スルーしがちだけど大事なデニムRule♡
ベーシックな存在感で、頼りになるデニム。
そんな定番アイテムですが、なんとなく扱い方があるのは知っているけど、ついつい曖昧になってしまっているという人も多い様子。
そこで、色落ちや伸び縮み、傷みなど、洗濯時に気になるアレコレや、長く穿くための洗い時や干す時のポイントまで、デニムを洗濯する際に押さえておきたい点をご紹介します。
お気に入りデニムのコーデをより長く楽しむために、是非参考にしてみてくださいね♡
デニムの洗濯に関するあれこれ
どれくらいの頻度で洗えばいいの?
→→[まずは一般的な頻度をチェック]

デニムを洗う頻度としては、「週に1回」「月に1回」といった人の割合が最も多い様子。
続いて、「使用後必ず」「2週に1回」といった結果が。
デニムを洗う点においてのメリットとデメリットをチェックして、デニムを洗う頻度の参考にしてみるのが良さそうです。
・週1回 98人(19.6%)
出典 gakumado.mynavi.jp
・月に1回 94人(18.8%)
・使用後必ず 66人(13.2%)
・2週に1回 64人(13.0%)
・3ヵ月に1回 46人(9.2%)
・半年に1回 41人(8.0%)
・その他 40人(8.0%)
・洗わない 34人(6.8%)
・一年に1回 17人(3.4%)
<頻度によるメリット・デメリットを確認>

・「使用後必ず」「週に1回洗う」…デニムを清潔に保つことができ、汗や皮脂などの汚れによる生地の傷みを防ぐことができる。しかし、色落ちが早く進むため、擦れたような跡や穿きジワなどが薄れやすい点も。
・「月に1回洗う」…洗濯しすぎないことで、デニムらしいナチュラルな風合いを比較的長く楽しむことができると言えますが、汗などの汚れによって生地が傷み、寿命が短くなってしまうため、汗をかいたときや汚れたときなどは洗濯するのが◎

・「ほとんど洗わない」…・洗濯回数を減らすことで、濃淡のはっきりした色落ちを楽しむことができます。長期間履きこむほどに擦れたような跡や穿きジワなどを楽しむことができ、自分だけのオリジナリティのある風合いになっていくんだとか。しかし、汗や皮脂などの汚れが長期間蓄積されることで生地が傷んだり、臭いの原因になることも。より長く履き続けるためには適度に洗濯するのがおすすめだそう。
洗濯機より手洗いが正解なの?
→→洗い方に注意すれば洗濯機も◎

デニムは手洗いするのが正解…?
というと、必ずしもそうという訳でもない様子。
洗濯機で洗うことで、手洗いと比べると手間が軽減されるだけでなく、ほど良い色落ちやクタっとした雰囲気を楽しめるので、場合によっては洗濯機で洗うのがおすすめです。
ただし、洗う前に必ず素材とクリーニングマークが書かれているタグをチェックするようにしましょう。
デニムを長持ちさせるのにおすすめの洗い方などについては、下記で触れているので併せてチェックしてみてくださいね♡
色落ちにはどう対処すればいいの?
→→他の衣類への色移りに配慮が必要

デニムは、染料として使用されているインディゴが物理的にとても剥がれやすい性質を持っているため、色落ちしやすいのが特徴とも言えます。
洗濯の回数を重ねていくうちに色落ちの度合いは減ってはいくものの、少なくとも最初の数回は他の衣類への色移りを防ぐためにも、必ずデニム単体で洗濯するようにしましょう。
洗ったら縮むの?それとも伸びるの?
→→穿いているうちに伸び、洗濯すると縮む
デニムはアイテムにもよりますが、穿いているうちに少しずつ伸び、洗うことで縮む特製があるんだとか。
特にお湯で洗ったり、乾燥機にかけることで縮み易くなるので、少しでも縮むのを防ぎたい場合は、水洗いにしたり、乾燥機は使用しないなどの工夫が必要と言えそうです。
ジーンズによっても違ってきますが、経験上、大体5回くらい洗濯すると縮みきると思います。 そして洗濯をすることで自分の体に馴染んできますので、 洗って干して半月くらい履いたらまた洗って・・・と繰り返してください。
出典 gamushara2007.com
洗剤や柔軟剤は使った方がいいの?
→→洗剤は天然系を、柔軟剤は必要に応じて

洗剤に関しては、中には洗浄能力が高く、デニムの染料が落ち易くなることに繋がるものがあるため、水のみで洗うと言う人も多数。
汚れは洗剤でしっかりと落としたい人には、デニム専用の洗剤や、天然系の優しい洗剤を使うことで過度な洗浄を防ぐことができます。
また、柔軟剤に関しては、デニムは本来作業用のズボンであるため、必ずしも必要ではないとの考えが一般的ではありますが、柔軟剤を使用した方がより快適な穿き心地に。
ゴワゴワとした感触が苦手な人は、柔軟剤を使用するのがおすすめです。
<ストレッチデニムは注意が必要>
ストレッチデニムには、糸の芯にポリウレタンが入っている。柔軟剤の使用でポリウレタンがすべり抜け、ストレッチ効果が損なわれる恐れがある。
出典 lee-japan.jp
長持ちさせる洗い方:洗濯機を使用する場合
他の衣類と一緒に洗わない

デニムと他の衣類を一緒に洗うと、デニムの色素が移ってしまう可能性が高い為、デニムは単体で洗うのがおすすめ。
特に白いTシャツなどを一緒に洗うと、まだら模様に色移りしたり、うっすらと染まってしまうことがあるので特に注意が必要です。
天然系の洗剤を使用する

洗濯用洗剤には界面活性剤や漂白剤が入っている場合があります。
その場合、デニムが痛んでしまったり色落ちする可能性があるので、デニムを長持ちさせるには、洗剤は天然系のものがおすすめです。
また、“しっかり洗いたい”からと、洗剤を使用しすぎるのも×
各洗剤に表示されている適量を使用し、一部分だけ汚れがある場合は、部分的に洗剤を少量つけてから洗うのが良いんだそう。
裏返しにする

デニムを洗濯機に入れる前に、裏返しにすることで傷みや色落ちを軽減することができるんだとか。
ダメージジーンズなどは、さらに洗濯ネットに入れると◎
5~10分の時短モードで洗う

洗濯時に生地の摩擦や劣化を最小限に抑えるために、できる限り短い時間で洗濯を済ませることが大切。
その為、洗濯の時間は5〜10分の時短モードに設定するのがおすすめです。
長持ちさせる洗い方:手洗いする場合
お湯ではなく水を使用する

手洗いする場合も、洗濯機の場合と同様、デニムは裏返しにし、天然系の洗剤を使用するのがおすすめです。
また、デニムを洗う際にお湯を使用するとインディゴ染料が落ちやすくなるんだとか。
その為、お湯ではなく必ず水を使用するのが◎
優しく押し洗いする

洗い方は、優しく押し洗いするのが◎
以下の手順で洗っていきましょう。
また、長時間デニムを水に浸けておくとインディゴ染料が流れてしまう可能性があるので、5〜10分を目安に洗うのがおすすめ。
洗い終わったら軽く絞って、自然乾燥させましょう。
1:ジーンズの汚れた部分を外側にする。
出典 lee-japan.jp
2:両手のひらで優しくタライの底に押しつける。
3:優しく持ち上げる。
これを5~10分間繰り返す。
▶︎▶︎干し方のポイント

干し方にもデニムを長持ちさせるためのポイントが。
①型崩れを防ぐために、干す前に、軽く縦横に引っ張って形を整える。
②強い日差しは変色や劣化の原因になるため、風通しのよい日陰で干す。
③綾織り物であるデニムは、長く着用していくうちに綾の方向にねじれてくるんだとか。
そのため裾を上にして形を整えてから吊し干しすると、ねじれの防止につながります。

しまう時は、しっかり乾いたことを確認してからしまいましょう。
他の衣類に比べると乾きにくい特徴があるデニムですが、生乾きだと雑菌が発生しまうこともあるので、しっかり乾いたかどうか念入りにチェックするのがおすすめです♡
デニムに愛を♡
頼りになるデニムは、愛を持って接するほど素敵になっていくみたい。
改めてデニムを洗濯する時のポイントを確認して、素敵なデニムルックを楽しみましょ♡
ジーンズの色落ち問題。ずっと素敵に穿きこなしたい、最愛アイテムのお洗濯の掟|MERY [メリー]
トレンドや季節を気にせずに使える商品が多い、ジーンズ。着回し力も抜群で、何着も持っている人もいるのでは?毎日のコーディネートに欠かせないジーンズですが、問題が一つ。それは「色落ち問題」。お洗濯をするときに、せっかくの素敵な色が落ちてしまった経験はありませんか?今回は、知っておきたいジーンズのお洗濯について紹介します。
出典mery.jp