#20代のリアル恋バナ座談会
MERY編集部がZ世代のリアルを探るインタビュー企画。
今回は恋人がいる20代女子・大学院生で建築学科のひきにくさん・画廊で働くちるさん・Webマーケティングのお仕事をしているよしみさんの3人に、同じくZ世代のMERY編集部メンバーの2人が座談会形式でお話をうかがいました。
取材中は、彼とのきゅんきゅんするエピソードが飛び交うと編集部スタッフを含めて大盛り上がり!
こちらの前編では、彼氏さんにまつわるお話を、続く後編ではそれぞれの恋愛観や結婚への考えなどをピックアップしてお届けします。
付き合ったきっかけやプレゼントのお話まで…座談会スタート
Q:付き合ったきっかけやなれそめは?
「元彼に対抗して始めたPairsがきっかけ」byちるさん
編集部A:まずは、彼と付き合ったきっかけやなれそめを具体的に教えてもらえますか?
ちるさん:今の彼と付き合ったのはPairs(マッチングアプリ)で出会ったのがきっかけです。
その相手が実はひきにくちゃんも知ってる共通の知り合い、Tさんの後輩で。(※ちるさんとひきにくさんは元大学のサークル仲間)
そのTさんが勝手に写真を送ったんです(笑)
ひきにくさん:すごい偶然!
ちるさん:だから知り合いの知り合いだね。
よしみさん:Pairsではどんなやり取りを?
ちるさん:相手がデザイン関連のことをやっている人で、自分も絵を描くのでお互いの作品を見せ合って話したりしてました。
デートは隅田川沿いをめっちゃ歩いたり、すみだ北斎美術館に行った記憶があります。
よしみさん:素敵ですね~。
ちるさん:それで彼の方から「沈黙が楽しかったから、好きだよ、つきあおう」と言われて。
ひきにくさん:へぇ~、なんかおしゃれ。
編集部B:Pairsは元々けっこう使っていたんですか?
ちるさん:いや…。実は2022年の年末まで別の人とつきあっていて、結婚を前提に同棲もしていたんですけど別れてしまって。
そしたら、元々結婚願望のあった元彼が「本気で結婚に乗り出すから」とすぐに新たな相手を探し始めて!
ひきにくさん:え…。
ちるさん:腹が立って、こっちも対抗してPairsを始めたというのがきっかけです。それで今年の1月と2月の土日は全部デートした(笑)
一同:すごーい!!
「大学のサークルの後輩に告白されて」byよしみさん
編集部A:よしみさんはどうですか?
よしみさん:相手は1コ下で、大学のサークルが一緒でした。
最初の頃はただの先輩と後輩で、全然しゃべらなかったんですけど、彼の方から飲みに誘ってくれるようになって。
一同:おぉ~。
よしみさん:でも、私は先輩と仲良くしたいという意味で誘われていと思って変に意識はしてなくて。
それで、何回かに飲みに行っていたら、向こうから告白されて…。
どうするか迷ったんですけど、飲みながら人間関係の話とかをすることが多くて、そのときに性格が良い人だなと感じていたので、つきあってみようかな、となりました。
編集部A:彼とはどのくらいつきあっているんですか?
よしみさん:私が大学の3年生のときからで今社会人4年目になので、つきあいはもうすぐ5年目くらいです。彼は1コ下なんですが、
ちるさん:長い!
ひきにくさん:すごい、大先輩…。
編集部B:1コ下いいね、かわいいだろうなぁ…。
「男の人ではじめて花束をくれた相手と」byひきにくさん
編集部B:ひきにくさんは?
ひきにくさん:大学の同じ学科の人で、2年生ごろから友達で。つきあう前からけっこうよく2人で遊んでいました。
大学4年生のときに大学院の試験があったんですが、試験最終日が私の誕生日と被っていたので、院試が終わった後に彼を含めた複数人で遊ぶことになったんです。そのときに彼から「誕生日プレゼントあるよ」ってこっそり言われて。
で解散して2人きりになった後、彼が背負っていたリュックの中からバンって花束を取り出して。
一同:すごい!
ひきにくさん:男の人から花束をもらうのが初めてで、私もびっくしたんだけど、それまでに彼からの好意はなさそうだなと感じていたので、ひとまず普通に受け取って…。
でも、それから彼との距離感がさらに近くなり、ある日2人でいるときに恋愛の話題になって「俺たちってつきあったらうまくいくんじゃない?」と彼から告白っぽいことを言われたんです。
一同:おぉ~。
ひきにくさん:それで私が「これって告白的な答えないといけないやつ?」って言ったら、彼が「いや、告白にならないならいい」とその日の告白はなかったことになって…。
でも、それをきっかけに彼から異性として見られていたことを知って。
改めて相手のことを考えていたら、周りで1番頼れる人だし信頼しているしつきあったらうまくいかもって思ったんですけど、1か月ぐらい会わない間に彼に彼女ができていて(笑)
ひきにくさん:もし2人が別れたあとでも、私にまだ好きな気持ちがあったらデートに誘おうと考えていたんですが、結局1~2か月ぐらいですぐに別れて。
その後、2人ででかける予定があって、そこから恋人に…。
ちるさん:っていうか花束が引っかかって、頭から離れない…。
一同:爆笑
ひきにくさん:とりあえず、リュックには花束しか入ってなかった(笑)
編集部B:衝撃的だなぁ。
Q:彼のどういうところが好き?
編集部A:彼のどういうところが好きかも聞きたいです。
よしみさん:私、同棲をしているんですけど、彼が飲み会で帰りが遅くなるときにコンビニに寄って帰ってくることが多くて。
そういうときにアイスや甘いものを買ってきてくれるのが、私に気を遣ってくれてて、それがうれしくて好きだなぁって…。
編集部A:かわいい~。
ひきにくさん:小さなことがうれしいですよね、ちょっとしたときの。羨ましい♡
編集部A:ひきにくさんはどうですか?
ひきにくさん:好きと言うか尊敬レベルなんですけど、素直なところですね。私はいろいろ考えて発言しちゃうタイプなので。
知り合いたてのころは素直すぎて裏を探っちゃうぐらい。
でも本当に思ったことしか言わないから裏も何もなくて、会話していてもすごい楽です。発言に「ん?」って思っても悪気がないことがわかるので。
編集部B:自分にないところが素敵と思うってことですよね?
ひきにくさん:そうですね。
Q:最近、彼からどんなプレゼントをもらった?
編集部B:プレゼントは、最近何をもらったりあげたりしましたか?
よしみさん:誕生日プレゼントはこれ…。ずっと欲しかったマルニの名刺ケースをもらって。(画像参照)
一同:かわいい~。おしゃれ~。
よしみさん:あと、クリスマスとかは予算を決めて、ショッピングがてらお互いにプレゼントを買うっていうのが定番になってるかも。
編集部A:素敵、参考にしたい。
ひきにくさん:なんか、プレゼントって感じだったのは、1周年にもらった花瓶で。さっきに引き続き花束の話なんだけど…。
ちるさん:そっか!そっか!
編集部A:話が回収されてる(笑)
一同:大爆笑
ひきにくさん:花をあげるのが好きなのかわからないけど、普段から何でもない日でも花をくれることが多くて。
それで私が花瓶がないって騒いでいたらくれました。
ひきにくさん:一応、彼的には花と一緒に成長していこうっていうコンセプトがあったみたいで。手紙を読んで初めて知ったんですけど。
ちるさん:手紙くれたの!?
ひきにくさん:手紙を送り合うのはけっこうやります。
お土産ちょっと渡すときに「いつもありがとう」みたいな…。
一同:ひゃあ~。素敵~。
よしみさん:お互いっていうのが良いですね。
編集部B:彼氏さんの素直さをたしかに感じますね。花束とか手紙とか…。
デジタルとアナログをうまく使い分けながら恋をする
彼氏さんとのいろいろなエピソードをうかがってみましたが、今どきなマッチングアプリで相手を見つけた人もいれば、あえて手紙で想いを伝え合うカップルもいたりと、出会い方や愛の深め方は人によってさまざまでした。
恋愛をするうえでデジタルの便利さとアナログの良さを使い分けるのが、Z世代たちは上手なのかもしれません。
それでは、後編もお楽しみに!