#20代のリアル恋バナ座談会
MERY編集部がZ世代のリアルを探るインタビュー企画。
今回は、「20代のリアル恋バナ座談会④」に続く『恋人がいる20代女子の恋愛事情』をテーマにした座談会の後編をお届けします。
学生のひきにくさん、社会人のちるさん・よしみさんの3人に、同じくZ世代のMERY編集部スタッフ2人が、気になる結婚のお話や浮気の基準、初恋エピソードまで、いろいろとお聞きしてみました!
結婚についてや浮気のラインまで…座談会スタート

Q:彼との結婚は考えている?
編集部A:今の彼との結婚は考えたりしていますか?
ひきにくさん:よしみさん1番結婚に近そう…。
よしみさん:考えてなくはないです。けど、同棲をする前に少し話をしたとき、今すぐじゃなくてお互い30歳ぐらいで結婚したいねってなって。
今は事情があって一緒に住んでいるですけど、もしかしたら今後バラバラに住む可能性もあって…。
そうしたら、また30歳手前ぐらいでもう1回一緒に暮らして…っていうのをちょっとだけ話したことはあります。
編集部B:同棲の前にそういう話をするのはちゃんとしているね。お互いそこで食い違うかもしれないから…。
編集部A:ひきにくさんはどうですか?
ひきにくさん:お互い、結婚前提みたいな感じになっていますね。
元々、彼氏の方は私のお母さんと仲が良くて、付き合う前からめっちゃ彼氏のことを推していました。「付き合っちゃえよ~」みたいな(笑)
編集部B:親公認なんですね。
ひきにくさん:で、彼は名古屋出身なんですけど、私が近々名古屋にでかける予定があるので、そのときに彼の親とご飯に行くことになっていて。
ちるさん:進んでいる…。
ひきにくさん:そこで絶望的に合わないなってなったら、結婚を考えなおすかもしれないんですけど…親は大事なので…。
あと、卒業をしたら同棲をするかどうかとか、でも真剣に結婚を考えるなら結婚資金も貯めなきゃいけないとか。
親とかお金に関する話はよくしていますね。
ちるさん:結婚を共通のゴールにしているのがすごい。
ひきにくさん:この前は2人でゼクシィを見ながら話しました。「ほぉ~」「そうなんだぁ」みたいな。
編集部B:ちゃんと考えてくれているのが伝わってくると、こっちも安心しますよね。
Q:どこからが浮気!と思う?

編集部B:ひきにくさんは男女の友情あり?なし?
ひきにくさん:私目線ではありなんですけど、そう思っていても男性側から好意を持たれてしまう印象があるなぁと。
今の彼とも私はずっと友達だと思ってたんですけど、本人に聞いたら、元々私のことがほかの女子よりも気になっていたから近づいてきたらしくて。
だから、どっちかに好意があると難しいんだなぁと…。
編集部B:男性と女性だとちょっと考え方が違うかもですね…。
ひきにくさんは男女の友情がありだとして、彼氏さんと女友達との浮気のラインってどこまでですか…?
ひきにくさん:極論を言っちゃうと彼が私にちゃんと気持ちさえがあればワンナイトとかも大丈夫です、体だけの浮気なら…。
逆に相手に気があるなら手をつないだりしていなくてもアウト。
編集部A:ちるさんは?
ちるさん:自分も男女の友情はあり。大学の同期とかでも仲良い子が男友達ばかりで、なんか家族みたいな感じ。
だから、なしって言われたらどうしようみたいな…。
編集部A:浮気のラインとかは?
ちるさん:相手が浮気だと自覚しているかどうかかなっていう。ひきにくちゃんと近いけど、気持ちがあるかないかは自分には確かめられないから本人次第かな。
例えば、本人が私に対して「それ浮気じゃん」ってなることをしたら、それはあなたも浮気だよねって。
でも、うまく隠し通せるなら何してもどうぞって感じ(笑)
ひきにくさん:ふふ。たしかにちょっとわかる。
Q:初恋の思い出は?
編集部A:初恋の話とか聞いちゃいます?
ちるさん:聞きたい!聞きたい!
よしみさん:初恋…。中学1年生のときにできた初めての彼氏が同じバスケ部の3年生の先輩で。
一同:おぉ~。
よしみさん:その彼にみんなの前で「一目惚れしました」って公開告白されたのがけっこう衝撃的で…。
あまり知らない人だったけど、断れない雰囲気だったし顔もかっこよかったので、悪い気はしないし…と思って付き合うことになって。
編集部B:すごい。中学生で先輩から告白されるってなかなか聞かない。
ひきにくさん:一目惚れ…。
編集部B:きゅんきゅんだなぁ…。
編集部A:ちるさんは何か初恋エピソードとかありますか?
ちるさん:小学校のときに幼なじみみたいな男の子がいて。クソみたいな男だったんだよね、結論から言うと(笑)
一同:爆笑
ちるさん:何が起こったかって言うと、まず卒業式の前日にその人から電話がかかってきて。
それで、同じ学年にすごい美人だったMちゃんって女の子がいたんだけど、「Mちゃんのことが好きだから代わりに告白しといて、返事は聞かなくていいから」って彼に頼まれて。
一同:えっ?
ちるさん:何それ?って思いながら「わかった」って言って、Mちゃんにそのことを伝えたら「そうなんだ」って返ってきて。私も「だよね」って…。
ひきにくさん:そうなるよね(笑)
ちるさん:そしたら、卒業式が終わった後、彼から「やっぱりお前のことが好きだって気づいたから付き合って」って言われて。
一同:へっ?
ちるさん:私はその頃イエスマンだったから「いいよ」って言って付き合ったんだけど、毎朝「おはよう。今日も良い天気だね」ってメールがくるのがウザくて、3日後にもう別れようって彼に言ったの。
そしたらさ、彼のお母さんから電話がかかってきて!
編集部A:えぇ~!
ちるさん:「私、ちるちゃんがお家にくるのとかすごい楽しみにしてたのに」って。でも決めたんでって言って、結局別れた…。
編集部B:濃いなぁ…。ほかに「面白エピソードは?」っていう質問もあったけど、めっちゃ聞けてるよね?
編集部A:そうですね、もう十分な気がします(笑)
恋愛には冷静な視点で向き合うZ世代

今回の座談会では、3人とも男女の友情がありと考えていて、浮気は隠し通せるならOK、彼の気持ち次第ではワンナイトも大丈夫など、若いながら恋愛に対して冷静な視点を持ち合わせていることに少し驚きました。
さらに、同棲や結婚をしっかり意識していたのも印象的で、Z世代は将来をきちんと見据えながら恋愛に向き合っている人が多いのかもしれません。