リニューアルしたホテル「メルヴェール箱根強羅」宿泊レポート
温泉リゾート地として有名な、箱根・強羅。「彫刻の森美術館」や「箱根小涌園ユネッサン」などの観光スポットも近く、東京からの日帰り旅や週末プチトリップにもってこいの土地です。
6月頭に、箱根登山鉄道の強羅駅から徒歩5分のところにあるホテル「メルヴェール箱根強羅」がリニューアル。地盤が固く、岩が多い地形であることが地名の由来とされる「強羅」にちなみ、大地や岩からエネルギーを受けながら凛と咲く花をイメージしたシックでおしゃれな内装に。
また、今回のリニューアルで、館内のあちこちに自然素材・漢方・薬膳の要素が散りばめられ、心と身体を温め巡らすことができる滞在目的のホテルに。私たち世代が喜ぶおもてなしがたっぷり用意されているんです♡
さっそくMERY編集部スタッフが宿泊してきた様子をレポートします♪
まずは薬膳Barでほっとひと息♪
今回のリニューアルで新たに館内に誕生した薬膳Bar。ズラリと並んだ茶葉の瓶……お茶好きにはたまりません!
チェックイン(15:00)から夜22:00まで、無料で好きなお茶を何度でも楽しむことができちゃいます。朝も6:00~10:00まで開いているので、滞在中いろんなお茶を飲み比べてみたくなりますよ。
お茶の瓶の前に置いてあるメモには、ブレンドされている茶葉の種類と効能について記されていました。
リラックスしたいとき、仕事に集中したいとき……など、そのときの気分に合わせたお茶をチョイスしてみてください♡
専用のガラスポットに茶葉を小さじ2杯分ほど入れて、お湯で蒸らせばできあがり。
こちらのポットはお部屋に持って行ってもOK。
薬膳Barのそばにはワーケーション利用にもよさそうなソファ&テーブルスペースが。お茶を飲みながらゆっくり過ごすことができます。
夜のバータイム(18:00~22:00)にはアルコール、薬草酒も登場!
お酒をわざわざ買いに行ったり、どこかに飲みに出かけなくても、ホテル内でお酒を楽しめるなんてお得すぎますよね♪
薬草酒はだいぶクセが強いお味なので、お酒を楽しむというよりは友人とワイワイ言いながら挑戦したいところ(笑)。
飲みやすい梅酒なども置いてあるので、薬草酒の味が苦手な方はそちらをおすすめします。
気に入った浴衣を持ってさっそくお部屋へ♪
エレベーター前には色とりどりの浴衣と帯がズラリ。
お部屋に行く前に、お好みの色・柄の浴衣を選んで持って行きましょう!
ちなみに、選んだ浴衣や着替え、タオルなどを持って大浴場に行くときには、お部屋にあるカゴを使うと便利。
意外とこういう館内持ち歩き用のバッグや袋って用意されていなかったりするので、こんなにかわいくて収納力のあるバッグがあること自体が素敵な心遣いだと感じました♡
お部屋は全6タイプの55室
1室しかないリニューアルした露天風呂付スイートルーム
今回、内装やお部屋の広さを拡張するなどのリニューアルを施した客室のひとつが「露天風呂付スイートルーム」。全55室のうち、1室しかないお部屋です。
定員は2~6名。⼀番眺望のいい客室で、夏の⼤⽂字焼花⽕の⽇には客室から花⽕が楽しめるとのこと。
お部屋の洋室部分をホテルコンセプトの“岩に凛と咲く花”に繋がる、岩や⽯をイメージしたスタイリッシュな内装にリニューアルしています。
ソファスペースとベッドスペースが分かれているので、居住性が高く長期間の滞在にも向いていそうです。
畳張りでゆったりとくつろげる和室もついているのがうれしいですね。
檜の香りが落ち着く露天風呂もついています。緑を眺めながら、明るいうちからゆったりとお風呂を楽しみたくなりますね。
和モダンな露天⾵呂付デラックスルーム
定員2~4名の「露天⾵呂付デラックスルーム」は7室。檜を使った和モダンな内装が以前から人気のお部屋です。
小上がりになった畳のスペースがあり、荷物を広げたり、椅子に座ってひと息ついたりと思い思いにくつろぐことが可能。
こちらのお部屋はテラスが広め! 客室についているお風呂は温泉ではありませんが、部屋付きの露天風呂ってやっぱり特別感があってうれしいですよね。
モダンシックな雰囲気の露天⾵呂付ツインルーム
テラスが広くモダンシックな雰囲気の「ツインルーム」。定員2名のお部屋で、全4室あります。
箱根の大自然が一望できるテラスで、深い呼吸をしてリフレッシュ。ここの椅子に座っていると時間を忘れてしまいそうになります…。
ほかに和室や洋室、露天風呂付ダブルルームも
ほかにも、岩や⽯をイメージした内装にリニューアルした「露天風呂付ダブルルーム」(2室)と「洋室」(36室)、温泉旅館らしい風情が漂う「和室」(5室)と、全6タイプの客室が用意されています。
ぜひ人数や好みに合わせて選んでみてくださいね。
大浴場は保温保湿効果の⾼い美肌の湯♡
部屋付きの露天風呂もいいですが、箱根に来たらやっぱり温泉も楽しみたいですよね♡
B1Fにある大浴場は、保温保湿効果と殺菌効果が高いとされる塩化物泉の温泉です。「温まりの湯」「傷の湯」としても有名なんだそう!
また、美肌成分として知られるメタケイ酸も豊富に含まれています♡
広い内湯のほかに、ジェットバス機能付きの半露天も。
営業時間は15︓00〜24:00、6︓00〜9︓00となっています。
脱衣スペースも広々。化粧水や乳液といったアメニティも一通りそろっている上に、美顔器まで置いてあるんです! ちなみにこの美顔器、それぞれのお部屋にも置いてあるんですよ。
女性にはうれしいサービスですね♪
滞在中はAKARIライブラリー&セルフ写真館もチェック
また、リニューアルで新たにオープンしたのが、彫刻家でインテリアデザイナーのイサム・ノグチが⽣み出した照明“AKARI”シリーズの灯りに囲まれた「AKARIライブラリー」です。
竹ひごと和紙で作られた優しく温かい球体の灯りがいくつも吊り下げられていて、フォトジェニック!
館内着の浴衣を着てここで写真を撮るだけで絵になりそうです。
とはいえ、ここはフォトスポットではなくライブラリー。イサム・ノグチ関連の書籍などさまざまな本が置いてあるので、滞在中のお供にしてもいいかも。
また、なんとホテル内にセルフ写真館がオープン!
20分単位での貸し切り制で、セルフシャッターで撮影が楽しめます。もちろん、色浴衣を着ての撮影もOK!
小道具なども用意されているので、おしゃれな写真が撮れますよ♪
撮影した写真はUSBに入れてその場で持ち帰り。USB代として¥500かかるだけなので、とってもリーズナブルですよね。
【セルフ写真館 】営業時間15︓00〜21︓00、料⾦ ¥500/1回20分 ディレクションby「GRAPH TOKYO」
1日の始まりに体を芯から温める「温活朝ごはん」が豪華
リニューアルしたのは内装だけではありません。1Fにあるレストラン「花五暦」でいただくお食事も、リニューアルを機に溶岩焼きをメインに据えた創作和食へ。また追加料金を支払うことなくお酒を含む各種ドリンクを楽しめるオールインクルーシブなんです! コスパ最強すぎる……。
朝食は、女性の美容や健康を意識した「温活あさごはん」。身体を内から温めて基礎体温をあげることで不調を改善する“温活”を意識した食事内容になっているんです。
老化防止効果が期待できるアスタキサンチン酸を多く含む鮭、体を温める効果があり香りも食欲をそそる生姜をたっぷり含んだごはんなど、おいしくて美容・健康にいいメニューが揃います。
スープだけでおいしい!鶏出汁たっぷり親子丼
なかでも見どころは、その場で温めていただく鶏出汁たっぷり親子丼!
生姜のきいた鶏出汁は、ほっとする優しい味わい。スープだけで味わってもと~ってもおいしいんですが、ここに静岡県産の地養卵を割り入れて親子丼にすることで2度楽しめちゃいます。
地養鶏は、自然の飼料で育っているため卵の甘みとコクが強く、臭みも少ないんだそう。
さきほどの生姜ごはんにかけて、親子丼にしていただきます♪
食べ進めていくうちに、身体の中から温まっていくのを感じます。鶏もプリプリで、鶏出汁がしっかりからんだ卵は間違いのないおいしさ。
朝から親子丼って重たい、と思うかもしれませんが、出汁がきいたさっぱりめの味つけのためか、意外とペロッと食べられちゃうんです。
3種の特製スムージーで朝の栄養補給♡
ごはんや味噌汁はもちろん、納豆や漬物などのご飯のお供もおかわり自由。
さらにうれしいのが、野菜をたっぷり使った3種の特製スムージー!
鉄分豊富なほうれん草(グリーン)、免疫力を高めるパプリカ(イエロー)、目の疲れに有効なにんじん&動脈硬化を予防するトマト(レッド)の3種類。
どれも野菜の苦味はあまり感じず、おいしく仕上げられているため、つい全種類制覇したくなり朝からたっぷりスムージーを飲んでしまいました!
周辺観光も充実しています♪
バラが見ごろを迎えている強羅公園
ホテル内だけでもたっぷり楽しめる「メルヴェール箱根強羅」ですが、周辺の観光スポットも充実しているんですよ。
まずは、ホテルのすぐ近くにある「強羅公園」。大人1名¥500の入園料がかかりますが、季節の花が楽しめる庭園や、陶芸や吹きガラス体験などができるクラフトハウス、お茶体験ができる茶室など、さまざまな楽しみ方が可能なスポットです。
公園の中央には美しい噴水が。周囲には季節の花々が咲き誇ります。気候のいい日には、噴水の周囲の椅子でゆっくりおしゃべりを楽しむだけでもいい気分転換になりそう♡
公園の奥にはローズガーデンがあり、ちょうど今見ごろを迎えています!
約140品種、1,000株のバラが植えられていて、とっても鮮やかでフォトジェニックな空間になっています。
春の見ごろは6月いっぱいくらいまでですが、秋にも見ごろがあり、10月中旬~11月上旬まで楽しむことができますよ。
バラの季節にはローズフェアも開催中。
噴水近くの「サンドイッチ料理 一色堂茶廊」にて、テイクアウトでバラの花びらが散らされた「プレミアムローズ」(写真)や、「ばらソフトクリーム」(¥400)、バラの花びらからエキスを抽出したドリンク「ダマスクローズジュース」(¥500)などが販売されています♡
イートインで「ローズアフタヌーンティー」(1日15食限定 ¥2,541)も楽しめますよ。
「プレミアムローズ」¥500
6月26日(日)までは、あじさい展も開催中! 山あじさいを中心に、約30品種100鉢が並びます。
バラとあじさいが一度にみられるのは今の季節だけ。あじさいの展示もバラの見ごろももうじき終わってしまうので、気になる方はぜひ早めに足を運んでみてください!
箱根登山ケーブルカーで絶景足湯スポットへ♡
ホテル周辺の観光スポットはまだまだありました!
ホテルから徒歩3分くらいのところに、箱根登山ケーブルカーの駅「公園下」があります。「早雲山」行き(上り)に乗って、レッツゴー♪
4駅ほどで「早雲山」に到着!
駅2Fには、お土産やテイクアウトのドリンクが購入できる「cu-moショップ」と、足湯付きの展望テラス「cu-mo箱根」があります。
ご当地スイーツやおつまみ、お酒などのグルメはもちろんのこと、お土産にぴったりのグッズなど、cu‐moオリジナルを含めて、約250アイテム以上の商品が販売されています♡
こちらが屋上テラス。足湯を楽しみながら絶景を眺めることができます!
「果肉入り温泉水ピーチティー」を片手に、足湯でまったり♪
なお、「早雲山」からは「箱根ロープウェー」に乗ることができ、15分ほどで大湧谷、さらに30分ほどで芦ノ湖まで足を伸ばせます。
晴れた日は富士山が見えるなど、ロープウェーの中からの景色のよさも魅力! 時間があればぜひ利用してみてください。
「果肉入り温泉水ピーチティー」¥450
「メルヴェール箱根強羅」で思い出に残る箱根旅行を
梅雨が明ければ、いよいよ夏。室内で楽しめるミュージアムや施設も多く、暑くても旅行しやすい箱根・強羅エリア。
都心からの距離も近く、リフレッシュに最適な「メルヴェール箱根強羅」で、箱根旅行を楽しんでみませんか?
【施設情報】
『メルヴェール箱根強羅』
住所:神奈川県⾜柄下郡箱根町強羅1300-70
電話番号:0570‐783‐144(10:00~19:00 年中無休)
料金:「特選会席プラン」1泊2食付き(2名利用時1室)¥39,600~(¥19,800~/人)
アクセス:【電⾞】箱根登⼭鉄道「強羅」駅下⾞徒歩5分。無料送迎あり 【⾞】⼩⽥原厚⽊道路箱根⼝IC国道1号線、約20分
こちらの記事もチェック!
免許がなくても120%楽しめちゃう♡箱根の新旧スポットを巡る1泊2日PLAN
車がなくても十分楽しめちゃう温泉地、箱根。この記事では、昔から親しまれている古きよきスポット、新しくオープンしたスポットを巡る1泊2日のオススメプランをご紹介します。箱根湯本の新スイーツや、大正ロマン感じる旅館、絶景のテラスなど、あなたの知らない箱根スポットに出合えるかも?
出典mery.jp
【箱根】定番も写真映えも両方叶えちゃう♡オススメの日帰り観光プランをご提案
箱根は東京から日帰りでも満喫できる観光地です。今回はそんな箱根の[定番]と[写真映え]のオススメスポットを紹介します。足湯を楽しみながら食事をすることができる『NARAYA CAFE(ナラヤ カフェ)』や、フォトジェニックな彫刻がある『彫刻の森美術館』、定番の『大涌谷くろたまご館』、『箱根神社』など盛り沢山な内容です。
出典mery.jp
気軽に温泉気分を味わえる足湯で休足♡箱根観光のひと休みに使いたい名湯図鑑
気軽に温泉気分を楽しめる「足湯」が魅力的!しかも箱根の足湯はその場で湧き出る源泉を使い、お菓子を食べながらや絶景を眺めながらゆったり休めるんです。今回は箱根観光のひと休みに使いたいとっておきの足湯処4つと、足湯が写真映えする可愛いペディキュアをご紹介します。
出典mery.jp