Z世代の間でじわじわ人気!昔懐かしの平成カルチャー
Z世代の間でY2Kファッションがトレンドになっていますが、同じ平成の頃に流行したキャラクターやブランドの人気も、最近じわじわと再燃しているんです。
そこで今回は、MERYユーザーアンケートで好きor気になっている平成カルチャーを質問!
Z世代ユーザーから名前の挙がった平成カルチャーの中で、人気だった&今後注目しておきたい存在をピックアップしてご紹介します。
※2023年11月に実施した「MERYユーザーアンケート」Z世代75人の調査結果に基づく
Z世代が好きor気になっている平成カルチャーランキングTOP3
MERYユーザーに、好きまたは気になっている平成カルチャーを伺った結果、Z世代のTOP3は以下のようになりました。
第1位:たまごっち(18票)
第2位:プリキュア(7票)
第3位:一期一会(6票)
では、ひとつずつ人気の理由を探っていきます!
第1位:たまごっち
圧倒的な票数で第1位に輝いたのは、“デジタル携帯ペット”というコンセプトで登場した育成電子ゲーム機「たまごっち」。
1996(平成8)年の発売当時は、女子高生を中心に流行していました。
たまごっちはその名の通り、たまごをかえすところから育成がスタート。
さらに特徴的なのが、育て方で成長するキャラクターが変わる、マメにお世話をしないと死んでしまうといった点で、かわいいキャラとの触れ合いに加え、育成のリアルさを体験できるのが魅力です。
また、たまごの形を模したビジュアルも魅力のひとつで、最近ではその見た目を再現したカプセルトイ商品も登場し話題に。
平成のアイコンとも言えるようなたまごっちは、平成カルチャー好きなZ世代たちにとってかなり刺さる存在なのでしょう。
第2位:プリキュア
続いて第2位には、女児向けの人気テレビアニメシリーズ「プリキュア」がランクインしました。
シリーズ第1弾の『ふたりはプリキュア』は2004(平成16)年に放映開始。
“普通の女の子が伝説の戦士・プリキュアへと変身し、あらゆる困難に立ち向かっていく”というのがメインストーリーになっています。
今年はプリキュアシリーズが20周年を迎え、9月にはプリキュア全員が集結した劇場版アニメ『映画プリキュアオールスターズF』が公開。
ほかにも20周年関連の記念グッズやイベントなどのコンテンツが続々と展開されており、Z世代の目にも留まる機会が多かったのでは?
第3位:一期一会
そして第3位は、スクールライフで繰り広げられる女子の友情や恋愛のひとコマを切り取ったキャラクター「一期一会」でした。
自分や身近な友達に当てはまるような共感性の高いイラスト&言葉が、平成の女子学生たちの心を鷲づかみに。
そんな一期一会は、平成の時代を知れるコンテンツとしてZ世代の間で人気が高まっている様子。
今年、「心友(とも)グミ」などのコラボお菓子が全国のスーパーやドラッグストアで展開された際も、彼らの間で話題になっていたようです。
まだまだある!今話題の平成カルチャーをpickup
ここからは、ランキングTOP3には入らなかったものの、複数のZ世代から票が集まったり、最近話題になったりしていた平成カルチャーをご紹介。
キャラクターやブランドはもちろん、懐かしいあのアイテムも名前も…!
約17年ぶりの復刻となった香水に反響の嵐「mezzo piano」
まずご紹介するのは、先ほどのランキングで惜しくも4位となった「mezzo piano(メゾピアノ)」。
mezzo pianoは、キッズ向けアパレルブランドを主に展開している『ナルミヤインターナショナル』の主力ブランドのひとつ。
女の子のかわいさを引き立ててくれるような、ロマンティック&スウィートなテイストの商品を取り揃えています。
小学校高学年向けラインの『mezzo piano junior』の香水「メゾピアノ オードトワレ フルーツポンチ」が、約17年ぶりとなる2021(令和3)年に復刻発売された際は大反響を呼び、令和の時代に再び同ブランドが注目を浴びるきっかけに。
また、Z世代自身も子供の頃に親しんだり、憧れたりしていたブランドであり、平成カルチャーの中でも自然と興味を引かれる存在なのかもしれません。
東京ソラマチとのコラボが話題に!癒やし系キャラ「お茶犬」
アンケートでZ世代からちらほらと名前が挙がっていた中でも、注目しておきたいのが「お茶犬」です。
犬とお茶を掛け合わせた癒やされるようなビジュアルが特徴的なキャラクターで、緑茶犬の「リョク」やハーブ茶犬の「ハナ」などさまざまなお茶にちなんだお茶犬が存在します。
今年は、平成カルチャーブームの流れからかお茶犬関連のコンテンツを見かける機会が急増。
特に、東京スカイツリータウン内にある『東京ソラマチ』でコラボカフェ開催&コラボグッズ販売の実施が発表された際は、SNSで懐かしいと話題を集めました。
フィルム式&さまざまな制限が新鮮に映る「写ルンです」
ガラケーやスマホでの写真撮影が普及する前、気軽に写真を撮れるアイテムとして人気を博していたアイテムと言えば、レンズ付きフィルム「写ルンです」を思い浮かべる人は多いのでは?
そんな写ルンですが、ここ近年、平成カルチャーとしてZ世代の間で親しまれているんだそう。
フィルムならではの仕上がり、枚数に限りのある点や撮り直しができない点が、デジタルの時代に生きるZ世代にとっては新鮮に映ってるようです。
Z世代は平成カルチャーの知識が豊富!
記事内でご紹介したもの以外にも、「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」「とっとこハム太郎」「SWIMMERの雑貨」など、いろいろな平成カルチャーの名前がZ世代から挙がっていたのが印象的でした。
ランキングTOP3に入ったような有名どころに加え、Z世代にとっては少しニッチなキャラクターやブランドを回答していた人も少なく、アンケート全体を通し、彼らが平成カルチャーに高い興味関心を持っている様子が伺える結果に。
今後も懐かしいキャラクター・ブランド・アイテムが、令和の時代に復活を遂げたり、話題になったりする光景を見かける機会が増えそうな予感がします!