よしっ!明日から変わるぞ~!
「変わりたいけど、とりあえず明日からにしよっと」
そんなふうに自分を変えようとしても、いつも先延ばしにしてしまって自分を変えられないという経験をしているという人もいるのでは?
「今度こそは、本気で自分を変えたい!」という人は、今回の記事でご紹介する「自分を変える方法」を試してみて◎
自分を変える方法を実践して、今よりもっと素敵なladyに変身しましょ♡
自分を変えるのは難しい?
「自分の嫌なところを直したい!」「もっとステキな自分になりたい!」と思っても、なぜか長続きしなかったり、そもそも行動に移せなかったりした経験は多くの人が持っているはず。
そもそも、なぜ自分を変えるのは難しいのかを、心理的な側面から解説します。
「変わりたくない」という心理が働きがち
自分を変えるのが難しいとされる理由は、「変わりたい」という気持ちの裏に「変わりたくない」という心理が隠れているから。
心理学では、『変わりたくない気持ち』を『現状維持バイアス』と呼びます。
変化はバランスの取れた状態を自ら手放す行為です。
変わろうと動いた結果、失敗してしまったり、今より状態が悪くなったりする可能性も考えられますよね。
リスクを伴う変化を避け、今の状態をよしとするのが現状維持バイアスです。
現状維持バイアスの働きにより、変わらなくてもいい理由を探したり、「また明日でいいや」と先延ばししたりするのです。
これにより、自分を変えたいと思っているのに、行動に移せなかったり、行動が長続きしなかったりします。
現状維持バイアスを外して自分を変えるには?
変われなかったときを具体的にイメージする
現状維持バイアスを外すには、『変われなかったらどんなデメリットがあるか』をイメージするのが有効です。
現状維持のネガティブな面をリアルに想像すると、バイアスに縛られないベストな選択ができます。
変われなかった場面をイメージするときは、具体的な数字を使うと◎
「今より-5㎏瘦せて、綺麗になった姿で好きな人に告白したい!」と願う人を例に取れば、おやつを食べ過ぎてしまったり、家でゴロゴロして乱れた生活習慣によって、瘦せるどころか太ってしまい、彼に告白できずに終わってしまうかもしれません。
今、目の前にあるリスクがより具体的な形を持って迫ってくるため、「変わらなければ!」と心の底から思えるはず。
考える前に行動に移そう!
現状維持バイアスに惑わされないようにするには、あれこれと考える前に動いてしまうのも手。
考える時間があるといろいろなことが不安になり、結局、行動できなくなるかもしれません。
起こすアクションは、小さなものでOK。
例えば「社交的な人に変わりたい」と願う人であれば、『笑顔を作ってみる』といったような『ちょっとの努力』でできる行動から始めてみて。
「それでどれだけのことが変わるのだろうか」と考える必要はありません。
とりあえずやってみることが大切◎
一歩でも前に進めば、次の一歩も踏み出しやすくなるはず!
自分を変えるメリットって?
失敗してもくよくよしない
自分を変えるメリットの一つは、失敗に強くなることです。
失敗しても自分を責めなくなり、むしろ失敗から学びを得られるようになりますよ◎
「自分を変えたい」と思いながらも変えられない状態が続くと、仕事やプライベートで失敗したとき、「○○な自分がいけないんだ」と自分を責めがちです。
でも理想の自分を手に入れた人は、自分に自信が持てているので、ミスしてしまったときも自己否定に逃げず、ミスの経緯や原因をありのままに見つめられます。
失敗にめげず、ミスをしてしまった事実から多くの学びを得られるはず!
人間関係がうまくいく
人付き合いがスムーズになるのも、自分を変えるメリットです。
自分を変えると、周りの人に対してポジティブな見方ができるようになります。
理想とする自分になるために努力している人は、自分に対して肯定的になれます。
自分に対する認識は、そのまま他人に対する認識にもつながるため、自分を肯定できる人は、他人を肯定できる人でもあるのです。
自分を変えられた人は、相手の好ましくない言動に出会ったとき「そういう考え方もあるよね」とポジティブに捉えられます。
相手を責めたり、けなしたりしないので、周囲の人と好ましい関係が築けるはず◎
他人と自分を比べる場面が減る
自分を変えると、自分と誰かを比較して落ち込むことも少なくなります。
理想とする自分に変わると、『自分には価値がある』と自然に信じられるからです。
理想の自分を実現した人は、『ありのままの自分が尊重されるべき』と心から思えるようになります。
『自分には自分にしかない価値がある』と思えるため、誰かと比べて自分の価値を見定める必要がなくなるのです。
自分より優れた人に出会っても「なんてステキな人なんだろう!見習わなくちゃ♡」と違いを受け入れ、ポジティブな反応ができるようになるはず。
自分を変える方法|環境編
自分を変えたいと思ったときは、まず環境を変えてみるのがおすすめです。
人は置かれた環境に強く影響される生き物なので、自分自身ではなく環境を変えることで、間接的に自分によい変化をもたらせますよ♡
憧れの街に引っ越す
自分を変えたいなら、思い切って住む場所を変えてみるのも◎
住む場所を変えると、窓から見える景色や毎日のルーティン、足を運ぶエリアなど、いろいろな要素が変わるため、環境をガラリと変えられます。
自分を変えるために引っ越すなら、憧れの街を選ぶと◎
「住んでみたいな」と思っている街の姿には、「こんな自分になりたい」や「こんな生活を送りたい」などの理想が反映されるはず。
憧れの街に引っ越して新しいスタートを切れば、思い描いた『なりたい自分』に近づけるかもしれませんよ。
自分の能力がより生かせる仕事に転職する
仕事を変えるのも自分を変えるためのアプローチとして有効です。
仕事をしている時間は、人生でかなりのウエイトを占めているため、転職は自分自身に大きな変化を与えられます。
仕事を変えると、新しい仕事をする中で、今まで気づかなかった自分に出会えるシーンもあるでしょう。
その中には、あなたが理想とする『なりたい自分』もいるかもしれません。
自分を変えるために転職するなら、自分の能力が今以上に発揮できそうな仕事を選ぶのがおすすめです。
仕事にポジティブになれるため、バリバリ仕事をこなす中で、探していた自分を見つけられるチャンスが広がります。
付き合う人を変えてみる
自分を変えたいなら、人間関係を改めてみるのも手段の一つ。
人は周りの人間から強い影響を受けているからです。
例えば、前向きな人に囲まれて過ごす時間が長ければ、その人自身も前向きになっていきます。
自分を変えるために人間関係を振り返るときは、一緒にいる時間が長い人を5人思い浮かべてみて。
5人の平均が今のあなたの姿です。
もし自分の理想とする人と付き合えていないのであれば、より自分の目指す人物像に近い人と付き合う時間を増やすと◎
周囲からよい影響を受け、自分が少しずつ変わっていくはず。
自分を変える方法|習慣編
早寝早起きを心がける
自分を変えたいなら、まず規則正しい生活を身につけましょう。
早寝早起きは規則正しい生活のベースで、身につけると体の調子が整っていきます。
自分自身のポテンシャルを引き出す上でスルーできないのが、睡眠。
睡眠をおろそかにすると、ホルモンや自律神経のバランスが乱れ、イライラしがちになったりやる気が起きなくなったりと、どんどん理想の自分から離れていくはず。
早寝早起きを意識して生活すると、睡眠のリズムが理想の状態に近づいていきます。
その結果、ポジティブに考えられるようになったり、他人に対しておおらかになれたりとよい変化が現れます♡
自炊を始める
自分を変えたい人におすすめの習慣が自炊です。
自分で食事を作る習慣が身につくと、食事の栄養バランスが整っていきます。
コンビニ弁当やスーパーのお惣菜に頼る生活をしていると、知らず識らずのうちに栄養バランスが崩れがちです。
栄養バランスが崩れると、心と体に不調が現れたり、ストレスがたまりやすくなったりします。
よりよい自分に変わりたいと願うなら、自炊を取り入れ、体本来のポテンシャルを引き出す食生活を目指しましょう!
食事を変えることで、自分の「変えたい」と思っていた部分が改善され、悩みから解放されるかもしれませんよ◎
SNSと距離を置く
SNSの使い方を見直すのも、自分を変えるアプローチの一つです。
SNSと距離を置くと他人の視線が気にならなくなり、自分のことに集中できるようになります。
SNSをしていると承認欲求が抑えられなくなり、『いいね!』欲しさに自分を偽ってしまったり、自分をよりよく見せようと背伸びしてしまったりしがちです。
そんな自分は、あなたの理想とする自分からかけ離れていませんか?
SNSを遠ざけると、他人ではなく自分を軸に日常を送れるようになります。
他人の存在に振り回されない、本当の自分に出会えるはず♡
自分を変える方法|行動編
自分を変えようと心に決めても、いきなり内面を変えるのは難しいもの。
自分の内面を変えたいときは、日々の行動を変えてみるのがおすすめです。
理想的な行動を繰り返していけば、性格や考え方によい影響が現れますよ。
憧れの人ならどうするかをお手本に動く
自分を変えたいときは、『憧れの人ならどうするか』をものさしに行動すると◎
行動をまねることで、人格や考え方も憧れの人に近づいていきます。
誰にでも優しくできる人が目標なら、『電車でお年寄りに席を譲る』や『慣れない仕事に四苦八苦している後輩に声をかける』など、憧れとする人ならどんな行動を取るかをイメージし、その通りに動いてみて。
最初は違和感があっても、行動がだんだんと板についてくれば、ただのまねだった行為が『自分のもの』になります♡
その頃には、自分自身の内面にもよい変化が現れているはず。
自己投資にお金と時間を使う
自分を変えたいなら、自分の成長のためにお金や時間を使いましょう!
お金や時間を投資すると、理想の自分像に大きく近づけます。
どんな自己投資がおすすめかは、理想とする人物像によって異なります。
スラスラ英語を話せる人が目標なら、英会話スクールに通ったり、オンライン英会話を始めたりするのがおすすめです。
また判断力に優れた人を目指すなら、自己投資に読書を選ぶと◎
先人の知恵を賢くインプットすれば、よりよい選択を早く導き出せるようになります。
理想の人物像に近づくための自己投資をアグレッシブに行えば、努力した分だけ確実に自分を変えられるはず。
自分を変える方法|外見編
外見は人の内面に大きな影響を与えます。
なりたい人が持つ外見の特徴を取り入れると、だんだんと性格や考え方が外見の印象に近づいていき、見た目どおりの人になっていきます。
自分を変える上で、外見は重要な要素なのです♡
理想の髪型・メイク・ファッションを追求
自分を変えたいときは、理想とする人の外見をまねるのが近道です。
髪型・メイク・ファッションを変えると気分が一新され、新しい自分に巡り会えますよ♡
自分を変えるために外見を変えるときは、『似合う』ではなく『なりたい』をテーマにするのが肝心。
例えば清楚系の女性を目指すなら、サラサラで暗いトーンの髪に全体的に薄いメイク、ワンピースなどの可愛らしいファッションといったように、『なりたいイメージ』から逆算して見た目を変えてみましょう。
一気に全てを変えるのが大変であれば、まずファッションを変えてみると◎
利用する店の系統を変えれば、簡単にイメージチェンジを図れます。
理想の体型にボディメイク
体を鍛えてボディラインを整えるのも、自分を変えるのに効果的です。
ボディメイクは努力をした分だけ結果が返ってくるので、「変わった」との実感が持ちやすいといえます。
ボディメイクで自分の理想の体型を手に入れるには、自分を限界まで追い込む必要があります。
努力して理想のボディをつくり上げた経験は、なににも代え難い自信につながるはず。
人は自分に自信を持つと、心や考え方が変わっていきます。
いろいろなことにチャレンジできるようになったり、考え方が前向きになったりします。
ボディメイクは体型の変化だけでなく、こういったメンタル面の変化も期待できるのです◎
背筋を伸ばして姿勢を整える
見た目から自分を変えたい人は、自分の姿勢に目を向けてみて。
背中が丸まり猫背になっていると、メンタルが不調になりやすいといわれています。
背筋を伸ばし、胸を開いた状態でくよくよ悩んだり、落ち込んだりするのは難しいですよね?
姿勢が悪いと呼吸が浅くなるため、自律神経のバランスが崩れて体がこわばり、メンタル面が不安定になるといわれています。
姿勢を正すと、姿勢の悪さからくるトラブルとさよならできます。
ネガティブ思考や心の不安定さを改善したい人は、姿勢をピンと伸ばして生活してみてください。
視界が開けて、気持ちがポジティブになりますよ◎
自分を変えたいと思ったら確認したいこと
どんなところを変えたい?
自分を変えたいと思ったら、まず『どこを変えたいのか』を明確にしてみて。
スタート地点がはっきりして、どんな風に変わりたいのか、具体的にどんなアプローチを取ればいいのか、考えやすくなります。
例えば、休日にだらだらしてしまう自分を変えたい人は、『休日をどんな風に過ごしているのか』『だらだらしてしまうとき、どんなことを考えているのか』などをできるだけ細かく思い出していきます。
このとき、紙とペンを使って思いついたことをどんどん書きなぐっていくと◎
思いも寄らなかった『自分を変えるヒント』が見つかるかもしれませんよ。
どんな風に変わりたい?
『どんな自分に変わりたいか』も、自分を変える上で大切な視点です。
目標がはっきりすれば、どんなアプローチが有効かおのずとわかってくるはず。
例えば「誰とでもすぐに仲良くなれる自分に変わりたい」と願うのであれば、『初対面の人と話題が途切れずに会話ができる』『目を見て話ができる』など、「こんな自分になりたい!」という具体的なイメージを持ちましょう!
『どんな風に変わりたいか』を考えるときも、紙とペンを使って考えを整理するのがおすすめです。
思いつくままに書き留めると、心の奥に隠れていた願望に出会えるかもしれませんよ。
いつまでに変わりたい?
『いつまでに変わりたいか』タイムリミットを作っておくのも、自分を変えるために重要です。
人は期限がないとなかなか動けないからです。
期限がないと、「また明日やればいいや」「今日は気分が乗らないからやめよう」などと言い訳をし、いつまでもやらずに時間ばかりが過ぎてしまう恐れがあります。
タイムリミットを設定するときは、細かな目標をたくさん作り、それぞれに期限を設けると◎
長いスパンの目標だけだと達成感を味わえず、やる気を保つのが難しくなります。
『タイムリミットのある小さな目標を積み上げ、大きな目標に近づいていく』という意識が必要です。
変わったらどんなことがしたい?
最後にチェックしておきたいのが、『変わったらどんなことがしたいのか』です。
変わった後のビジョンをはっきりさせておくと、明るい未来を目標にモチベーションを保てます。
例えば、整理整頓ができる自分になりたい人なら、「きれいになった部屋に友達を呼びたい」や「新しいインテリア雑貨を買って部屋を飾りたい」など、理想の自分になれた後にしたいことを具体的に想像します。
「こうなったら最高!」というイメージを頭に置き、心が折れそうになったときに思い出せば、「負けずに頑張ろう」という気持ちが湧いてくるはず。
自分を変えて新しい自分に出会おう!
人は変化を嫌う性質を持っているといわれているので、自分の力で自分を変えるのは一筋縄ではいきません。
でも、変化を嫌う性質がある事実をわかった上で立ち回れば、自分を変えるのは決して夢物語ではありません。
自分を変えたいなら、どんなところをどんな風に変えたいのかなどを明確にすることから始めてみて。
その上で環境・習慣・行動・外見を変えていけば、自分の内面を理想に近づけられます♡
行動を起こしたからといって一夜で自分を変えるのは難しいですが、根気強く努力を重ねれば、自分自身を新しい自分にアップデートできますよ◎