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同棲カップルの生活費の相場って?よくあるトラブルと解決策も解説

カップルが憧れる同棲生活には、2人分の生活費がかかりますよね。どのくらいの生活費が必要になるのか、一般的な相場を紹介するとともに、収入差があるときの分担方法も解説します。節約を心がけて貯金をしながら、楽しく同棲を続けていきましょう♡

更新 2022.02.16 公開日 2021.11.11
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一体、同棲の生活費ってどのくらいなの?

最近、彼氏と同棲したいねって話をしているの。

同棲できるのはすごく楽しみだし、嬉しいのだけど、どのくらい生活費がかかるのかとか、生活費をどう分担するのかとか、知らないことばかりでちょっと不安な気持ちも。

そんなふうに、同棲での生活費のあれこれが知りたいって方も多いはず。
今回の記事では、 同棲でどのくらいの生活費が必要になるのか、一般的な相場感を紹介するとともに、男女の収入差があるときの分担方法なども見ていくので、最後までお見逃しなく◎

同棲にはメリットがたくさん!

同棲にはいろいろなメリットがあります♡
生活費を抑えて、今後の生活設計を考えるのもよいですね。
1人あたりの負担を抑えながら、1人で住むときにはできない広さの場所に住むことも可能に。そのメリットを細かく見ていきましょう。

生活費を抑えられる

1人より2人で暮らす方が、全般的な生活費が少なくなります。
水道光熱費やインターネット料金など、節約できるものは多いですよ。
生活費を抑えられれば、その分だけお金が貯まります。
将来の結婚資金を貯めるにも、同棲は有効ですね。

2021年4~6月の家計調査を見ると、単身世帯の平均支出は15万2,298円、2人以上の世帯では28万797円でした。
単純計算すると、1人あたりの生活費は1万1,899円ほど安くなります。

毎月少しずつでも節約したいなら、同棲を検討しましょう!

よりよい物件に割安で住める

2人が半分ずつ生活費を出す場合、家賃の支払いが楽になります。
ワンルームを2部屋分借りる家賃より、2LDKの家賃の方が割安になることがほとんど。

1人ずつ6万円の物件に住んでいる場合、かかる家賃は合計12万円。
2人で住むなら、12万円までの予算で好きな1物件を選べます。
2人暮らし向けの物件なら、予算を抑えてもよい物件が見つかるはず。

家賃9万円の物件なら、半分ずつ出しても1人の負担は4万5,000円。
それぞれで暮らしていたときより、合計3万円の節約になります。
家賃が高くなる分だけ部屋も広くなり、それぞれのスペースも確保できますよ◎

お互いの金銭感覚がわかる

黒いお財布Pinkoi

別々に暮らしていると、相手がどんな生活をしているかわからないもの。
同棲すると相手の金銭感覚が見えてきます。
食費や雑費にどのくらいのお金を使っているかわかれば、結婚の判断材料にもなりますよね。

どんなことによくお金を使っているかも、重要なポイント。
それぞれの価値観を知って、お互いにすり合わせをするのが大切です。
2人で使える予算は限られているので、同棲期間中は生活費を2人で出し合い、やっていけるか試してみるのもよいですね。

同棲の生活費の相場って?

同棲を始めるにあたってどのくらいの生活費が必要なのか、事前に知っておきたいですよね。
2人の考え方によっても多少の差は出てきます。
余裕を持って生活するための相場を見ていきましょう。

家賃を除く毎月の平均支出は20万円ほど

2つのお財布Pinkoi

2人暮らしをするとき、基本的な生活費の目安は20万円程度。
2人のライフスタイルや価値観によって上下しますが、極端にお金を使いすぎないためにも、目安として覚えておきたい金額です。

通常の支出以外に、生活費には家賃が上乗せされます。
家賃8万円の物件に住むなら、トータルの出費は28万円程度となります。

住居にかかる費用は、住んでいる地域や住居の環境(賃貸か持ち家か)によって大きく変化するので、しっかり確認しておくことが大事です。
また、毎月払う家賃だけでなく、共益費や火災保険、更新料なども忘れないように。

生活費の主な項目

同棲中の生活費のうち、大きな割合を占めるのが『食費』『家賃』です。
食費は自炊が少なければ6~8万円程度、家賃も賃貸物件なら同じくらいが予想されます。
同じく毎月かかる『水道光熱費』も、3万円程度が一般的です。これだけでも、固定費がけっこうかかることがわかりますね。

加えて『交際費』『通信費』『日用雑貨を含む雑費』『保険医療費』も必要です。
車を持っているのなら、駐車料金や維持費も計算に入れてくださいね。

2人で使う生活費の内訳を考えて計算すると、1か月の支出がつかめるはずです。
まずは、自分たちに当てはまる項目を書き出してみるのがおすすめ◎

初期費用も計算しておこう

同棲を始めるときは、新生活をスタートするための費用が必要です。
引っ越し費用や、2人で使う家具・家電の購入費用などが挙げられます。
具体的にいくらかかるかは、2人の生活環境によって変わります。
お互いの家で使っていた家具・家電を持ち寄る場合は、すべてを取り替えるよりも安く済むはず。

引っ越し費用は単身の場合、5万円程度が一般的。
部屋の広さや荷物の量で変わるため、荷物が少ないときはお金もそれほどかかりません。
ただ、荷物を運ばない場合でも、不要な家具・家電の処分費用は計算しておきたいですね。

その他に、同棲生活スタートから1~2か月分の生活費もかかります。
予算は余裕を持って計算し、新生活を始めましょうね♡

2人暮らしに最適な部屋と家賃相場は?

同棲するには2人で住む部屋が必要です。
どんな部屋を選ぶのがよいのか、家賃の相場はいくらなのかが気になりますね。
同棲生活を続けていく上で重要になる、部屋の選び方や家賃に影響する要素をご紹介します。

家賃が生活費に占める割合は高い

2人暮らしの生活費は家賃を含めて30万円程度ですが、そのうち家賃が大きな割合を占めます。
毎月発生する費用であるため、部屋選びは生活費を抑えるうえで重要なポイントです。

家賃は総収入の20~30%が理想とされています。
ただし、収入が低い若いカップルは、25%程度を上限にするのが良いかも。

2人の収入が合わせて40万円なら、10万円程度が家賃の目安になります。
急なトラブルで収入が減ることも考えて、収入に見合った物件を選ぶのが大切です。

同棲用の部屋選びのポイント

同棲する部屋の選び方にはポイントがいくつかあるので、自分たちに合った条件を重視するのがおすすめ。

まずは、2人の通学・通勤先までの距離や利便性を考えます。
どちらか一方に都合のよい場所ではなく、2人で話し合って決めるのが大切。

次に、家賃や間取りを考えます。
家賃は総収入の25%程度に制限するのがポイントで、間取りは2人でも過ごしやすい1LDK~2LDKくらいがおすすめ。
それぞれのパーソナルスペースを確保したいときは、2人の部屋とリビングがある2LDKが目安になります。

家賃に影響を与える要素

同じような間取りでも、『築年数』『利便性』『部屋の設備』『建物の造り』などによって、家賃は変化します。
新しい物件ほど家賃は高くなりますし、都心部との距離が近い・駅に通いやすいなどの物件も家賃は高めです。

水回りの環境や洗濯機置き場の場所、クローゼットなど、部屋の設備でも家賃は変わってきます。
また、アパート・鉄筋コンクリートのマンション・一軒家といった建物の造りも、家賃に影響を与える要素です。

同棲中の生活費を抑えるコツ

同棲生活中にお金が足りなくなるのは避けたいですよね。
普段から予算に余裕を持って、節約を心がけるようにしてみて。

生活費はちょっとした心がけで抑えることができます◎
また、節約に合わせて貯金もしていきたいですね。

固定費を下げる

スマホケースminne by GMOペパボ

2人の生活費を抑えるには、まず固定費を見直すのが大切。
固定費とは、家賃・通信費・保険料など毎月変わらずかかる費用のことをいいます。

水道光熱費や娯楽費用、食費を節約しようとすると、生活する上でストレスにもなってしまうはず。
意識しない範囲で節約ができるよう、まずは固定費を下げる努力が必要です。

例えば、インターネットを料金が安い業者に切り替えるだけでもずいぶん変わります。
キャリアのスマホを使っているなら、格安プランに乗り換えるのもおすすめ。
住居は一度決めると引っ越しに余計なお金がかかってしまうので、新生活を始める前に、無理のない範囲で費用を抑えるのがポイントです。

外食を減らし自炊を心がける

外食費用は自炊に比べると高額です。
2人のうちどちらかでも料理をする時間があるのなら、自炊を心がけると食費を節約できます。
2人の収入が少ないとき、できるだけ貯金したいときは、自炊で食費を抑えるのが基本ですよ。

例えば、毎日1,000円のランチを食べていると2人で月6万円の出費です。
お弁当や自宅での昼食に切り替えると、かなり食費は浮くはず。

自炊が多い同棲カップルは、月の食費が3~5万円に抑えられています。
自炊する時間のないカップルは冷凍食品や出来合いの惣菜を使うなどして、できるだけ家で食事を作ってみましょう♡

生活費を抑えた分は貯金へ

一定期間同棲を続けると、結婚を考えるカップルも多いはず。
同棲期間中に結婚への備えをしておくと、かなり楽に◎
節約で浮かせたお金は、貯金に回すのがいいですね。

あるだけ使ってしまうというときは、予算以上のお金を先に貯金用口座に移せば確実に貯められます。
貯金をするときは『目標設定』が大切。
無理のない範囲で、毎月の目標を設定します。
毎月1万円貯金するなど、簡単な設定から始めるのがおすすめ。

共同口座を作って貯金していくのもよいですが、2人の口座が別々なら、お互いに貯金の状況を報告し合うのがモチベーション維持につながりますよ。

同棲の生活費でよくあるトラブル

2人で生活していると、どうしてもトラブルって起こりがちに。
特に起こりやすいのが、お金に関するトラブル。
後から困らないように、お金や家事の負担割合について、事前に2人で話し合っておきましょう。

生活費と家事負担のバランスが悪い

同棲中は2人でお金を出し合って生活します。
ただ、それぞれの収入に差がある場合、どちらかが多く負担することもあるはず。
『生活費の負担』と『家事の負担』は、事前に話し合って決めるのが基本です。

特に共働きでは、家事負担がどちらかに偏らないように分担を決めましょう。
2人で生活している以上、1人暮らしよりも負担は増えます。
それを理解した上で、お金と家事の分担をバランスよく決めたいですね。

片方に金銭的な負担が大きい

片方が社員でもう片方はアルバイトといった収入格差のあるカップルは、金銭面でのトラブルに注意が必要。
同棲するとき、生活費の負担は重要なポイントになります。
どちらかに負担が集中すると、生活がうまく行かない原因になるかもしれません。

また、2人ともフルタイムで働いていても、それぞれの収入に大きな差が出ることもあります。
その状態で生活費を折半するのは、収入が低い側に大きな負担がかかるので避けるべき。
お互いに納得できる金額を、事前に話し合っておきましょう!

トラブルを防ぐ生活費の分担方法は?

あらかじめ生活費の分担方法を決めておくと、トラブルを回避できますよ。
それぞれの環境に合わせて、適切な分担方法を考えたいですね。おすすめの方法を3種類ご紹介します。

固定費と変動費で分ける

両方に余裕があるときは、どちらがどの項目を負担するか、ざっくりと決めてしまう方法がおすすめ。
バランスを考えるなら、お互いの負担が変わらないように分けるのが良いかも。

光熱費や通信費をどちらかの名義にまとめて支払うと、お金を管理しやすいはず。
その場合、食費や雑費をもう一方が負担するとバランスが取れます。

それぞれが個別に負担する項目も決めておくと、トラブルを防げますよ。
被服費や趣味の費用など、生活費に含まれないものは個別負担でも支障はないはずです。

収入に応じて負担割合を決める

収入格差がある2人が無理なく生活していくには、それぞれの収入に合わせて生活費の負担割合を変えるのが重要。

収入が30万円と15万円のカップルなら、前者が生活費の2/3、後者が1/3を負担するようにします。
同棲中の生活費が30万円として、単純に折半するとそれぞれの負担は15万円です。

お互い20〜30万円の収入があるなら問題ないですが、収入によっては全額生活費に消えてしまうことも考えられます。
そうした事態を防ぐには、収入に応じて負担割合を変える方法がぴったりです。

共同でお金を出し合い完全折半

お互いの収入に差がなく、折半するのに問題がないなら、共同の口座を作るのがおすすめ◎
生活費は毎月2人が同額を出し合い、共同口座に入金されている資金でやりくりします。

平等にお金を負担しあうので、ストレスや不満も少ないはず。
あらかじめ毎月の生活費を計算し、多少余裕を持った金額を入金するのがよいですね。

口座のお金が足りなくなったときは、2人で同じ額を追加するのがポイント。
余った分は翌月の生活費に回せるので、無駄がありません。

円満な同棲生活を送るポイント

同棲をうまく継続するには、『お金の管理』や『情報共有』が欠かせません。
話し合いや家計簿の管理など、できることから始めるのがよいですね。
特に、お金については同棲前からしっかり相談するのが大切です。

金銭面についてしっかり話し合う

同棲生活で一番気になるのがお金のこと。
金銭面でどちらかに不満があると、せっかくの同棲がうまくいかなってしまうかも。
同棲生活を始める前に、2人で納得いくまで話し合ってみて。

ぼんやりとしたルールでは、実際に生活を始めてから「あれ?こんなはずじゃなかったのに」となりがちです。
トラブルを起こさないためにも、お金の管理や負担項目をきっちり決めてから同棲生活をスタートしたいですね。

お金の出入りを見える化する

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お金のことでトラブルが起きないよう、2人で生活しているときは『家計簿』を活用してみて。
ノートでなくても、アプリやクレジットカードの明細でもOK。

「いつの間にかお金がなくなっていた」など、使途不明のお金はケンカの原因に。
誰が何にお金を使っているかが見えるだけで、生活費の話し合いはうまくいきますよ。

特に、同棲生活が始まったばかりのときは、どのくらいの予算が必要なのか、わかりにくいものです。
お互いに「相手が無駄遣いをしているのかも」と悩まないよう、基本的なお金の流れは共有しておくのがおすすめ。
同棲カップル向けの家計簿アプリもあるので、活用すると便利です。

自由に使うお金についても共有しておく

財布を持つ女性Pinkoi

2人で使う生活費のほかに、個人で使うお金が残っているときは情報共有が大切です。
自分が好きなように使えるお金とはいえ、カップルで大きな差があると不満の種に。

「そんなに使えるお金があるなら、生活費に回してほしい」とトラブルになる前に、それぞれが使えるお金を把握したいですね。
自由に使えるお金をお互いがわかっていれば、生活費の負担割合を見直すチャンスにもなります。
生活費以外の部分も隠すことなく話し合うと、さらに2人の絆は深まるはず♡

同棲前にお金の話をしっかりしておきましょ♡

同棲を始めたいカップルにとって、お金の話は重要です。
引っ越しや新生活スタートの費用から始まり、毎月の生活費も2人で出し合うことになります。

あいまいなまま進めると、途中でお金によるトラブルが起きてしまうかもしれません。
気になることは同棲前に解決しておきたいですね。
生活費の負担割合やどちらがどの家事をするかなど、楽しい側面以外のこともしっかり考えるようにしましょう◎

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