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日焼け止めの期限って?品質の確認ポイントと正しい保管方法をチェック♡

あまり知られていない、日焼け止めの「使用期限」。実は、未開封・開封後・日焼け止めのタイプ、そして保管方法によって異なるんです。この記事では、日焼け止めの使用期限と正しい保管方法、使用期限切れの日焼け止めを活用する方法をご紹介します。正しく日焼け止めを使うことで、健やかな肌を保っていきましょう♡

更新 2021.09.06 公開日 2021.09.07
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去年の日焼け止めが出てきたけれど、まだ使っていいのかな?

ー去年の夏に使っていた日焼け止めを偶然見つけたけれど、これってまだ使えるのかな?
ーそもそも、日焼け止めの使用期限ってどのくらいなんだろう?

そんなふうに悩んだ経験がある方もいるのではないでしょうか。
この記事では、日焼け止めの使用期限と正しい保管方法、使用期限が切れた日焼け止めの活用法をご紹介します。

日焼け止めの使用期限はどこに記載してあるの?

A:製品本体に使用期限がない場合は、「製造番号」を確認

日焼け止めの製造番号

日焼け止めの使用期限は、あまり印字されていない印象です。
しかし、出荷後もいつ作られた商品なのかがわかる「製造番号」は、製品の裏面や底面などに印字されていることが多いみたい。
この番号を確認しておくことで、使用期限について問い合わせることができそうです。
また、商品の中には製造番号とともに使用期限が印字されているものもあるので、お手持ちのアイテムをぜひ確認してみてくださいね♡

いつ購入したのかわからなくなってしまった場合は、メーカーのお客さまセンターなどに問い合わせをしてみるのも良いでしょう。出荷後にも情報が確認できるように、製品には製造番号(製造機号)というものが記載されています。問い合わせをすることで、『いつ作られた製品か』等がわかるようになっています。多くは製品の裏面や底面などに直接印字されています。」(浅利さん/以下同)

出典https://www.biteki.com/skin-care/trouble/591818#heading01

未開封・開封後で変わる!日焼け止めの使用期限をCHECK

開封後の場合は6ヶ月〜1年以内

ここからは、日焼け止めの使用期限について詳しく解説していきます。
まずは開封後の日焼け止めの使用期限から。

開封後の日焼け止めは、一般的に6ヶ月〜1年が使用期限の目安となるみたいです。
この幅は、保管方法などによって状態が悪くなっていないかどうかで変わってきます。
また、酸化しやすいクリームや乳液タイプの商品、防腐剤などが入ってない商品は、さらに使用期限が短くなるのだとか。オーガニック・無添加の商品も防腐剤の入っていないものが多いので要注意です。
そのため、昨夏に使っていた日焼け止めを見つけたとしても、可能であれば新調するのがベターのようです。

「開封しているアイテムの場合の使用期限は、一般的にはスキンケアは6ヶ月、メイクアイテムは3ヶ月~1年が目安になるでしょう。開封後のアイテムは、酸化が進み、雑菌が増殖しやすくなります。一般的に油分が多いほど酸化しやすく、水分が多いほど、菌が増殖しやすい傾向にあります。」

出典https://www.biteki.com/skin-care/trouble/591818#heading01

未開封の場合は製造日から3年以内

未開封の日焼け止めの場合には、「医薬品医療機器等法」をもとに3年が使用期限となります。
ただし、防腐剤の入っていない商品などは未開封の場合でも商品によってはもう少し短い使用期限が書かれている場合もあるのでよく確認しましょう。基本的には、できるだけ購入してすぐに使ってしまうのが良さそうです。
未開封の日焼け止めを来シーズンなどに使う場合には、この後紹介する正しい保管方法をおさえて、品質を損なわないように意識していきましょう♡

日焼け止めを含む化粧品全般は、未開封の場合なら3年が使用期限です。容器に使用期限の記載がなければ、製造日から3年以内となります。

出典https://bybirth.jp/press/archives/264523

エアゾールスプレータイプの日焼け止めは開封後から3年

一般にエアゾールスプレータイプの日焼け止めは、ミルクタイプ、ジェルタイプの日焼け止めと使用期限が異なります。
エアゾールスプレータイプなら中身が空気と触れないため、酸化したり雑菌が繁殖したりしづらく、開封後でも3年ほど使用できると言われているんです。
そのため、アウトドアシーンのみで使いたいタイプの日焼け止めなど、使用頻度が少ないものはエアゾールスプレータイプを使ってみるのも良さそう◎

空気に触れづらいエアゾールスプレータイプであっても、中身の品質のため正しく保管するのが大切です。

スプレータイプの日焼け止めは、開封後3年間は使うことができます。頻繁に使用しない方は、スプレータイプの方がいいかもしれません。

出典https://beauty.epark.jp/hair/article/bc-37/mc-114/sc-127/writing-002182/

日焼け止めを正しく保管する方法とポイントを解説

①直射日光、高温多湿を避けた場所に保管する

ここからは、日焼け止めの正しい保管方法とそのポイントを解説していきます。

まずは他の化粧品同様、直射日光や高温多湿を避けた場所で保管すること。
直射日光や高温多湿の場所に置いてしまうと、日焼け止めの品質の劣化を速めてしまうのだとか。
お風呂場や洗面所、窓の近く、車のダッシュボードなどは避け、涼しく通気性の良いところやドレッサーの引き出しなどで保管するようにしましょう◎
また、使用後は容器の口元をしっかり拭き取ってフタをきちんと閉めて、できるだけ空気に触れないように注意して。

②冷蔵庫で保管は品質を損なう恐れがあるのでNG

ちなみに、直射日光に当たらず高温多湿でないからといって、冷蔵庫で日焼け止めを保管するのはNG。
一見、適切な保管場所に思える冷蔵庫ですが、冷えたり、出し入れによる温度変化が起きることによって、成分が分離するなど、かえって品質を損なう恐れがあるのだとか。
また、同じ日焼け止めを使って外での塗り直しを行う場合には、食品が入っている冷蔵庫は衛生的にも避けたい保管場所。
室内の「常温」が保ちやすい場所が良さそうです。

また化粧品を冷蔵庫で保管している人もいますが、冷蔵庫からの出し入れによる温度変化によって品質が悪化する可能性があるため、あまりおすすめできません。

出典https://maison.kose.co.jp/article/drphil/g/g-phil-beauty-column-20190312/

③海やレジャーに持っていくときの注意点は?

海やレジャーに行く時には、日焼け止めを持っていく方が多いでしょう。
そういった時には、直射日光や高音を避けるために、カバンに入れたり日陰に置くのが良さそう。
また、日陰がない場所やあまりにも高温の場所では、保冷ができるバッグなどに入れたり、日焼け止めではなくアームシェードなどの紫外線対策グッズを活用するのもアリかもしれませんね。

ちなみに、使用期限切れの日焼け止めを使っても大丈夫?

A:肌トラブルの原因になるので、使わないのがベター

日焼け止めの使用期限が切れていたとしても、ごく少量しか使っていない場合には「このまま捨てるのはもったいない」と思ってしまう方もいるかも。

使用期限が切れていたとしても、日焼け止めのSPFやPAには変化は起きないといういけんもあるみたい。
しかし、酸化防止のための「防腐剤」などは、使用期限分のみ含まれているため、期限が切れてしまってはその品質を保つことはできないよう。
肌トラブルなどを起こさないためにも、使用期限が切れてしまったものは使わないで。

多くの日焼け止めには、酸化防止のための「防腐剤」が含まれています。しかし、日焼け止めに含まれる防腐剤は「使用期限分のみの分量」しか含まれていません。つまり、使用期限を過ぎてしまったら、防腐剤の効果がなくなり、日焼け止めの酸化が進み、品質を保てなくなってしまうのです。
酸化した日焼け止めを肌に塗布してしまうと、肌の老化や肌トラブルの原因になってしまうことがあります。そのため、使用期限を過ぎた日焼け止めは使用を控えるようにしましょう。

出典https://beauty.epark.jp/hair/article/bc-37/mc-114/sc-127/writing-002182/

使用期限以外で日焼け止めの品質を確認するポイントは?

①分離していないかどうか

ここからは、使用期限に関わらず、日焼け止めの品質を確認する3つのポイントをご紹介します。
もしも、当てはまっているものがある場合には、肌にはもちろん、この後紹介する紫外線対策以外の活用法にも使わず、新しい商品を買い直す方が良いかもしれません。

まずは、日焼け止めが「分離」していないか。
振って使うことの多いミルクタイプだけでなく、そのまま使えるジェルタイプやスプレータイプも、2層になって出てきたり、水っぽさや油っぽさを感じる場合には、使わないのがベターかも。

②ニオイが変わっていないかどうか

次に確認したいのは「ニオイ」。
チューブなどから出して見た目が変わっていなくても、異臭がするようであれば、酸化や雑菌の繁殖によって、中身の品質が損なわれている可能性が高いです。
肌トラブルの原因にもなりうるので、この場合にも新しい商品を買い直すのがおすすめです。

日焼け止めには、一般的に水分や油分が多く配合されています。油分の多い日焼け止めは酸化しやすいため、場合によっては変なニオイがすることがあります。また、水分の多い日焼け止めは雑菌が繁殖しやすいため、お肌に悪影響を及ぼす可能性があります。

出典https://bybirth.jp/press/archives/264523

③変色しているかどうか

最後は、中身が変色していないかどうか。
分離やニオイの変化がなかったとしても、白かったクリームが黄色っぽく変色しているなど、中身が変色している場合には品質が落ちている可能性があります。
しばらく使っていなかった日焼け止めなど、元の色を覚えていない場合には、スウォッチ画像などを検索し、元の製品の色と比較して確認してみてもいいかもしれません。

使用期限が切れてしまっても!肌に塗る以外の日焼け止めの活用方法

①粘着物のついたハサミのベタベタをとる

使用期限が切れてしまった日焼け止めを肌に塗ることは肌の健康のために避けた方が良いですが、「そのまま捨てるのももったいない」と思う方も多いかも。
ここからは、日焼け止めの意外な活用方法をご紹介します。

まず1つ目は、「ハサミのベタベタをとる」こと。
ガムテープやのりのついた封筒など、ハサミに粘着物がつくことでベタベタしてしまうことってありますよね。
ハサミに日焼け止めを塗り、何かを切るように刃の部分を開け閉めし、その後日焼け止めを拭き取ることで、粘着物が落ち、切れ味がよくなるんです。
ハサミ以外の刃物(カッターなど)にも使うことができるので、切れ味に悩んだ時には試してみてもいいかも。

※日焼け止めを塗る際、拭き取る際に手を切らないように注意してくださいね。

②張りつきにくくなった吸盤を復活する

続いて2つ目は、貼りつきにくくなった「吸盤の復活」。
何度も使っているうちに、貼りつけてもはがれやすくなってしまった吸盤を、しっかりと貼りつくようにすることができるのんです。
こちらも、吸盤の裏側に日焼け止めを塗り、ティッシュなどで拭き取るだけ。
逆に、吸盤を貼り付けたい部分に日焼け止めを塗って拭き取ってもOKなので、貼り付けたい場所に合わせて試してみてくださいね。

③黒ずんだシルバーアクセサリーの汚れを落とす

3つ目は、黒ずんでしまった「シルバーアクセサリーの汚れ落とし」。
ミルクタイプの日焼け止めを少量出して、クロスやティッシュなどでこすることで、黒ずんだ汚れが落ちていくんです。
油分が残ると、シルバーアクセサリーが劣化してしまうことがあるようなので、汚れを落としたら、その後はしっかり乾拭きして仕上げを行って。

細かい装飾の付いたアクセサリーであると、間に日焼け止めが入ってしまい取りにくくなってしまうかもしれないので、装飾の少ないシンプルなデザインのアクセサリーに試してみて。
また、劣化を防ぐためにストーンなどがついたものに使うのは避けましょう。

日焼け止めを正しく使って健やかな肌を保とう♡

この記事では、日焼け止めの使用期限と正しい保管方法、使用期限が切れた日焼け止めの活用法をご紹介しました。
夏はもちろん、通年の紫外線対策として活用したい日焼け止め。
開封後も1年ほど持つと言えど、できるだけ早めに使い終えるのが、品質を損なわないためにもベターです。
もし使いきれなかった場合にも、もったいないと肌に使わずに、他の活用方法を試してみて。

日焼け止めを正しく使うことで、健やかな肌を保っていきましょう♡

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