同棲中の食費は平均でいくら?
同棲中のカップルが1か月にかける食費の平均って、どのくらい?
実際のところは、カップルによってかなり大きな差があります!その差のキーになっているのは、自炊派か外食派かという「食事」にまつわるお金の使い方。
自炊しているカップルは約4万円
自炊しているカップルの食費は、月あたり約4万円が平均。自炊の頻度によっても金額に幅があり、頻度が高いほど食費を安く抑えられる傾向にあります。
外食をほとんどせず、食材の買い出しも特売日などを狙って節約しているカップルの場合、月あたり2万円台に抑えているケースもあるようです。
それほど厳しく節制しているわけではないカップルも、月の半分以上を自炊していれば、4万円前後に収まっている場合が多いです。
外食がメインのカップルは約7万円
外食メインのカップルの平均食費は、月あたり約7万円です。
お互いに仕事が忙しいと、時間や体力、気力的に自炊が難しいときも少なくありませんよね。やむを得ないこととはいえ、自炊中心のカップルと比べると、やはり目に見えて食費がかさんでしまうようです。
また、外食時にお酒を頼むことが多いと、平均額の7万円をも大きく超える場合があります!
食費の見直しを計りたい場合、いかに外食を減らして自炊の割合を上げられるかが肝になりそう。
同棲中の食費はどっちが負担する?
これから同棲を始めるカップルにとって、食費をどちらが負担すべきか?というのは気になるポイントですよね。
結論から言うと、決まった答えはないんです。カップルによって最適な答えは異なります。
代表的な食費負担の内訳を紹介しますので、自分たち2人に当てはめて参考にしてみてくださいね。
男性が多めに負担するカップルが多い
同棲中の食費については、男性が多めに負担するカップルが多いみたい。
理由としては、彼氏のほうが収入が多いから、彼氏のほうが食べる量が多いからなどが挙げられます。彼氏自身が『食費などの生活費は男性が支払うもの』という考えを持っているケースも見受けられます。
中には男性が全額負担するというカップルも少なくありません。お金に関する事柄で彼女に負担をかけたくないという、男性側のプライドも関係しているのかも。
平等に折半するカップルも多数
収入や食べる量の差には関係なく、平等に折半するカップルも多くいるはず。
多く食べるほうが多く払うほうが平等なようにも思えますが、そのような「多く、長く」といった量で測ると、長風呂になりがちな女性のほうが水道代を多く払うべき…ということにもなります。生活費各種をすべてこのように細かく計算するとなると、正直面倒ですよね。
折半派のカップルは、「いちいち負担する割合を決めるのも面倒だから」「不平等感を出して揉めたくない」などの理由から、すっぱりと半分ずつ支払うことにしているようです。
食費のみを女性が全額負担するケースも
食費は女性が全額負担するというパターンもありますよ。この場合、家賃やそのほかの光熱費などは男性がすべて支払うというケースが多いようです。
同棲するにあたって一番大きな金銭的負担は、やっぱり家賃でしょう。この家賃の負担を彼氏が一手に担う代わりに、食費はすべて彼女がまかなうやり方です。
諸経費の項目ごとに負担を分けるというのも、シンプルで分かりやすく、よいアイデアといえそうですね!
食費を節約するおすすめの方法は?
食費が家計を圧迫している、という同棲カップルも珍しくはないでしょう。
ここでは、「食費を節約したいなら、ぜひやっておくべき!」という節約術をリストアップしました。効果的に食費を節約するために、できることから始めていきましょう。
家計簿をつけて食費を把握しよう
食費に限らず、節約は現状の支出を把握することから始まります!自分たちがいつ・どこで・何にお金を使っているのかを知っておかなければ、どこを削るべきなのかも分かりませんよね。
支出の管理には、家計簿をつけるのが一番です。まずは1カ月分のレシートを集めて、自分たちの食費に関する支出の傾向を分析してみましょう。
家計簿はノートに手書きで記入してもよいですが、今はスマホのアプリにも便利なものがたくさんあります。一番やりやすい方法を選んでくださいね。
1週間ごとの食費を決めておこう
1週間ごとに食費に使う金額を決めておけば、無理なく節約を続けられるはず。『超えてはいけない金額』が可視化されていると、無駄遣いを防ぎやすくなります。
とはいえ、始めからあまりに低い金額を設定してしまうと、目標を達成できずに挫折してしまうかもしれません。
節約は短期戦ではなく長期戦のため、長続きさせられなければ意味がありませんよね。最初は多めの予算で設定しておいて、慣れてきたら徐々に金額を下げていくのがおすすめです!
セールやポイント加算デーを活用しよう
行きつけのお店のセールやポイント制度を活用することも、食費の節約に効果的。
特にスーパーでは、毎日のように何かしらの特売をやっています。卵やお米など、消費頻度の高い食材だけでもセールに合わせて購入すれば、大きな節約効果を期待できるでしょう!
また、よく利用するスーパーにポイントカードがあるなら、ぜひ作っておいてくださいね。貯めたポイントを支払いに充てられるタイプであれば、必要なものの買い入れと支出の削減が同時にできて◎!
食費節約のポイント!自炊を続ける三つのコツ
外食の頻度を下げて自炊中心に切り替えることで、確実に食費を節約できます。とはいえ、そうとわかっていてもなかなか自炊を続けられないという人も少なくないでしょう。
忙しい毎日の中で、無理なく自炊を続けるためのコツを紹介します!
残り物アレンジや週末の作り置き
いくら節約のためとはいえ、働きながら毎日欠かさずに自炊するのは大変ですよね。仕事で帰りが遅くなる日や疲れている日もあるでしょうし、特に理由はないけれどどうしても気乗りしないという日だってあるはず。
前日の残り物をアレンジするレシピや作り置きの料理を用意しておけば、ストレスなく自炊を続ける助けになりますよ!
休日に料理を作り置きして冷凍庫に小分け保管しておけば、忙しい平日の食卓に、ささっとおかずを並べられます。残り物アレンジについては、料理をするときに翌日に回す分を考慮して、あえて少し多めに作るというのもよいですよ。
中食をプラスするのもおすすめ
『中食』とは、自炊と外食の中間のような食事スタイルを指します。具体的に言えば、スーパーやコンビニで買える出来合い品のお惣菜や、外食店のテイクアウトやデリバリーを取り入れた食事のことです。
一から十まですべてを手料理でまかなうとなると、よほど料理が好きでない限り長続きしない可能性も高いでしょう。自宅で作るには手間のかかるおかずなどは中食で調達することで、自炊生活も苦になりにくいはずです。
完全自炊と比べれば割高になるかもしれませんが、ご飯だけは自宅で炊くなどの工夫を加えれば、節約することも十分に可能ですよ!
最低限の調理器具で後片付けも楽ちん
自炊をするということは、後片付けも発生します。これがけっこう面倒で、負担に感じる人も多いでしょう。料理や食事の後に洗い物をするのが嫌で、外食メインにしているという人もいるくらいです。
そこでおすすめなのが、後片付けが最低限で済むよう、フライパン一つで調理できる料理や、ワンプレートに盛り付けできる料理などのレパートリーを増やすことです!
食材を切るときにも、野菜類→肉類の順番で切るようにすれば、合間にいちいちまな板と包丁を洗い直さずに済みますよ。
なるべく自分が楽をできるように工夫することが、自炊を長続きさせる秘訣です!
2人にぴったりな食費の割合を見つけて
食費は、毎月必ず発生する必要経費です。同棲するとなれば、負担する割合を2人で話し合って決める必要があるでしょう。
負担の最適な割合はカップルによってさまざまなので、自分たちの性格や価値観、生活スタイルに最も合ったやり方を選ぶことをおすすめします!
食費が生活費を圧迫しているようなら、2人で食費節約に取り組むのも◎。食費がかさむ大きな要因の一つが外食なので、できるだけ自炊の割合を高められるよう、恋人と力を合わせてみて♡