#20代のリアル恋バナ座談会

MERY編集部がZ世代のリアルを探るインタビュー企画。
恋愛座談会最終回は、社会人4年目のれなさんにMERY編集部がお話をお伺いしました。
普段、あまり恋愛はしないタイプだけど、したら決着をつけるまで好きになるというれなさんが、過去の恋愛から学んだことや、現在の恋愛観などリアルな話を深堀りしました。
前回は、大学生のbibiさんに恋愛観を聞いたインタビューをしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
今までの恋愛で学んだことから推しの話まで…恋愛トークスタート

Q:今、恋人や結婚相手はほしい?
れな:私はたぶん特殊タイプだと思うんですが、どっちでもいいかなぁって思ってます。
編集部:あんまり恋愛に対して執着がない感じですか?
れな:うーん、そうですね、友達が彼氏の話をしてると「あー彼氏欲しい!」と思うけど、行動には移さないですね。
でも、全ては結婚願望の強さによるのでは?と思ってます。
私自身、結婚は30歳以上でいいって思ってるから、今25歳で、まだ30歳まで5年あるし…と考えると、まだいいかなって。
編集部:結構人によりますよね、もう25歳で結婚意識してるって人もいますし。
れな:そうですね、フリー同士の友達とも話してると、「そんなこと言ってたら28歳・29歳あたりになったらめっちゃ焦りそう」って話もしてるんですけど。
Q:理想のタイプはいますか?

編集部:アンケートには「優しさが見える人が好き」って答えてますけど…。
れな:そう!最近気づいたんです!とにかく優しさが見える人が理想。
20代になったぐらいは、好きなタイプは?って聞かれてわからなかったんですが。
編集部:それは何がきっかけでわかったんですか?
れな:え、推しです(笑)。
リアコ枠ができて…ほんとに優しくて、なんで好きなんだろうって分析したんです。
そしたら今までは、結構顔がかっこいいとか歌声が好きとかで推してたんだけど、今の推しは人間性が好きって気づいて。
編集部:なるほど!こういうインタビューとかアンケートで、推しのどういうところが好きか聞くと、外見もそうですけど、内面を見てより好きになったって語ってくれる人、よくいますよ…!
れな:そうなです。その推しから、話し方や雰囲気に優しさが出てる人とか、私だけじゃなくて友達や家族にも優しくできるとかそういうのがすごく人間として好きなポイントだなって思いました。
Q:距離感がバグってる人の正体って?
編集部:過去の恋愛について、色々聞きたいんですが、何か印象に残ってるエピソードはありますか?
れな:ネガティブ系になっちゃうんですけど、大学時代に思わせぶりに引っかかったことがあります…!
仲良くなってくるにつれて「好きな人にしか言わないのでは?」っていう言動が多くて、でも向こうから告白されるとかもなく、自分も不安だからできるわけもなく…。
結局思わせぶりされすぎて、ある時一瞬で冷めたんですけど…。
編集部:あー、なんか距離感バグってる異性っていますよね。恋愛経験が少ないから距離感がバグってるのか、チャラめだから近いのか、よくわからないですよね。
れな:みんなにそうだったらわかるけど、自分だけだと、んん?ってなってしまって…。
最初は盛り上がったんですが、だんだん疲れてきて。 ほんとにびっくりするほど一瞬で冷めちゃいました。
編集部:わかります、ふと何かに気づいて冷めるというか。
れな:でもね、結局その人あんまりよくない人だったんです。たまたま1年後ぐらいに会ったら、すごいウェイ系になってて。どっちみち私とは合わなかったと思うし、つきあわなくてよかったのかも。
れな:あと、別角度の距離感バグの話だと、友だちの話で、当時バイト仲間で飲み会やってて、お酒飲みすぎたから友達が公園で涼んでたら、(のちに結婚する)彼がついてきて、つきあってないのにバッグハグされたんだって!
編集部:えー!つきあってないのに!?それは罪…。
れな:そのあと結局デートを重ねてつきあったんだけど、でも当時のことを聞いたらなんと彼は好きじゃなかったみたいで。
編集部:えええ!好きじゃないのにハグなんてするんですか…。
れな:どうやらめちゃくちゃど天然なタイプらしく、お酒も入ってたし人肌恋しくてハグしちゃったっていう。
編集部:いやほんと距離感バグってる人…ほんと気持ちがどうなのか探るの難しいですよね。友達とかに相談しても、「それって絶対好きなんじゃない?」って言われて、余計混乱するというか。
れな:ね、その距離感で他にもやってる人いたらちょっと許せないですよね。チャラ案件と天然案件があるから難しいです…。
Q:恋愛の面白エピソードは?

れな:小学校5年の時両思いだった人が、男友達の中では話す方で、そしたら噂であっちも好きらしいって聞いて!
編集部:で、出たぁそのパターン!!
れな:周りが冷やかすもんだからなかなか話せなくなっちゃったんです。
その前に、中学になったらつきあおうねと言ってたけど結局何もなくて、どうなのか手紙を出したら、返事でもう好きじゃないって言われて…。
編集部:え、でも照れ隠しなんじゃないですか?
れな:今となれば冷やかしに疲れたのかも。噂は隣の学校まで届いていたので。
編集部:隣の学校まで!?どうして…
れな:英会話習ってたんだけど、違う学校の先輩が教室にやってきて「この中で、れなってどいつ〜?」って言われたんです(笑)
編集部:え、なんか『東京リベンジャーズ』のマイキーが武道くんの教室に乗り込んできたシーンを思い浮かべちゃいました(笑)
れな:爆笑
中学に上がってからも、「あいつ誰々と両思いのやつだ〜」とか言われて…気まずかったです…。
Q:アプリでの恋愛はどう思う?

れな:アプリで恋愛すること自体はいいと思います。みんなやってるし。でも私はできないです(笑)
編集部:それはどうしてですか?
れな:見極められない自信がありますね、ちょろいから(笑)
アプリって表と裏がわからない上に、数回会ったらもうつきあう感じだと思うんですが、
気になることってそんなすぐに出てこないと思うし、判断ができないと思ってて…。
編集部:そしたら出会うとしたら紹介とかがいいですか?
れな:うーんそうですね、自然に出会ったりとかしたいかなぁ。でもこれから焦るのかな?
友達でアプリやっている子だと「この人はこうだから真剣じゃない」とか、もう目線がプロですごいなと思いました。
編集部:それはすごい、私も全員が怪しいと思っちゃって、きっとつきあってからも疑っちゃうタイプなので向いてないです…。
Q:男女の友情はどこまでOK?

れな:あーでも私はあり派です。
編集部:ちなみにどこまでなら…大丈夫ですか?
れな:まず旅行はNG(笑)旅行はグループでもよくないかもって思います。
「泊まり」っていうのがちょっと…会社の旅行はありかなと思うけど、わざわざ男女とか3:3でプライベートで仲良い友達で旅行っていうのはなしかなぁと。
編集部:これも人それぞれですよね。
れな:大体は自分だったらどう思う?で解決するかもって思います。 私が彼氏にされたくないことは向こうにもしてほしくないし、そこは平等にいきたいです。
編集部:あぁ大共感…もうれなさんとお付き合いしたいです(笑)
Q:バレンタインのエピソードはある?

れな:バレンタインは…あります。
高校のころ1つ上の部活の先輩で好きな人がいて、その人が高3で卒業直近で登校日数が少なくなってきたから、バレンタインはちゃんと渡そうと思ったんです。
編集部:素敵!私はバレンタインにチョコ渡せなかったタイプなんですけど、渡すタイミングって、いつどこでなんだろうって悩んでました。
れな:渡すタイミングは人それぞれありますよね〜。私は直接渡したかったので、「教室行ってもいいですか?」ってLINEしました。
編集部:チョコ渡して告白したんですか?
れな:バレンタインに告白はしてないんです。その人の部活のマネージャーだったので、チョコは結局全員に渡して、プラスでその人に特別なチョコだけ渡したって感じですね。
部活の時より、教室の方がバレないかなと。
れな:その後、最終的に告白はしたんだけど、ダメでした…。
編集部:結局いつ告白したんですか?
れな:呼び出して告白はすごいハードル高かったから、部活の時にみんなでお菓子交換してガヤガヤしてる時に、こっそりはじっこで告白した! それで返事が返ってくるかなと思ったんだけど、向こうも戸惑って返ってこなくて。
3-4日後に図書館に呼び出されて返事を聞きました。
編集部:結局呼び出されてしまったんですね(笑)
れな:そうなんです(笑)
でもほんと青春ですね、最後まで優しかったし…。
なんか私は好きになる頻度は少ないんだけど、一度好きになったらちゃんと終わらせるまですごい好きになっちゃうタイプなのかなって思います。
Q:初恋の思い出は?

れな:結果論を言うと、私面食いらしく(笑)
編集部:大爆笑
れな:初恋の人が幼馴染なんですが、その子が岡田准一さん系統のイケメン!
編集部:イケメンの幼馴染!漫画みたいでいいなぁ。
れな:一個覚えてるのは、3歳ぐらいのときから一緒にいるんだけど、小1ぐらいで家族ぐるみで出かけたときに車に乗って、「〇〇くんは私のものなの」って言ってたのを覚えてる。(笑)
今思うとそれが初恋っぽい初恋だったなぁと。
編集部:いいですねぇ、こういう話大好き!
れな:こういう時から積極性の片鱗が見えているかもしれませんね(笑)
過去の経験から、恋愛のこだわりは増える

Z世代の中には、れなさんのように過去の恋愛や推しの存在から、恋愛へのこだわりや譲れないポイントが増えていく人も多いのではないでしょうか。
恋愛に対して焦らずこだわりを妥協しないということが、今後一緒に過ごす相手を見つけるためには必要なことなのかもしれません。
全8回の恋愛座談会を通して、恋愛の向き合い方や経験は本当に人それぞれであり、どのストーリーもとても興味深く感じました。
改めて、取材に協力してくれた皆さま、ありがとうございました。
MERYでは、これからも深掘りインタビュー企画を行っていきますのでお楽しみに。