ヘアカラー後のシャンプーって、いつからOKなの?
「ヘアカラーをした日の夜はシャンプーNG」と聞いて、ヘアカラー当日は髪を洗わずに我慢する人も多いかも。でも、「ヘアカラー後、いつからシャンプーOKなのか」については、あまり正しく知られていないのでは?
実をいうと、一般的なヘアカラー剤の場合、髪に定着するまでの「48時間」シャンプーを控えるのが理想的だといわれています。定着するまでにシャンプーをしてしまうと、カラーの色素が髪から流れ出て、色落ちしやすくなってしまうんですよ。
とはいっても、さすがに2日間シャンプーしないのは無理がありますよね。そのため、最低限の「1日間は控える」といわれることが多いようです!
カラー剤は48時間かけて髪に定着するので、カラー当日の洗髪は避けて
出典https://more.hpplus.jp/beauty/b-matome/57166
ヘアカラー後だけどシャンプーしたい!そんな緊急事態の対処法3つ
ヘアカラー後すぐのシャンプーはNGだと分かっていても、シャンプーしたいときもありますよね。汗をかいてしまったり、スタイリング剤がベタベタしてイヤだったり…。そんな緊急事態にできる対処法をご紹介していきます。
シャンプーは“短時間で軽く”
やむを得ずシャンプーをするときは、短時間で軽くするよう意識しましょう。髪の表面をごしごしとこすったりせず、ささっと済ませるのが鉄則!
ヘアカラーの色落ちが心配な方は、シャンプーをつけずにお湯だけで洗うのも手。お湯だけでも、軽い汚れなら簡単に落ちてくれますよ。
自宅でシャンプーをする場合は、スタイリング剤を落とす程度に軽くシャンプーをし、お風呂から出たら濡れたまま放置せずに、すぐにドライヤーで髪を乾かせば大丈夫ですよ
出典https://www.biteki.com/hair/trouble/315461
シャンプー後はすぐにドライヤーで乾かす
シャンプーの後は濡れたまま放っておかないで、すぐにドライヤーで乾かすことが大切。濡れた髪をタオルドライしたら、温風でささっと全体を乾かしてみて。
乾かした後は、冷風で仕上げると◎!冷風にすることで、髪への熱ダメージを軽減することができますよ♡
“ドライシャンプー”を活用する
シャンプーでの色落ちを防ぎたい、でもスッキリしたい…そんなときは、ドライシャンプーがおすすめ。
ドライシャンプーとは、水やお湯のいらない“洗い流さないシャンプー”のこと。普通のシャンプーの代わりにはならないことが多いですが、頭皮のにおいやベタつきをおさえることができます!
ミストやパウダー、シートなど、好きなタイプのドライシャンプーを選んでみて。
特にハイトーンカラーの場合、その日にシャンプーしてしまうとヘアカラーの褪色が早くなってしまうので、「今日はドライシャンプーだけにすればカラーの持ちもよくなる」と伝え、実際にカラー後に使って説明しています。
出典https://www.wwdjapan.com/articles/1086426
もっと色持ちさせるために♡シャンプーのコツ4つ
せっかくヘアカラーをしたのなら、きれいな髪色をキープしたいですよね。
そこで、今回はヘアカラーを長持ちさせる洗い方のコツを4つご紹介!ヘアカラーをした翌日以降のシャンプーの際に、ぜひ役立ててみてください♡
(1)「カラーケアシャンプー」を使う
普通のシャンプーには、色落ちを早めてしまう強い洗浄成分が入っていることがあります。
そこで、「カラーケアシャンプー」を使ってみるのがおすすめ。カラーケアシャンプーには適度な洗浄成分が使われているので、色落ちを防ぎながら洗えるんですよ。
「できるだけ、普段使っているシャンプーを使い続けたい」という方は、ヘアカラー後の“1週間だけ”カラーケアシャンプーにしてみて。少し取り入れてみるだけで、ヘアカラーの持ちがよくなるはずですよ。
(2)シャンプーはゴシゴシしないよう注意する
シャンプーをするときに注意すべきポイントは、ゴシゴシと大きな摩擦を与えないこと。ヘアカラー後の髪の毛はダメージを受けているので、シャンプーで摩擦を与えるとさらにダメージが進んでしまうんです。
摩擦を避けるために、シャンプーは手のひらでよく泡立ててから頭皮につけて、やさしく洗うようにしましょう!
(3)シャンプーを流すときのお湯は“ぬるま湯”に
シャンプーを流すときのシャワーのお湯は、38度くらいのぬるま湯に設定するのがコツ。
流すときの温度を高温にすると、ヘアカラーが髪の外へ流れ出し、色落ちしやすくなってしまうんですよ。シャワーをするときは温度の設定が何度になっているか、使う前に確かめてみて♡
カラーを長持ちさせたいなら、流すときのお湯はぬるま湯に。洗濯物と一緒で、高温だと色がよく落ちてしまいます。寒いからといって、流すお湯が高温すぎると、色も落ちるうえに頭皮も乾燥するので気を付けて
出典https://www.elle.com/jp/beauty/g203925/bpi-haircolor17-0322/?slide=1
(4)トリートメントは強く揉みこんだり、長く放置したりしない
トリートメントをつけるときのコツは、強く揉みこんだり、つけたまま長い間放置したりしないこと。キューティクルが開いて髪の内部の色素が流れ出てしまい、色落ちしやすくなってしまうんですよ。
ヘアカラーの色落ちが気になっている方は、トリートメントを軽いタッチでつけるよう注意してみてくださいね。
トリートメントのつけ方にも注意が必要です。つける時に揉み込みすぎると髪の内部の色素も一緒に揉み出してしまいます。
出典https://www.b-ex.inc/bexjournal/hair-care/4657
シャンプー以外にも!髪色を長持ちさせるヘアケアのコツ3つ
(1)髪が濡れている時間を短くする
髪が濡れているときは、外部からのダメージを受けやすい状態。髪を自然乾燥で乾かしたり、完全に乾かさないまま寝たりすると、そのぶんダメージは増えていってしまいます。
髪へのダメージは枝毛や切れ毛だけでなく、色落ちの原因になることも。
なので、髪が濡れている時間はなるべく短くするのがGood♡入浴後はドライヤーでしっかり乾かして、ダメージを防ぎましょう!
基本ですが、入浴後はしっかりとドライヤーで髪を乾燥させてください。髪が濡れている状態は、毛髪が柔らかくなります。柔らかいときは毛髪がダメージを受けやすい状態になっているので、しっかりと手早く乾燥させることが大切です。
出典https://cancam.jp/archives/823905
(2)髪をタオルドライしたら、毛先にオイルを
ヘアケアにオイルをかしこく取り入れるのも、コツの一つ。特にダメージを受けやすいお風呂上がりの濡れた髪は、オイルを塗って保護するのがおすすめ。
毛先を中心に塗ったら、ドライヤーで乾かしてみて。髪の色落ちやダメージを防いで、美しい髪に導いてくれますよ♡
髪をタオルドライしたら、髪の表面の“面”とダメージを受けがちな毛先にオイルを塗布。その後ドライヤーで乾かすことでキューティクルを保護し、退色やダメージを抑える効果が。
出典https://www.biteki.com/hair/trouble/447217
(3)髪の紫外線対策はいつでも忘れずに
忘れてしまいがちなのが、髪の紫外線対策。紫外線を浴びると、髪のたんぱく質が壊れて大ダメージを受けてしまいます。大ダメージを受けると、ヘアカラーが色あせしやすくなることも…。
そんな紫外線から髪を守るためには、UVヘアスプレーが◎!毎日、お出かけ前にシュッとスプレーしてみて。
こまめにつけ直すのも忘れずにすれば、髪の紫外線対策はバッチリですよ♡
紫外線から髪を守る。傷んだ髪はヘアカラーも短命です。健康な髪と美しい髪色をキープしましょう
出典https://jisin.jp/life/beauty/1948675/
色持ち命なら“カラーケアシャンプー”の出番♡おすすめ5選
ここまで、ヘアカラー後のヘアケアのコツについてご紹介してきました。その中で登場した「カラーケアシャンプー」は、ヘアカラーの色持ちをよくしてくれる優れもの。ヘアカラー後にはとてもおすすめなんですよ!
でも、カラーケアシャンプーはたくさんの種類が販売されていて、「どれがいいの?選ぶのが大変…」と迷ってしまうかも。
そこで、これから厳選したカラーケアシャンプーを5つご紹介していきます!迷ったときの参考にしてみてくださいね。
Diane(ダイアン)|コーティングによってでカラーキープが叶う
ダイアン パーフェクトビューティー ミラクルユー シャイン!シャイン! シャンプー&トリートメント&ミスト 3点 セット
¥2,640
ダイアンのカラーケアシャンプーは、髪の表面をコーティングする成分を配合。色落ちや紫外線による乾燥から髪を守り、カラー後のツヤが続きます♡
ドライヤーの熱でダメージを補修する「エルカラクトン」という成分も配合。ドライヤー使用や紫外線による、髪へのダメージが気になる方におすすめです。
ZERO(ゼロ)|ヘマチン配合のカラーケアフォーム
ZERO カラーケアフォーム
¥2,786
また、カラーを継続させるために、ZEROカラーケアフォームを使用するのがおすすめです。
シャンプー前にたったひと手間ケアフォームを馴染ませることで、
・髪に残っている発色しなかったカラー剤をしっかり発色させる
・退色を早めてしまう余分な残留薬剤をきれいに洗い流す
ことでができます。
ヘアカラーをした髪に適している「ヘマチン」を配合しているのも、うれしいポイント♡
カラー後の髪と頭皮をいたわりながら、美しい髪色を持続させてくれますよ。
KERASTASE(ケラスターゼ)|まとまりのあるカラーヘアへ
ケラスターゼ シャンプー バン クロマティック リッシュ 250mL
¥3,300
髪色を鮮やかに保ちたい人にぴったりなのが、ケラスターゼのカラーケアシャンプー。グルコン酸亜鉛やユズ果実エキスなどのコンディショニング成分を配合。
カラーを繰り返ししてパサパサになってしまった髪も、しっとりとまとまりのある髪へ導いてくれます♡
ALIVE(アライブ)|天然アミノ酸系でブリーチ髪にも◎
アライブ カラーケアシャンプー 500ml
¥1,940
アライブのシャンプーは、ダメージが蓄積した髪にも適した「天然アミノ酸系」シャンプー。きめ細やかな泡で、さっぱりとした洗い上がりです。バランスよく配合された植物エキスが、ブリーチやカラーで傷んでしまった髪のツヤをアップ。
うるおい成分と適度な洗浄力の組み合わせで、きれいな髪色を長く楽しめそう♡
rasica(ラシカ)|グロスコーティングで染めたあとの髪の色素を抜けにくく
ラシカ シースルーグロス シャンプー トリートメント (400ml)(400g)
¥2,475
少し変わった紫色の、ラシカのシャンプー。紫色で髪表面をグロスコーティングし、ヘアカラーの色持ちを向上!
また、ヘアカラーが色あせてオレンジ色に見えてしまうことも、紫色の光沢によってカバーしてくれます。
カラーシャンプーとは違ってクリアカラーなので、お風呂場を汚す心配もありません♡髪に透明感を出したい方におすすめのシャンプーです。
カラーケアシャンプーの選び方って?大切な3つのポイント
「カラーケアシャンプーを、どれにするか決められない…」
そんなとき、カラーケアシャンプーで大切な3つのポイントを参考にしてみて。
ポイントが分かれば、シャンプー選びも楽ちんですよ♡
【Point 1】アミノ酸系シャンプーを選ぶ
ヘアカラーを美しくキープしたいのなら、「アミノ酸系シャンプー」を選ぶのがポイント。
マイルドな洗浄力なので、洗いすぎて乾燥したり、色落ちしたりすることが少ないです。ヘアカラーでダメージを受けた髪にも大きな負担をかけず、しっとりと洗い上げてくれます♡
カラーキープに大切なのは洗浄成分が高いシャンプーを避けることが需要です。
出典https://rocco-girl.com/87271
そこでおすすめなのが洗浄力の優しいアミノ酸系シャンプー。
退色を防止してくれるだけじゃなく頭皮や毛髪に優しいため、カラー後のダメージを受けた毛髪にも効果的。
【Point 2】「ヘマチン」配合のシャンプーを選ぶ
「ヘマチン」という成分も、カラーケアシャンプーを選ぶときにチェックしておきたいポイント。
ヘマチンは、カラー剤の色あせを防いだり、髪を紫外線から守る働きがある成分です。また、髪にハリやコシを与えてくれます!
機能性を重視してシャンプーを選ぶなら、ぜひヘマチンが配合されているか確かめてみて♡
ヘマチンにはカラー・パーマ後の残留化学成分を除去する働きもあるため、カラー・パーマを長持ちさせたい方にも必見の成分だ。
出典https://news.mynavi.jp/article/20200901-1263636/
【Point 3】ダメージケアできる商品を選ぶ
髪がダメージを受けていると、ヘアカラーの持ちは悪くなってしまいがち。そのため、ダメージケアできる商品を選ぶのが大切なポイントです。
ダメージケアには、髪を補修してくれる成分を配合しているものを選ぶのがおすすめ!加水分解ケラチンや加水分解シルクなら、配合されている商品も多く選びやすいですよ♡