初対面の人にどう接する?

出会いの季節でもある春は、初対面の人と接する機会が増えるもの。
初対面の人とコミュニケーションをする際は、会話のネタや接し方などに悩んで、いろいろと試行錯誤することも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Z世代を対象に『初対面の人とのコミュニケーション』をテーマにしたMERYアンケートを実施。
Z世代がコミュニケーションをするうえでどんなことを意識しているかを探ってみました。
※2025年4月に実施した「Z世代の新生活に関するMERYアンケート」Z世代男女150人の調査結果に基づく
Q:新年度に初対面の人と会うとき、コミュニケーションで何か工夫していることはある?

まず、「新年度に初対面の人と会うとき、コミュニケーションで何か工夫していることはありますか?」と質問。
「ある」と答えた人は34%と一定数いましたが、「ない」派の方が多数派となりました。
個性を大切にしているZ世代は、初対面の人と接するシーンでも飾らない自分でいることを意識する傾向にあるのかもしれません。
具体的にどのような工夫をしている?
続いて、初対面の人とのコミュニケーションで工夫していることがあると答えた人に対し、「具体的な工夫の仕方」を伺ってみました。
自分から何かしらの行動を起こすことを意識している人が多く、一例としては
「自分から挨拶するようにしている」
「自分で積極的に話題をつくる」
「LINEを交換する」
「飲みに誘う」
などが挙げられました。
他には、以下のような回答も。
「笑顔を意識する」
「目を合わせる」
「相手の出方を伺う」
「なるべく質問して返ってくる答えに、さらに質問したり深掘りしたりする」
上記のように、表情やアイコンタクトを意識したり、相手の話す内容に注目したりと、コミュニケーションが円滑になるよう工夫している人も一定数いました。
Q:初対面の人と仲良くなれたコミュニケーション方法は?
服装や趣味を会話のネタにする
「初対面の人と仲良くなるために効果的だったコミュニケーション方法」についても聞いてみました。
特に目立ったのは、
「相手の服装などを見て、質問して、そこから会話を広げる」
「映画やドラマ、ゲームなどでハマってることを聞く」
など、相手の服装や持ち物、趣味などに注目して会話をするのがよかったとの声。
話しやすい質問をして、共通点を探す
加えて、
「共通の盛り上がる話題を見つける」
「相手が話せるようなことを聞いてみた」
「答えやすい質問を投げかける」
といったように、自分との共通点を探すことや、相手が話しやすい内容・質問を意識している人も複数いました。
Z世代でいうと、SNSでバズっていた新商品、好きなアイドルの話などは、初対面でも会話が盛り上がりそうです。
受け身の姿勢でいる
「相手から話しかけられるのを待つ」
「まず聞き手にまわり、共感する」
上記の回答のように、受け身の姿勢を意識したコミュニケーションすることで仲良くなれたという人も。
初対面の場合、自分本位の会話にならないように心掛けることも大切ですよね。
初対面では、相手を思いやるコミュニケーションを意識
Z世代は初対面の人と接する際、
・挨拶や話題の提案など自分から行動を起こす
・表情やアイコンタクトで話しやすい雰囲気をつくる
といった工夫をしていることがわかりました。
初対面の人と仲良くなるうえで効果的だったコミュニケーション方法については、
・相手の服装や趣味に注目
・自分との共通点を探す
などの回答が目立つ結果に。
また、受け身の姿勢でいることがよかったとの声も少なくなかったです。
アンケート全体を通しては、能動的に動くことに加え、相手に配慮したコミュニケーションを意識しているZ世代が多かった点が印象的でした。