朝、爆発ヘアと一緒に起きる…。寝る時、髪の毛もダメージを受けるの?
夜、お風呂に入った後はしっかりドライヤーで髪を乾かして、就寝。
これで大丈夫って思ってたのに、朝起きると髪が爆発。
なんだかパサパサしているし、ちゃんとドライヤーもしたのになんで?
実は、寝る時に髪の毛ってかなりダメージを受けているかもしれないのです。
せっかく夜しっかり乾かしたのにと思っていても、なぜ髪の毛が傷んでしまうのでしょうか?
今回はどうしてダメージが溜まるのかをチェックし、髪の乾かし方やヘアケア方法を紹介します!
朝、サラサラの髪とご対面しましょう♡
寝ている間に髪の毛にダメージが溜まる3つの原因
(1)しっかり乾かさないで眠ってしまった
まずは「どうしてダメージが溜まるのか」、3つの原因を確認しましょう。
まずは、「乾かし方」に原因があるかもしれません。
自分ではちゃんと乾かしたと思っても、中側が十分に乾いていなかったり、忘れがちな後ろが生乾きだったりして、結果的に髪にダメージを与える原因になってしまうこともあります。
髪が濡れたままの状態だと、キューティクルが開き、パサつきの原因になってしまうおそれがあるので、しっかり完全に乾くまでドライヤーを当てましょう。
髪の表面は、ウロコ状のキューティクルで覆われています。
出典 www.atama-bijin.jp
キューティクルは、外部の刺激から髪を守る役目と、髪の内部から水分が蒸発することを防ぐ役目を持っています。髪を健康に保つためには、なくてはならない存在と言えます。
しかし髪が濡れると、キューティクルは開く性質を持っているのです。
開いたキューティクルには、髪を保護する働きが機能しません。髪が濡れて、キューティクルが開いた状態が長引くことは、髪がダメージを受けやすい状態が長く続くことになるのです。
(2)寝ている間に、枕や寝具と擦れてしまった
続いての原因は「擦れ」です。
寝ているとき、どうしても寝返りで動くことがありますよね。
動いた拍子に、枕や寝具と髪の毛が擦れ、摩擦によるダメージが起きてしまう可能性があります。
朝髪がぐちゃぐちゃになってしまうのも、動くことで擦れてしまうのが原因かもしれません。
(3)寝汗で髪の毛に汚れが付着
続いての原因は「寝汗」。
人間が寝ているときに汗をかくのは自然現象。
これは、レム睡眠とノンレム睡眠の調整のためとも言われています。
ノンレム睡眠時、眠りを深くするために、体温を下げる必要があるんだとか。
寝ている間に上昇した体温を下げるために、汗が出てしまうと言われているみたい。
その汗が髪の毛にも付着し、汚れになってしまうこともダメージの原因になるかもしれないのです。
人間の眠りはノンレム睡眠とレム睡眠に分けられます。ノンレム睡眠は脳が深く眠っている状態、レム睡眠は脳が起きている状態です。睡眠の質にはノンレム睡眠が大きく関わっており、熟睡感を得るためにはノンレム睡眠をより深いものにすることが重要です。(中略)
出典 www.shopjapan.co.jp
ノンレム睡眠をステージ3以降の深いものにするためには体の内部の「深部体温」を下げる必要があります。夜間に体温が上がりすぎて、ノンレム睡眠を浅いものにしないために、就寝中に汗をかくと考えられています。
ヘアケアをしっかりと!寝る時の髪の毛のケア方法
:しっかり髪を乾かしてから寝る
「じゃあどうすればいいの?」という人に、今回は寝る時の髪の毛のケア方法を紹介します!
まずは「しっかり乾かす」こと。
原因のところでも説明したように、髪が濡れた状態はダメージに繋がるので、しっかり完全に乾かすまでドライヤーを続けましょう。
といっても、ドライヤーを長時間当てすぎるのも、髪が傷んでしまう原因となるので、少ない時間で乾くドライヤーなど使うのをおすすめします。
dyson Supersonic Ionic スタイリングセット付
¥42,900
【dyson(ダイソン)】
おすすめは『dyson』のドライヤー。
こちらは速乾性があり、乾かす時間をなるべく短くしたいという願いが叶うアイテム。
また、速乾性はもちろん、髪の負担を考え、ダメージを最小限にしてくれるみたい。
ちょっとお高めですが、これからの長い人生で髪を毎日乾かすことを考えたら、むしろコスパが高いかも♡
:洗い流さないトリートメントやヘアクリームをつける
続いては「洗い流さないトリートメント/ヘアクリーム」をつけること。
ドライヤーの前や後にヘアケアアイテムを使うことで、うるツヤ髪を目指せるかも♡
シャンプーやコンディショナーをこだわるのはもちろん、+αのケアでもっと髪のコンディションを考えてみましょう。
クリーム状やオイル状など、様々ありますが、クリームは保湿や補修、オイルは保湿やツヤなどそれぞれ目的が異なるので、しっかり調べてからゲットするのがいいかも。
ヘアクリームは、髪の保湿や補修目的で使うとよいです。(中略)
出典 www.atama-bijin.jp
ヘアオイルは髪の保湿やつや出しの目的で使うとよいです。
エリップス ヘアビタミン トリートメント 50粒
¥1,549
【ellips(エリップス)】
こちらは『ellips』の洗い流さないトリートメントオイル。
用途に合わせて5種類から選ぶことができます。
(左から)
SMOOTH&SHINY:絡みやすい髪に
TREATMENT:乾燥したダメージ髪に
NATURAL COLOR:カラーリングで傷んだ髪に
SHINY BLACK:コシ・ツヤがない黒髪に
HAIR ESSENCE:潤いがなくパサついた髪に
小さいパッケージにそれぞれ入っているので、自分で「どれくらい使おう」と確認しなくてもいいのがうれしいポイント。
ディープモイストヘアクリーム
¥764
【LUCIDO-L(ルシードエル)】
こちらは『LUCIDO-L』のヘアクリーム。
ヘアクリームのなかでも人気が高く、コスパがいいと評判のアイテム。
クリームが髪のダメージを密着補修し、乾燥・パサつきを防いでくれるみたい。
ドライヤーなどの熱から髪を守ってくれるので、ドライヤー前に髪全体につけるのがおすすめです。
:頭皮マッサージ
「頭皮マッサージ」は、頭皮ケアはもちろん、髪の健康も促してくれるみたいなのでおすすめ。
続けることで頭皮が柔らかくなり、髪の立ち上がりもよくなるんだとか。
マッサージ自体もとても気持ちいいので、夜寝る前のリラックス時間にも良さそうですね。
健やかな髪を目指して、頭皮マッサージを定期的に行ってみましょう!
頭皮エステ サロンタッチタイプ EH-HE9A
¥13,800
【Panasonic(パナソニック)】
こちらは『Panasonic』の頭皮マッサージ機。
まるでサロンで受けるようなマッサージを、自宅で体験することができるんだとか♡
まるで手で頭皮を揉みほぐされているような気分になれるみたい。
5つのモードがあるので、その日によって使い分けられるのもいいですね。
:髪をまとめて寝る
髪が長い人は「髪をまとめて寝る」ことを心がけてみてください。
長い分、寝ている間に動くことで、枕や寝具の摩擦によるダメージも大きくなりそう。
髪に負担をかけないように、ゆる〜くまとめて寝てみるのがいいかもしれません。
たとえば、「ゆるめのお団子ヘア」はいかが?
なるべく高い位置でゆるくお団子を作って、寝ている間の摩擦から髪を守りましょう。
三つ編みや編み込みなどを合わせると、朝起きてふわふわヘアになるのも夢じゃない!
でも、ギュッと結ぶことは髪への負担になるので、あくまで「ゆるくまとめる」ということをお忘れなく。
:ナイトキャップをかぶる
「どうしても、髪を結んで寝るのに抵抗がある…」
それなら「ナイトキャップ」がおすすめ。
寝ている間に起こる摩擦を軽減し、寝癖や乾燥、暑さ・寒さ対策までしてくれるのです!
ヘアケアアイテムをつけたあと、すっぽり髪をナイトキャップにしまうことで、寝ている間にしっかり保湿もできそうですね。
自分の好きな色やデザインを選んで、寝ている時のお洒落として楽しむのもgood。
綿100% ナイトキャップ
¥950
こちらは綿100%のナイトキャップ。
優しいラベンダーの色がとっても素敵。
寝ている間も「女の子」を感じられるカラーですね。
寝ている間の髪をしっかり守ってもらいましょう!
正しい乾かし方&ドライヤーのかけ方でしっかり対策
STEP1:優しくタオルドライorヘアターバンで吸水
ヘアケア方法を確認したところで、正しい乾かし方とドライヤーのかけ方も知って、より美しいツヤ髪を目指していきましょう!
まずお風呂やシャワーから出たあと、「優しくタオルドライ」をするか「ヘアターバンなどで吸水」しましょう。
髪が濡れた状態で、ドライヤーをかけると、かなり時間がかかってしまいます。
ドライヤーをかける前に吸水性のあるタオル(マイクロファイバー素材など)で優しく拭くか、ちょっと時間を置きたいという人はヘアターバンをしましょう!
今治タオル ヘアバンド イデゾラ
¥1,100
こちらは今治タオルのヘアバンド。
今治タオルは吸水性にこだわったブランドで、サロンでも使われている優秀なアイテム。
このヘアバンドをして、ドライヤー前の吸水をしっかり行いましょう!
STEP2:根元から乾かす
タオルドライが終わったら、いよいよドライヤー。
ドライヤーは、根元からあて、まずは全体の80%ほどが乾くようにかけてみてください。
このとき、強温風で一気に乾かすのがgood。
ちなみに、髪を乾かす時は、なるべくフリフリしながらがおすすめ。
髪のほとんどがたんぱく質でできているため、熱を与えると固くなってしまうおそれがあるのです。
なるべく満遍なく温風を送るためにも、フリフリと髪を動かしながらドライヤーをかけるのがgood!
髪の毛は8割以上がタンパク質で出来ており、生卵に熱を加えると
出典 createion.jp
ゆで卵になるのと同じ原理で 髪の毛だって、熱を与えすぎると固まってしまいます。
髪内部のタンパク質が集まって固まってしまうと、
あちこちに埋まらない空洞(ダメージホール)が出来てしまい、キューティクルが剥がれた場所から、髪内部の成分や水分が流出しやすくなります。
:仕上げは上から下にドライヤーを
全体の80%が乾いたら、上から下にかけてドライヤーを当てていきましょう。
髪の毛の流れに沿って乾かしていくのがポイント。
このとき、弱温風または冷風で最後の仕上げをしていくのがいいみたい。
しっかり全体が乾いたのが確認できたら、ドライヤーは終了!
(☆)ドライヤーの温度ってどう使い分けるの?
「あんまりドライヤーの温度調整って気にしたことない…」という人もいるかもしれません。
正直、「温風」しか使わないという人もきっといるかも。
ドライヤーはメーカーによって表記が違いますが、だいたい「強温風」、「弱温風」、「冷風」といくつかモードが分かれています。
強温風はシャワーで濡れた髪を80%ほど乾かす時におすすめ。熱を分散させながら髪に当てることで、しっかり乾きます。
弱温風は強温風で乾かした以外の、残りの20%を乾かす時におすすめ。前髪などをポイントで乾かすのもこちら。
冷風は冷たい風で、髪をクールダウン。余熱を逃し、髪の乾燥を防ぐモードとしておすすめ。
すぐに実践できるので、早速次からトライしてみてくださいね。
■強温風
出典 createion.jp
シャンプー直後の濡れ髪から、80%ほど乾かすまで使用します。
しっかりと熱が出るため、分散させながら髪へ温風を当てることとなります。
■弱温風
80%~100%まで乾かす際の仕上げや、前髪を乾かすときに最適です。
熱はありますが、風量が弱いため髪が散りにくく しっかりとスタイリング出来ます。
■冷風(クールモード)
ぬるめ~冷たい風で、髪を冷やします。
余熱を逃がすことで、髪の過度な乾燥(オーバードライ)を防ぎ
最後に冷風を髪に当てると、スタイルをキープする効果があります。
「髪は人の印象を左右する」なら、毎日のヘアケアはしっかりと
よく、「髪で印象が変わる」なんて聞きますよね。
それ、あながち嘘じゃないかも。
髪がその人の印象を左右するといっても、過言ではないのです!
だからこそ、毎日のヘアケアはとっても大切。
寝る時の髪の毛のケアを意識して、美しいヘアを手に入れましょう♡