自分の悩み…「しかたないこと」だって諦めていませんか?
「生理痛が辛い…だけどまわりに迷惑をかけたくないから休めない」
「パートナーが避妊をしてくれない」
自分のことだから「しかたない」。そうやって諦めていませんか? 自分が我慢すればすむことだから。ほんの少しがんばれば乗り切れると思うから。なんて、自分を騙していませんか?
それって本当に「しかたない」ことなんでしょうか。
ココロのこと、カラダのこと。無数の「しかたない」を可視化して、みんなで話し合い、考える機会をつくることで「しかたなくない」に変えていきたい。
そんな想いから、「#しかたなくない」を合言葉にしたプロジェクトが、2021年12月14日に始動しました。
Z世代のための「#しかたなくない」プロジェクト
このプロジェクトを立ち上げたのは、オンラインのピル処方サービス「スマルナ」を展開する会社「ネクイノ」と、渋谷に集う多様な人々のアイディアや才能を収集、オープンイノベーションにより社会的課題の解決を目指す「渋谷未来デザイン」です。
若者が集まる渋谷の街で、Z世代のココロとカラダのことを一緒に考えたい。「#しかたなくない」プロジェクトは、そんなZ世代のためのプロジェクトなんです。
「緊急避妊薬や低用量ピルの入手ハードルしづらい問題をはじめ、カラダや性の向き合い方が社会課題化している現状をうけ、当事者も非当事者もいっしょに話し合い、乗り越えていく機会を生み出したい」。
サービスや開発を通じて、直接多くの方から挙がる「ココロやカラダの悩み」の声を聞いているネクイノが、ひとつでも多くの「しかたない」を「しかたなくない」へ変えて欲しいと、このプロジェクトを立ち上げました。
「#しかたなくない」が渋谷駅をジャック! オリジナルマガジンの創刊も
第一弾のアクションとして、「#しかたなくない」を合言葉にした駅外広告で渋谷駅をジャック。渋谷109前スペースで、オリジナルマガジンも無料配布されました(12月20日まで)。
12月27日(月)までは、渋谷駅近辺、約60箇所に、「#しかたなくない」のポスターが貼られています。見たことある! というMERY読者もいるかもしれませんね。
「それって本当にしかたないこと?」と考えるきっかけに
「#しかたなくない」マガジンの創刊号では、生理、セックス、避妊に関する意識調査をはじめ、働きやすい職場環境づくりや性教育、避妊について、さまざまな立場の人へのインタビューが行われました。
取り組みに賛同した施設や全国の書店でも1000部以上を配布するなど、ひとりでも多くの人が「しかたない」で諦めている現状を知る機会になってくれれば、という願いが込められています。
「#しかたなくない」プロジェクトの一番の目的は「変化のきっかけ」。
ココロのこと、カラダのこと、全部で12個の「#しかたなくない」の種をコンセプトに、今後もマガジンの発行やオリエンテーションの開催、オンラインでの配信などが予定されています。
次回のオリエンテーションの開催は2022年1月12日(水)。
19:00〜20:00で予定されており、会場は未定となります。詳細は「#しかたなくない」公式サイトからチェックしてみてくださいね。
ココロとカラダが健康で、ワタシらしい人生を選びたい。
「ココロとカラダが健康で、ワタシらしい人生を選びたい。」
そんな願いは誰しも持っているもの。それが当たり前になるように、悩まなくてすむように、どうしたらいいんだろう? って、みんなも一緒に考えてみませんか。