印象になったのではないでしょうか。
この2つはMERYデザイン部でもおすすめの組み合わせです。
クリエイティブ作りに困ってるみなさんの助けになりますように

以上、すぐにできる4つの垢抜けデザインのコツをご紹介しました。
他にもテクニックがたくさんあるので、またみなさんにお伝えできる機会があれば嬉しいです。
それでは、今日も素敵なクリエイティブを作るべく、お互いがんばりましょう◎