まつだあや 極上サスペンスラブストーリー『最愛』、チェックしてる？
「雰囲気にも展開にも引き込まれて、一時間があっという間」「見応えがある」など視聴者から続々と反響が寄せられている、TBSドラマ『最愛』（金曜夜10:00〜放送中）。
石原さとみさんが主演を務めた『アンナチュラル』（2018年・TBS系）や、綾野剛さんと星野源さんのW主演で話題を集めた『MIU404』（2020年・TBS系）のプロデューサー・新井順子さん、演出・塚原あゆ子さんの黄金コンビが手がける、完全新作のオリジナルドラマ！ 先の展開が読めないことから、ハマっているというMERY読者も多いのでは？
そこで今回、第4話までのストーリーや謎について、一気にご紹介。まだ未視聴という人は、Paraviで追いついちゃうのもアリ！ ぜひチェックしてみて。
気になるあらすじは？
過去と現在が交錯しながら、物語が進む今作。早速、あらすじを振り返っていきましょう〜！
過去の事件について
2006年、岐阜県。高校3年生の朝宮梨央（吉高由里子さん）は東京の大学の薬学部に進学を希望していました。父の達雄（光石研さん）は、白山大学陸上部男子寮の寮夫。
事故の後遺症で興奮すると記憶が飛ぶことがある異母兄弟の弟・優（柊木陽太さん）の面倒も見る優しい寮の看板娘として日々を送っていた梨央。陸上部のエースである宮崎大輝（松下洸平さん）とはひそかに想いを寄せ合っている仲でした。
梨央が東京へ受験に行った日、弟の優が帰宅すると父・達雄が椅子に座ったままくも膜下出血で死んでいました。そんな中、白山大学の大学院2年の渡辺康介（朝井大智さん）の父・昭（酒向芳さん）が、息子が失踪したと寮に訪ねてきて……。
父の写真を探していた梨央は、血だらけの服を見つけます。そして、「怖くないよ。朝になったら、全部忘れてる」という康介の顔と言葉をぼんやりと思い出します。それは梨央が受験に行く前の出来事でした。
弟の優を残して、進学することをためらう梨央。しかし、優の後遺症を治すために薬を作ると決意し、実の母である梓（薬師丸ひろ子さん）を頼って東京の大学に進学することに。そして大輝とは、連絡と取ることもなくなり、そのまま15年が過ぎるのでした。
現在で起きた事件について
そして2021年、池で渡辺昭の遺体が見つかります。彼が探していた息子の康介もまた、岐阜で白骨遺体として発見されており、15年前に殺されていたことがわかります。関連性を疑い捜査を開始する警察。
昭の所持物の印刷物に記載されていた「真田ウェルネス」に聞き込みにいくことになったのは、刑事になった大輝。防犯カメラの映像から、昭と接触した「真田ウェルネス」の社長に事情を聞くことに。
「初めまして……真田梨央です」
そう言って大輝の前に現れたのは、15年前とは雰囲気も立場も変わり、新進気鋭の若手実業家として新薬の開発に取り組んでいた梨央でした。
梨央は事件との関係性を否定しますが、昭が死んでいた公園側の防犯カメラに姿が写っていることが判明。さらに、昭が泊まっていたホテルから500万円という大金も発見されます。
「友達として話を聞きたい」と再度、梨央を訪ねた大輝。事情聴取で当初、梨央が「知らない」と言った康介の遺体発見現場にあったお守りは、「大ちゃんがくれたものに似てる。実はもらったその日になくしていた」「（昭とは）公園でも会った」と打ち明けられます。
そして後日、新薬の開発が難航し意気消沈していた梨央は、再び居酒屋で大輝と会い、お互いひとときだけ昔に戻ったように打ち解けます。帰り際、じっと大輝を見つめて「私はやっとらんよ」と訴える梨央。大輝もまた、「信じるよ」と強く答えるのでした。
その後、昭に500万を渡していた男の正体が判明。公園付近の防犯カメラにもその姿が写っていました。大輝は男を発見し、追いかけますが、振り切られてしまいます。
しかし、電話で「PCの中のフォルダの中を見ればすべてがわかる」と告げられた大輝。同じころ、梨央のもとにも一通のメールが送られていました。ふたりが中身を確認すると、何者かが昭の首を締めている、犯行の一部始終がうつった動画が流れて……。
回収されていく伏線と残される謎
回を追うごとに誰が殺したのかなどの謎が明らかにされていきますが、まだ回収されていない謎も多くあり、視聴者は考察が止まらない様子。続いては、残されている謎や視聴者の考察をチェックしてみましょう！
優に関する謎が多く、考察する視聴者のみなさん
謎の情報屋として登場していた男が梨央の弟・優の現在の姿であることが判明した4話。
15年前、康介が姉の梨央を襲おうとしているところに遭遇した優が、もみ合いの末に康介を刺してしまった動画が残っていたことから、康介を殺したのは優かもしれないと気づいていた梨央。彼女の手によって動画は消去されましたが、9年前に「記憶を取り戻した」と書き置きを残して優は失踪していました。
4話ラストで再会できたにもかかわらず、「ごめんな、姉ちゃん……やったのは、俺なんや」と衝撃の告白があり、梨央とともに涙した視聴者も多いのでは。
優は、失われる記憶を補うためか、いつも耳にカメラを付けているようですが、「動画を見て自分が殺したと思い込んでるだけかも？」「本当は誰かにはめられているのでは？」と感じる人も。
「あれが致命傷になっているとは思えない」「トドメを刺したのは別の人なんじゃないか？」との意見も出ていました。
また、優は真田ウェルネスの専務で社長の座を狙う後藤（及川光博さん）の情報屋として動いていましたが、「（後藤は）梨央の弟と知っていたのか？」「後藤は味方なのか？ 敵なのか？」と、こちらも謎が多い人物です。
服の変化には何の意味が……！？
そしてみなさん、4話で優が大輝から逃げるシーンで、優の服装の色が途中で変わっていたことにお気づきでしたか？ SNSでは、ここに違和感を感じる人がチラホラ。
「（15年前の）康介の服装の色も変わっている？ 事件とは別日なのかな？」とつぶやいている人もいて、この服装の変化にどんな意味が隠されているのか気になるところです。“記憶の曖昧さ”を表しているのではないかという意見もありましたよ〜。
過去の事件との関連性がありそう！？な人物
もうひとり、気になる人物がいます。それは、後藤に接触するノンフィクションライターの橘しおり（田中みな実さん）。真田ウェルネスに異様な執着を見せ、事件に関する情報を得ようと動いている謎の女性です。
駅伝で圧倒的な強さを誇った法都大学を2006年9月～2007年8月まで休学、その頃に両親が離婚との情報もありましたよね。ちょうど康介の失踪事件が起きたのが2006年だったこともあり、ふたりの接点を探る声も。
「1話で渡辺康介と一緒にいる人物なのでは？」なんて考察もありましたよ！
ポスタービジュアルや「最愛」のタイトルにも注目！
ポスタービジュアルやタイトルにも何か秘密やヒントが隠されていそうですよね。ここから考察を巡らせる視聴者もたくさん！
ポスタービジュアルには何が隠されている？
こちらのポスタービジュアル。口を隠している人と目を隠している人、そして耳を隠している人がいるところから、真実を知らない人、秘密がある人、もしくは真実を語らない人などの意味があるのでは？と考えている人もいるよう。
確かになんらかの意味が隠されていそう！ みなさんはどんな風に考察しますか？
誰が誰の“最愛”で、どのように動くのか？
今作のドラマタイトルの『最愛』。辞書で調べると「一番深く愛している人」等の意味がでてきますが、今作では誰が誰を”一番”愛していて、どのような行動を取るのかが、キーポイントとなってきそう！
梨央が優のために、優が梨央のために動くのは想像の範囲内ですが、大輝も警察という立場を活かして梨央と優を守ることもできちゃいますよね。
真田ウェルネスの“番犬”と呼ばれる、梨央とは家族同然の弁護士・加瀬（井浦新さん）も真田ウェルネス、もしくは梨央を守るためにどんなこともしそうな人物ではあります。
あー、もう展開が気になりすぎる！！
考察からは脱線してしまいますが、ネットでは「私は大ちゃん派、梨央と結ばれてほしい」「身を挺して梨央を守った加瀬さん派です」と宣言している人も♡
それぞれに違うカッコよさがあるため、回を追うごとに「大ちゃん派だったけど、加瀬さん派になった」など、揺らいでしまう人もいるようでしたよ。みなさんはどっち派ですか？
さて、最後は次回第5話のあらすじを先取りしちゃいます！
気になる次回のあらすじは？
梨央と再会を果たした弟の優は、自分が梨央の前から姿を消していた9年間、自分がどのような人生を歩んできたか、また携帯電話の記録動画から自らの罪を打ち明けることに。
一方、大輝は15年前に大麻事件を起こした元陸上部員の長嶋（金井成大さん）を訪ね、事件当夜に関してある重要な証言を得ます。
真田グループの情報を嗅ぎ回るしおりについて調査していた加瀬は、後藤との接点を突き止めるのでした。
そして、9年ぶりに優と語り合った梨央は、ある大胆な行動に出ることに！
「全ては、愛するがゆえに。」「真相は、愛で消える。」これは、別々のポスタービジュアルに書いてある一言です。
この言葉の意味を考えながら、第5話もじっくり考察して、物語に翻弄されちゃいましょう。放送は、11月12日（金）夜10：00スタートです。お見逃しなく！
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