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「世間知らず」ってどんな人のこと?特徴や改善策を知って“デキる社会人”を目指そう

他人に「世間知らずだね」と指摘されても、具体的にどうすればよいのか分からないですよね。世間知らずと呼ばれる人の特徴を知って、対策していきましょう!周囲にいるちょっと世間知らずな人への対処法も、合わせて解説していきます♡

更新 2021.10.28 公開日 2021.10.31
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「世間知らず」ってどんな意味なの?

「世間知らずだな〜」という言葉を耳にすることはありませんか?なんとなく意味は予想できるけど、説明してと言われたら言葉に詰まってしまう…という人も多いかも。

どのような言動が世間知らずと言われてしまうのか、具体的に見ていきましょう!

世間知らずの意味&類語

世間知らずとは、『経験が浅く、世の中の事情に疎い』様子やそのような人を指す言葉。世の中の事情とはほとんどの人が知っていたり、身に付けたりしている一般常識のことです。

例えば電車の乗り方や食事のマナー、パソコンなどの機器の操作、最近の社会情勢に対する考え方などが当てはまります。

世間知らずと似たような言葉に、『青二才』や『箱入り娘』があります。青二才は社会経験の浅い若い男性を、箱入り娘はめったに外に出さないようにして家庭の中で大切に育てられた女性を指す言葉です。箱入り娘と世間知らずは、ときに似た意味で使われています。だから、世間知らずな言動をすると「箱入り娘だね~」と言われてしまうこともあるみたい。

世間知らずな人に対する周りの印象は、あまりよくない?

仕事でもプライベートでも、世間知らずな人はあまりよい印象を持たれません。最初の1~2回は大目に見てくれる人もいますが、世間知らずな言動を何度も繰り返すとあきれられてしまうかも。

特にビジネスの場では、世間知らずだと損してしまうことも。一般常識やマナーにくわしくないと、「大切な仕事を任せるのは不安…」と思われてしまうんです。やっぱり、一般常識やマナーがばっちりな人は頼りになりますよね。

世間知らずな言動は、プライベートの交友関係に響くこともあります。友人や恋人があなたの世間知らずなふるまいについていけず、次第に疎遠になってしまう…なんてこともあり得るんです。

世間知らずな人に多い性格の特徴3つ

世間知らずかどうかは、本人の性格を見れば分かることがあります。世間知らずと思われてしまいがちな人の性格を見ていきましょう!

1:自己中心的ですぐに諦めてしまう

マナーや敬語などの一般常識は他の人への思いやりを示すものでもあります。そんな常識があまり身に付いていない世間知らずな人は、ちょっと自己中心的な性格で、他の人への気配りが足りない場合があります。

「分からないことはちゃんと調べなきゃ」と思わないですぐに諦めてしまい、マナーや常識を知らないままにしてしまうことも。知識が足りないことを指摘されても、自身ではあまり問題だと思っていないこともあります。

2:マイペースで世の中のことに興味がない or 知らない

社会人になれば、国内外の話題のニュースはちゃんと知っておきたいですよね。理想的なのは、毎日のように新聞・テレビ・インターネットで情報を集めて、仕事や交友関係に生かすことです。

ところが世間知らずな人は、世の中で起きていることに対しての興味関心が少なく、ニュースについて自分の意見を持たないことも。職場の話題についていけなくても、「自分には関係がない」とマイペースを貫いているケースも多いようです。

3:時間やお金にルーズ

お金や時間の価値をあまり分かっていないと、世間知らずと言われてしまうことも。

金銭感覚が普通の人と違っていて、高額な商品を比較検討してから買うのではなく、思いつきで購入して周りを驚かせるなんてことも。

また、世間知らずな人には時間にルーズな人もいます。自己中心的な性格の人が多いので、時間を守らなくても「許してくれるかな」と思ってしまうなんてことも。友達との約束でも「もっと寝ていたい」「着ていく洋服が決まらなかった」などの理由で遅刻してしまうこともあるみたい。

世間知らずな人によくある言動3つ

世間知らずな人の言動には、いくつかの共通点があるみたい。あなたが知らずにやっていることはないか、チェックしてみてくださいね。

1:上下関係を考えて、敬語を使うのが苦手

敬語をきちんと使えないと、世間知らずと言われてしまうことも。上下関係に疎く、誰にでもタメ口で親し気に話しかけてしまうという人は気をつけて。

初対面の人や目上の人と話す時にうまく敬語を使えないと、話している相手だけでなく周りの人も困ってしまうかも。相手に不愉快に思われてしまうことも多く、トラブルのもとになってしまいます。

2:最低限のマナーや常識についてあまり知らない

マナーや常識は、社会でみんなが快適に過ごすためにあります。だから、最低限のマナーや常識を知らないと周りの人にとって問題を起こしがちな「トラブルメーカー」だと思われてしまうことも。

社会で必要な最低限のマナーは、親や先生に教えてもらったり、さまざまな経験を積んだりして身に付くもの。世間知らずの人はというと、マナーや常識を学ぶ機会が人と比べて少なく「特に学ばなくても大丈夫」と思っていたりするのかも。

でも、大人が「知らないことを知らないままにする」と、周囲に非常識だと思われてしまうことも…。少しずつでも学ぼうとする姿勢を持つことが、社会人にとって大切なんですね。

3:T.P.O.にふさわしくない服装やメイクをしてしまう

ファッションやメイクは個性を発揮するためにぴったりのものですが、T.P.O.に配慮することも重要なポイントです。

目的や時と場合に合わせてファッションやメイクを考えず、自分の着たい服を優先してしまうと、世間知らずな印象を与えてしまうかもしれません。特にビジネスシーンでは会社の規定に合わない服装をしたり、ヘアスタイルやメイクが個性的だったりすると周りから浮いてしまうことも。

世間知らずになる原因と改善策

同じ年頃でも世間知らずな人と、常識的な人がいます。社会に出てから、「もしかして私、世間知らず?」と気づいて、改善した人も少なくないはず。

世間知らずになってしまう原因や、改善の方法を見ていきましょう。

社会経験の少なさが原因

子どもの頃に甘やかされて育つと「自分の言うことを周りが聞いてくれるのが当たり前!」と勘違いして、自己中心的な世間知らずになってしまうことも。

また、アルバイトの経験などがが浅いと、社会常識を学ぶ機会も少なくなりがち。世間知らずになりやすくなるようです。

世間知らずな自分を変えるには

世間知らずな自分を自覚していれば、あとは努力次第でいくらでも克服できます!まずは毎日ニュースをチェックして、足りない知識を補いましょう。朝食を食べながらテレビのニュース番組を見たり、通勤電車の中でニュースアプリを読んだりするだけでも、自然に知識は増えていきますよ♡

他人に関心を持ち、相手の気持ちになって考える練習も有効です。自分が何かをする時はすぐに行動に移さず、相手がどう思うのかを一度考えてから行動してみて。どんなときでも、自己中心的にならないよう意識することが大切です!

世間知らずな人との付き合い方

世間知らずな人が身近にいる場合、常識から外れた発言に「なんでそんなことを言うんだろう…」とストレスが溜まってしまうことも。基本的に世間知らずな人とは少し距離を置くようにすると、嫌な思いをすることが減るはずです。

友達の場合は、長い付き合いならば「世間一般ではこうだよ」と教えてあげるのも◎。その友達が素直にあなたの意見を聞けば、きっと世間知らずを克服してくれますよ!

一方で、付き合いの浅い友人にストレートに世間知らずを指摘すると、嫌われてしまう可能性があります。この場合は、つかず離れずの距離感で関係を続けていくのがおすすめです。

コツコツ努力して、脱「世間知らず」!

社会人として世に出たばかりの人は経験が浅いため、多少世間知らずな言動があっても許されるかもしれません。

しかし、世間知らずのまま年齢を重ねれば、誰も指摘できない状態になってしまいます。部下よりも知らないことが多かったら、ちょっと恥ずかしいですよね。かっこいい先輩になれるよう、コツコツ努力していきましょう!

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