なんとなく、落ち込む毎日で
なんとなく、落ち込みがちな今日この頃。
ああ、こうやって深く悩んでしまうのも、私の自己肯定感が低いのが原因なのかもなあ。
読書タイムで自己肯定感を高めよう
そんな時は、少しずつ自分のことを認めてあげたくなるような言葉が詰まった作品を読むといいかも。
この記事では、自己肯定感を高めたい人におすすめのエッセイや実用書、漫画を様々な悩みに合わせて紹介します。
▷見た目を悪く言われたトラウマから…
昔、クラスの男子や恋人から言われた、自分の見た目を否定されるような言葉を忘れられずに、トラウマになっている。その影響でネガティブになりがちなのかも?
そんな人におすすめなのがこちらのエッセイ、『美容は自尊心の筋トレ』(著:長田杏奈/Pヴァイン)です。
タイトルにグッとくる方もいらっしゃるかもしれません。こちらの本では、自分を大切にすることを習慣化するための「美容」の方法を紹介しています。
著者のおすすめのコスメが多数載っているわけではなく、自分に優しくなれる方法がメインで紹介されています。自虐癖をやめたい、という人におすすめです。
捨てることで、大切なものに気づける
『大人のキレイの新ルール 捨てる美容』(著:小田切ヒロ/世界文化社)は、人気メイクアップアーティストの小田切ヒロさんによる美容本。与えるばかりの美容から、捨てる美容へとシフトチェンジすることで、自分が本当に大切にしたいものが分かる、というメッセージが詰まった本です。本当に大切なものが分かると、それ以外のことでくよくよする時間を減らすことができるかもしれません。
おすすめのコスメやスキンケアの紹介はもちろん、美しく生きるためのライフスタイルについても提案されています。
大人のキレイの新ルール 捨てる美容
¥1,430
写真やイラストが多めなので、活字が苦手な人にもおすすめです。美容を通して自己肯定感を高めたい人にとてもおすすめな一冊です。
▷学校や仕事が憂鬱なあなたに
学校の勉強や仕事を頑張っているけれど、苦しい。そんな人におすすめなのが『あやうく一生懸命生きるところだった』(著:ハ・ワン、翻訳:岡崎暢子/ダイヤモンド社)です。
頑張り続ける日々に疑問を感じたら
大学受験やアルバイト、会社員としての日々を頑張ってきた著者は、40歳を前に「一生懸命生きること」をやめてみたそう。その過程や理由が紹介されています。
「毎日頑張り続けているけれど、これは何のため、誰のためなんだろう?」と頑張り続ける日々に限界や疑問を感じている人におすすめです。
「辛いのは、自分だけじゃない」と分かる
同じく韓国エッセイ本でおすすめなのが『死にたいけどトッポッキは食べたい』(著:ペク・セヒ、翻訳:山口ミル/光文社)です。
落ち込んでばかりの主人公が受けるカウンセリングを、自分も受けているような気分になれる本です。この本が共感されて大ヒットしている、という事実から「悩んでいるのは自分だけじゃない」と思えますね。
「誰かの期待を満たすため」に生きない
一度はタイトルを聞いたことがある人も多そうな、ベストセラー『嫌われる勇気』(著:岸見一郎、古賀史健/ダイヤモンド社)も、自己肯定感を高めたい人におすすめです。
アドラー心理学の教えを、悩める青年と哲学者の対話形式で紹介していきます。最初は青年と同じように哲学者の教えに反発を覚えながらも、読み終わる頃にはストン、と腑に落ちると思います。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
¥1,650
トラウマなんて存在しない、全ての悩みは対人関係だ、というアドラーの思想。心理学と聞くと難しく感じる人も多いかもしれませんが、対話形式なので読みやすいです。筆者は数時間で一気読みしてしまいました。
▷片思いが、とにかく辛い毎日で
好きな人に振り向いてもらえない。そんな片思いの日々で自己肯定感が下がってしまった、というあなたにおすすめなのが漫画『ハチミツとクローバー』(著:羽海野チカ/集英社)です。
少女漫画には珍しく、キャラクターのほとんどが片思いに悩んでいます。キャラクターが悩みながらも前を向き、失恋を乗り越えていく姿に勇気をもらうことで、自分も前向きな気分になることができそうな作品です。
▷自分を好きになる方法を知りたい
最後に紹介するのが、SNSの総フォロワー数が170万人を超えるという、インフルエンサーの佐藤ノアさんのエッセイ。『嫌いな自分にさよならしたいあなたにあげる魔法』(著:佐藤ノア/KADOKAWA)です。
恋愛や夢、人間関係などについて、紹介されています。同世代の活躍されている方のポジティブな考え方を知ることで、前向きな気分になれそうです。
自分を認めるキッカケに
簡単に自己肯定感をググっと上げることは、難しいかもしれません。それでも、様々な人の生き方や考え方を知り視野を広げることで、自分のことを認めたり、好きになったりするキッカケを作ることはできると思います。
今日から、少しずつ。読書タイムを通して自己肯定感を高めていきましょう♡