労い(ねぎらい)の言葉を上手に使える人って素敵かも!
普段からお世話になっている人に感謝の気持ちを伝えたいとき、「どんな言葉で表したらいいのかな…」と悩んだ経験はありませんか?
友達や家族、恋人なら比較的フランクに伝えやすいですが、ビジネスシーンとなるとより言葉選びが難しくなりますよね。
どんな立場の人にも上手く気持ちを伝えたいなら、労いの言葉を使いこなせるようにしておくと◎
今回は、労いの言葉を添えるメリットやシーン別に合わせた、労いの言葉を使った文例をご紹介します!
労いの言葉って?
社会人になると、家族や友達、恋人だけでなくいろいろな立場の人と関わりを持つようになりますよね。お互いに気持ちよく仕事をする上でも、労いの言葉が大切になってきます。そもそも労いの言葉とはどんなものか、ここで確認しておきましょう!
感謝の気持ちを伝える言葉
労う(ねぎらう)とは、相手に感謝の気持ちを伝えることです。周囲の人が何かのために努力し、苦労している姿を見ると、相手をいたわってあげたい…って気持ちになりますよね。そのような場面で出てくる、「ありがとう」「大変だったね」「よく頑張ったね」などが労いの言葉です。
もともと『労』という漢字は、『心身をかけて働く』という意味があります。自分の身を削って行動した人へ、感謝の気持ちを表すのが『労い』なのです。
一般的には目下・同僚に使う
労いの言葉は、自分よりも立場が下の人もしくは同等の人にかける言葉です。そのため、社会人であれば部下や同僚に使うのが適切。上司や取引先に対して労いの言葉をかけると、不快に思わせてしまう場合もあるので注意しましょう。
自分より目上の人の努力や苦労に対して何らかの言葉をかけたいと思うなら、感謝の言葉や気遣いの言葉を使うのが適切です。「私達のために、いつもありがとうございます」「私でお力になれることはありますか」といった言葉だけでも、相手は嬉しいものです◎
労いの言葉にはどんな効果があるの?
次は、労いの言葉が持つ効果についてチェックしましょう。労いの言葉をかけることのメリットを知っておけば、もっと上手く使いこなせるようになるはず!
緊張がほぐれる
労いの言葉をかけるのは、相手が必死に努力している最中や、大変な状況を脱出した後が◎「頑張ってやり遂げないと!」「失敗しないように気をつけなきゃ…」と緊張しているときに労いの言葉をかけられると、相手はホッとするでしょう。
労いの言葉は、相手の苦労にそっと寄り添って共感する言葉です。「お疲れ様」「よく頑張ったね」という言葉をかけてあげることで、相手もより達成感を味わうことができます。
認められたという実感を持てる
労いの言葉は、相手の承認欲求を満たして自己肯定感を高められる言葉でもあります。労われた相手は、「自分の努力を見てくれていた人がいる」「自分は人の役に立っている」と感じられます。
労いの言葉をかけることは、相手の行動が素晴らしいものだと認めることでもあります。「今までの苦労が報われた」と感じてモチベーションもアップするので、労わられた人はさらに成果を出そうと張り切ってくれるかも◎
人間関係を円滑に◎ビジネスシーンで使える労いの言葉
ビジネスシーンでの労いの言葉は、人間関係を円滑に保つために効果的。でも、うっかり適切でない言葉を使ってしまうと、相手を不快な気分にさせてしまうこともあるので注意しましょう。
ここでは、相手と自分の関係性を3パターンに分け、それぞれの代表的な労いの言葉を紹介しますね。
目上に用いる「お疲れ様」
目上の人に対して労いの言葉を使うシーンでは、社会人になりたての人が言葉選びに失敗してしまいがち。上司や先輩に対して「ご苦労様です」と言ってしまい、注意された経験がある人もいるのでは?
目上の人に労いの言葉をかけたいときは、「お疲れ様です」を使いましょう!社会人になるとよく耳にする「お疲れ様です」は、年齢や役職に関係なく使える言葉です。部下や後輩にももちろん使えますよ。
さらに丁寧な言い回しに「お疲れ様でございます」があります。二重敬語のように聞こえますが、文法的に正しい言葉。社長や会長など、先輩や上司より上の立場の人にも使えます。ただし、社外の関係者に使ってしまうと違和感があるため、注意しましょうね。
目下・同僚に用いる「ご苦労様」
自分より目下の部下や後輩、同僚を労うには「ご苦労様」が適切です。「ご苦労様」をシーンに合わせて使いこなすことで、相手との距離が縮まるので親近感を与えられますよ。
例えば、「今回のプレゼンは内容がよかったよ、ご苦労様」「遠くまで出張ご苦労様」といった具合に、仕事で努力したり、大変な思いをしたりした相手に使ってみましょう。相手は貴方の気遣いや優しさに好感を持ってくれるはずです◎
社外には「お世話になっております」
取引先や顧客など社外の人に対しては、「お世話になっております」を使うのが一般的です。普段、自分や所属する会社のために手間をかけてくれている、面倒をみてもらっているという思いをもって使いましょう。
社会人になると、対面だけでなくメールや電話でも当たり前のように使う言葉なので、冒頭のあいさつとして覚えておくと便利ですよ。
「お世話になっております」は、日頃から自分や会社に対して配慮してくれていることへの、お礼の意味合いが強い言葉です。「お力添えいただき感謝しております」と言い換えることもできるでしょう。
友達・恋人・家族へ感謝を♡日常で使える労いの言葉
労いの言葉というと、ビジネスシーンで使うことばかり意識してしまいがちですが、プライベートの人間関係でももちろん使えます。むしろ、普段からお世話になっている親しい人にこそ、積極的に使っていきましょう!
対象を友達・恋人・家族の3パターンに分け、日常で使える労いの言葉をご紹介します。
友達には、2人の絆が深まる言葉を添えよう
友達は、大変なことも嬉しいことも共有できる身近な存在。いつもは気さくにやり取りしている人でも、以下のような労いの言葉ともに、感謝と尊敬の気持ちを伝えてみましょう!
・いつも仲良くしてくれてありがとう。
・辛いとき、いつも話を聞いてくれてうれしいよ。
・あなたのことを大切に思っているよ。困ったときはいつでも私を頼ってね!
感謝の気持ちをはっきり言葉にするのは、最初は気恥ずかしいかもしれません。でも、言葉にすることでお互いの理解が深まり、さらに絆が強くなりますよ。
普段から友達に支えられているという人は、自分も相手の力になれることをアピールして労うのもいいかもしれませんね◎
恋人には、よき理解者として感謝を伝えよう
労いの言葉は、恋人からかけられてもうれしいもの。以下のように、自分のために行動してくれる彼に感謝したり、目標に向かって頑張っている姿を褒めたりしてみてはどうでしょうか。
・大切にしてくれてありがとう、感謝してるよ。
・忙しいのに、私と会う時間をつくってくれてうれしいよ。
・仕事(勉強)を頑張っているあなたのことを尊敬しているよ。
彼も労いの言葉をかけてもらうことで「自分のことを理解してくれてありがたい」「彼女のことをもっと大切にしてあげたい」と感じて、より2人の仲も深まるはず!
家族には、日々の感謝をきちんと言葉にしよう
一番身近な存在の家族には、特に労いの言葉を意識して使うようにしましょう!
家族とは距離が近いからこそ、「そばにいて当たり前」「なんでもやってもらって当然」と勘違いしてしまいがちです。家族に対しても感謝の気持ちをきちんと言葉にすることで、気持ちのすれ違いも起こりづらくなりますよ◎
家族を労うのに使う言葉としては、以下のような言い方がおすすめです。
・毎日仕事(家事)をしてくれてありがとう。たまにはゆっくり休んでね。
・いつも私を心配して、大切に思ってくれていてうれしいよ。
・家族はどんなときも味方だからね。
何気ない毎日の行動にきちんと感謝していること、どんなときも味方をするつもりであることを伝える労いの言葉をかけましょう。相手もきっと家族の温かさ・心強さを実感してくれますよ。
お礼の気持ちを適切な言葉で表そう◎
労いの言葉を上手に使いこなせれば、努力や苦労をしながら行動した人に感謝の気持ちを伝えることできます。相手との関係性に配慮し、正しい言葉遣いに気をつける必要はありますが、どんな立場の人であっても労いの言葉をかけてもらえるのはうれしいものです◎
ビジネスシーンはもちろん、プライベートでも労いの言葉を積極的に使って、よい人間関係を築いていきましょう!
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