チークメイクの傾向は?

最近のメイクトレンドといえば、控えめ発色のチークを用いて、立体感やツヤ感を演出する“ステルスチーク”などが巷で話題に。
では、流行に敏感なZ世代たちの間ではどんなチークメイクが好まれているのでしょうか?
今回は、Z世代の「チーク事情」を深掘りしたMERYアンケートの結果を詳しくお届けします。
※2024年1月に実施した「Z世代の持ち物に関するMERYアンケート」Z世代女性150人の調査結果に基づく
Q:現在チークを使っている?

はじめに、「現在チークを使用しているかどうか」を質問。
「使っている」と答えた人は全体の約半数でしたが、「使っていない」派の方が僅差で多数派となりました。
Q:使用しているチークのブランド・商品・推しポイント
チークを使っていると答えた人には、「使用しているチークのブランド・商品・推しポイント」についても質問。
ブランドでは、リーズナブルな価格かつ高品質なコスメが充実している「CANMAKE」が圧倒的に人気でした。
次点には、同じくプチプラコスメブランドの「セザンヌ」が続きました。
デパコス系ブランドに関しては、「M・A・C」や「JILL STUART Beauty」、「DIOR」などが挙げられましたが、票が分かれる傾向に。
先日公開したZ世代の香水事情を調査した記事では、デパコスのアイテムが支持を集めていましたが、チークに関してはプチプラコスメの方が好まれているようでした。
また、「rom&nd」や「dasique」など、Z世代に人気の韓国コスメブランドのチークを挙げていた人も複数いました。
使用しているチークの推しポイントに関しては、以下のようなコメントが寄せられました。
・CANMAKE/クリームチーク(パールタイプ) [P05]ペールライラック「自然なツヤ感が出て良い」
・CLIO/エッセンシャル リップチーク タップ「ほんのり色がつく」
・DIOR/ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ「チークの色味が濃くなりすぎずちょうど良くて可愛い」
全体的には、ツヤ系やしっとりした質感のアイテムを普段使いしている傾向が見られ、ナチュラルに発色するタイプのチークにも支持が集まっていた印象です。
Q:チークを使わない理由は?

チークを使わないと答えた人に対しては、「チークを使わない理由」を具体的に伺い、上位に上がった理由をグラフにまとめてみました。
1番多かった理由は約4割の「ノーチーク派だから」で、2位以下と大きな差が開く形に。
近年は、ファンデを用いずに下地やコンシーラーなどでベースメイクを済ませる“ノーファンデメイク”がトレンドになっています。
ノーファンデメイクはすっぴん風の肌を演出できるのがポイントで、その良さを生かすためにチークを使わないという人も、最近は多いのかもしれません。
他には、「欲しいものはあるが、価格帯的に手が出せない」「似合うチークが見つからない」など、納得のいくアイテム以外は使わないというこだわりの強さも感じられました。
求めるのはツヤ感やナチュラル発色で、ノーチーク派も多い
Z世代の間でチークを使用している人は約半数で、ツヤっとした質感や、ナチュラルに発色するアイテムが支持を集めていました。
ブランドに関しては、CANMAKEを筆頭とするプチプラ系が人気でした。
また、チークを使わない派に理由を伺ったところ、ノーチーク派だからという声が特に目立つ結果に。
ステルスチーク、ノーファンデメイクといった最近のメイクトレンドの影響もあってか、自然な表現のチークメイクやノーチークメイクがZ世代たちには好まれているようです。