小銭貯金
EDITORSのロゴMERYEDITORS
お気に入り

小銭貯金始めてみない?コツコツ貯められちゃう小銭貯金のメリットと成功のポイント

普通の貯金はハードルが高いと感じたら、小銭貯金にチャレンジしてみませんか?「貯金を決意してもなかなか続かない」という人でも、続けやすい貯金の仕方なんだそう◎コツコツ続けるメリットや成功のポイント、おすすめの小銭貯金のやり方などを解説します。

更新 2021.09.13 公開日 2021.09.16
目次 もっと見る

“小銭貯金”ってなに?普通の貯金とどう違うの?

“チリも積もれば山となる”。
この言葉のように、1回の貯金額はほんの少しでも、あなどれないのが小銭貯金の魅力◎
気軽に始められるし、気づいたら思ったよりも溜まっていた!という感覚にもなれるかもしれません。

少しずつ貯めていくから、コツコツ派さんにもぴったり!
「小銭で貯金ができるの?」と思っている人にもぜひ、試してみていただきたい貯金術なんです♡

さっそく貯金方法や成功させるポイントを見ていきましょう。

名前の通り“小銭を貯める”貯金方法

小銭貯金は小銭を貯めて貯金する方法。
専用の貯金箱や箱、びんなどを用意し、手持ちの小銭を入れるだけで貯金を始められます。
簡単なので今すぐにでも実践できそうですよね♪

最近ではさまざまなバリエーションも出てきているみたい。
それは、ただ貯めるだけでなく“楽しみながら”取り組める方法♡

楽しんでいたらいつの間にか貯金箱がいっぱいになっていた、ということも期待できちゃうかも♡

1日100円、1年後に36,500円。長く続ければ意外に貯まる

1回の貯金額が数百円程度ということがほとんどの小銭貯金では、なかなか貯まらないように感じるかもしれません。
しかし長く続けることで、数万円・数十万円とまとまったお金も十分、貯めることも可能◎

例えば今日から1日に100円ずつ貯金すると、1年後の貯金額は3万6,500円です。
100円は小さな金額ですが、繰り返していけば確実にまとまった金額に♡
小銭貯金は、コツコツと続けると想像以上にお金を貯められる方法なんです。

気づいたときには、想像以上に重くなっている貯金箱にびっくりするかもしれませんね♪

小銭貯金のメリットは?

小銭貯金は始めやすいのが魅力。
貯まっていくのがわかりやすいので、モチベーションも保ちやすいですよ。

貯めていく過程を可視化することで、お金の使い方を見直し、貯まりやすい好循環を作るのにも役立ちます◎

誰でも気軽に始めやすい◎

さまざまな貯金方法の中でも、特に気軽に始めやすいのが小銭貯金。
用意するものは、貯金箱や代わりの入れ物のみ。
手元で小銭を貯めていくので、口座の開設や引落の設定など面倒な手続きは一切必要ないですよ◎

また、1回の金額が1円からできるというのも、始めやすいポイント!
毎月○万円といった高額の貯金を続けるのは、貯まるスピードは速いですが、プレッシャーが大きくなりやすい面があります。
財布の中にある小銭だけを貯めるルールなら、より身構えずストレスフリーで始めやすいですね。

確認しやすいので達成感が得られる

手元に貯めたお金があるので、どれだけ貯まったかを目で確認できるのもメリットのひとつ。
透明な貯金箱なら中身を見られますし、持ったときのずっしり感でも成果を実感できるはず◎
貯まっているという確かな結果は、成功体験や達成感につながります。

「私は貯金に向いていない」という人も、取り組んでみると「意外とできるかも」「貯金できた!」と徐々に自信を強められるはず!
小さな成功体験を重ねることで、「先取貯金にも挑戦しよう」「積立を始めてみよう」など、今後の貯金にもプラスに働きやすくなるかも♡

意識してお金を使う習慣ができる

少しずつでも小銭貯金を始めると、何となくでお金を使うことが減っていくでしょう。
例えば500円玉を貯めているなら、どうすれば500円玉でお釣りをもらえるか、考えるようになるはず。

買い物をするときにお金について考え始めると、「無駄遣いをやめよう」「コンビニよりスーパーの方が安いな」というように、節約に意識が向くきっかけにもなりますよ◎

意識してお金を使う習慣ができれば、より効果的に貯金していきたいと思えるように。
倹約思考が身につくことで、満足度の高いお金の使い方ができるようになりそう♡

気をつけたい小銭貯金のデメリット

手軽に始められて達成感を得やすい小銭貯金には、デメリットもあります。
小銭貯金に失敗してしまう可能性を減らすため、事前にチェックして注意しておきましょう。

デメリットをあらかじめ把握しておけば、小銭貯金を長く続けるヒントにもなりますよ♡

手元にあるからこそ…。ついつい使ってしまいがち

小銭貯金を始めると、貯金箱をいつでも見られる場所に置くことが多いもの。
見える場所にあれば、お財布の中の小銭を入れる習慣が身につきやすいでしょう◎

ただし、「給料日まで少しお金が足りないな」「コンビニスイーツを食べたいな」というときには、見える場所に小銭があることで、つい使ってしまう可能性も…。

「たくさん貯まってきたし、500円玉1枚くらいなら大丈夫」と1度でも許してしまうと、ことあるごとに使ってしまいがちです。
意思が弱いと貯めたそばから貯金を取り崩してしまい、思ったように貯まらないこともあります。
極力手をつけず、しっかりと貯めていきたいですね♡

口座に入れなおすのが面倒

「貯金箱がいっぱいになった」「目標金額を達成した」など、ある程度小銭が貯まったら、金融機関の口座に入金するのが安心です。
ただ、金融機関に持っていくのには少々手間がかかります。

金融機関によっては窓口での入金に手数料がかかるケースもあるので、事前に確認するのがベター。
ATMでの入金なら手数料はかかりませんが、小銭を扱える機種の設置場所は限られています。

コンビニのATMでは小銭を扱っていないことがほとんどのため、金融機関の本支店まで行くことが予想されます。
入金できる時間が平日の日中のみである場合、会社勤めの人が入金するのはなかなか難しくなってしまうかも…。

あらかじめ入金する金融機関のルールをチェックしておくのがおすすめです◎

小銭貯金を成功させるやり方4選

実はバラエティー豊かな貯め方がある小銭貯金。
工夫次第で楽しみながら続けられますよ♡
なかなか貯金ができない人でも、きっとぴったりの方法が見つかるはず!
より楽しみながら貯金を続けられそうな、4つの方法を紹介します!

1.ゲーム感覚でできる「365日貯金」

ゲームのように貯金を楽しみたいなら、『365日貯金』がぴったり!
貯金箱の他に1~365の数字が書いてある用紙を準備しましょう。
あとは毎日貯金をするだけでOK♡

やり方はとっても簡単♪
例えば、貯金箱へ1円を入れたらシートの1の部分を塗りつぶします。
10円を貯金したら10の部分を、100円を貯金したら100の部分を、というように毎日続けるだけです。

最高でも1日に貯める金額は365円なので、手軽にチャレンジできますね。
この方法で1年かけて全ての欄を塗りつぶせば、『6万6,795円』も貯金できる計算に。
ワクワク感がいっそう増えそう!

2.財布が軽くなる「週末貯金」

毎日小銭を貯金箱へ入れるのは、「めんどくさそう」「忘れてしまいそう」と感じる人もいるかもしれません。
できるだけ少ない手間で小銭貯金をしたいなら、『週末貯金』がおすすめ◎

やり方は、毎週末に財布の中の小銭を、すべて貯金箱に入れるだけ。
毎日だと続けられない人でも、週に1回なら続けやすいはず。

財布の中をリセットする習慣になるので、領収書の仕分けなどの片付けにもつながるメリットもあり、一石二鳥♡

3.貯金する硬貨を決める「500円玉貯金」

特定の硬貨だけを貯金する方法もありますよ。
代表的なのは『500円玉貯金』。
もちろん、10円玉・100円玉など他の硬貨でも同じようにチャレンジできます!

500円玉貯金であれば、定期的に500円玉を貯金箱に入れるだけでOK。
ただ、貯金すると決めた日に500円玉がないこともありますよね。

ルールを厳しく設定すると、500円玉がない日をきっかけに貯金の習慣が途切れてしまいます。
できるだけゆとりを持たせたルールで、継続を重視すると続けやすそう♡

「毎週、日曜日に財布に入っている500円玉を貯金する」「財布に500円玉がある日は貯金する」などのルールなら、無理なく続けやすいかもしれませんね♪

4.節約癖をつけられる「つもり貯金」

買ったつもりで小銭を貯める『つもり貯金』もおすすめです。
例えば、コーヒーショップでラテを買ったつもりで、自宅でコーヒーを入れて300円を貯金します。

セールで安く買い物ができたら、定価との差額を貯金するのもいいですね。他にも、コンビニでお菓子を買ったつもり・バスに乗ったつもり・タクシーを使ったつもりなど、さまざまな出費でつもり貯金ができますよ。

何かを我慢して貯金するつもり貯金では、大きな達成感も得られます◎
「貯金できる!」という自信にもつながりやすい方法です。

小銭を貯める入れ物を工夫しよう

小銭を貯める入れ物となる貯金箱を工夫するのもポイント♡
小銭を貯めやすく、取り出しにくい入れ物を選ぶのもいいですね。
インテリアにもぴったりでやる気の出るデザインを選ぶと、より継続しやすいはず!
入れ物を用意するときにチェックしたい3つのポイントをご紹介します♪

1.サイズは大きめのものを選ぶ

長い期間かけてコツコツ貯めていく小銭貯金には、『大きめの入れ物』が向いているみたい。
大きな入れ物なら長く貯め続けられますし、貯まったときの達成感も大きくて◎

小さい入れ物だとすぐに小銭でいっぱいになり、目標金額に届かないことも。
目標金額に合った大きさを選ぶのもポイントです。
硬貨が何枚入るか表示されている貯金箱を選ぶのも、確実に貯められる大きさを確保できて効率的ですね♪

2.小銭を簡単に取り出せないものに

せっかく小銭を貯めていても、すぐに中身を取り出せる入れ物だと、貯金を取り崩してしまう可能性も。
小銭を『取り出しにくい』入れ物を選ぶことも、貯金を成功させるコツですよ◎

缶切りで開けるタイプやハンマーで割るタイプは、貯金箱を壊さなければ中身を出せません。
壊すことへの抵抗感から、貯めたお金を使いたい誘惑に負けにくくなりそう!

開けるのに手間がかかる鍵付きのタイプもおすすめ。
鍵を取り出しにくい場所にしまえば、貯めたお金を簡単に取り出せなくなるので、貯金にぴったりです。

3.デザインでモチベーションアップ!

小銭貯金を毎日の習慣にするために、入れ物をお部屋の目につくところに置いておく人も多いのではないでしょうか。
常に目に入るものは、『デザイン』にもこだわると◎
スタンダードなデザインはもちろん、インテリア雑貨のようなデザインの貯金箱もあります。

金属や陶器、ガラスや木など、似たような形でも素材によって雰囲気が変わりますよ。
部屋になじむデザインなら、飾るように出しておけるのでおすすめ。

気に入ったデザインなら、貯金するのが自然と楽しくなるはず♡

小銭貯金を成功させるポイント

これから小銭貯金を始めるなら、目標を決めると貯めやすくなるかもしれません◎
ただし、ルールを厳しくし過ぎると、続けられず挫折してしまうことも。

長く続けられるスタイルで貯金するために、成功のためのポイントを4つご紹介します♡

1.貯金の目標額を決めておこう

小銭貯金を成功させるには、『目標額』を決めるようにしましょう。
何となく始めると、「まぁいいか」という気の緩みが発生してしまいがち。
その結果、コツコツ続けていた貯金に挫折しやすくなってしまうかも。

貯金箱がいっぱいになるまで貯めるには、想像するだけでうれしくなるような目標を決めるのがおすすめです。
「〇〇へ旅行に行く」「憧れのブランドのバッグを買う」など、わくわくする目標設定も良いですね♡

そうすることで目標金額がはっきりしますし、つらいときでも頑張れるはず。
貯金箱の重さをチェックする度に目標に近づいていることを実感し、楽しく続けやすくなりますよ◎

2.日頃からお財布を整理しておく

定期的に『財布の整理』を習慣付けるのもポイント。
手元にあるお金を確認することで、お金の使い方を見直すきっかけにもなります。

整理するタイミングで小銭を貯金箱へ移せば、それだけで小銭貯金することもできるので、日頃からのお財布の整理にはメリットがいっぱい♡
小銭がなくなってお財布が軽くなったら、ついでにポイントカードやレシート、クーポンなども整理すると、お得につながるかもしれませんよ◎

財布を整理することで、よく行くお店のポイントを貯めやすくなったり、クーポンをスムーズに使えたりといった節約効果が期待できます。

3.マイルールは緩めでOK

目標達成のためにと、張り切って厳しいルールを作ってしまう人もいるでしょう。
しかし、高過ぎるハードルは挫折のきっかけになってしまうのです。

まずは無理なく達成できる範囲で、ルールを設定してみましょう。
『1日10円』『土曜日に小銭入れを空にする』というように、最初は少ない金額や日数から始めると取り組みやすいかもしれません♡

チャレンジしやすいルールで習慣化することから始めてみて。

4.貯まった金額がわかるようにしておく

モチベーションをキープするには、貯まった金額を『把握できる』仕組み作りが役立つことも。
確実に数字が増えているのが分かれば、やる気がアップしやすいですよ。

貯金箱に小銭を入れるとき、カレンダーや手帳に金額をメモしておくと、貯金額を把握できます。
小銭の枚数や金額を計算する、機能付きの貯金箱を利用するのもおもしろいですね◎

貯めた金額を一目で把握するには、コインカウンターが役立ちそう。
プラスチックケースになっているタイプなら、貯まったお金をそのまま保管しておくことも可能です♡

貯まった小銭を口座に移すにはどうする?

目標金額を達成したり、貯金箱いっぱいになったりした小銭は、金融機関の口座に移しておくと使い勝手が良いみたい。

中でも、『ゆうちょ銀行』はお得に利用できるのでおすすめ◎
小銭を移すときのATMの使い方にも注意していきましょう。

手数料無料のゆうちょ銀行がおすすめ

口座への入金はどの金融機関の窓口でも受け付けています。
ただし、多くの金融機関では入金に手数料がかかります。
できるだけ無駄な費用をかけたくないなら、手数料無料の『ゆうちょ銀行』がぴったり♡

ゆうちょ銀行の窓口で入金を依頼するときには、まず訪れる支店へ連絡を入れると◎
貯まった小銭は大量になっていることもあるため、事前に連絡をしておくとスムーズですよ。

入金するときには小銭と通帳(もしくはキャッシュカード)を持参し、連絡した支店の窓口へ行きましょう。
「全部入金してください」と伝えて小銭を渡すと、窓口担当者が小銭の金額を調べてくれますよ。

『入金票』へ合計金額を記入したら、口座へ入金してもらって完了です。

口座に入金するときの注意点

無料で入金するにはATMを利用する方法もあります。
ゆうちょ銀行だけでなく他の金融機関でも、時間内のATM利用なら無料で入金可能です◎

ただし、ATMは1回の取り扱い枚数に上限がある点に注意しましょう。
枚数が多いときには、複数回に分けて入金しなければなりません。

また、大量の小銭をATMで入金すると時間がかかります。
ATMが1台しかない場所で行うと、並んでいる人を待たせてしまうかもしれません。
複数台のATMが設置されている支店なら、比較的余裕を持って利用しやすそうですね♪

利用客の多い連休前後や給料日である人が多い25日、年金支給日である偶数月の15日は、金融機関が特に混み合いやすいタイミング。
迷惑にならないよう、これらの日を避けて利用するように心がけていきたいですね♡

チリも積もれば山となるを実感しよう!

ほんの少しの小銭でも、コツコツ貯め続ければ大金に。
小銭貯金を始めれば、続けることの成果を実感できるはず!

貯金が苦手と感じている人も、小銭貯金なら無理なく取り組みやすい金額から始められます。
半年後や1年後には、想像以上に重たくなった貯金箱の小銭で、目標を叶えられるかもしれませんよ◎

自分のペースで継続できるルールを作り、お気に入りの貯金箱でチャレンジしてみてくださいね♡

こちらの記事もチェック♡

spacer

RELATED