ジャケ買いから素敵な一冊に出合えるかも。カバーに目を奪われる小説list
ゆりまるゆりまる
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ジャケ買いから素敵な一冊に出合えるかも。カバーに目を奪われる小説list

今回はカバーが素敵な小説をご紹介します。たまには内容ではなく、カバーで買ってみませんか?絵がまるで写真のように綺麗なものや、単色だけのシンプルなもの、イラストがポップなものなど。目を惹くカバーばかりです。ぜひ本屋に行ったらカバーにも注目してみてください。

更新 2019.10.22 公開日 2019.10.22
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ジャケ買いもたまにはいいよね

皆さんは本を買うとき何を基準にして買っていますか?
内容ですか?
それとも作者?
作者や内容で決めるのもいいけど、たまにはジャケ買いしてみませんか?

今回はカバーが綺麗で目を惹く小説を紹介します。
ジャケ買いで素敵な一冊に出合えるかも。

内容を知らない。そんなワクワクもたまにはいいじゃない?

絵が綺麗な小説

青い月の夜、もう一度彼女に恋をする

青い月の夜、もう一度彼女に恋をする

¥0

広瀬未衣(双葉社)

ブルーの色合いがとても綺麗な表紙。
タイトルの通り青い月が大きく描かれており、青色でまとめながらも色んな濃淡の青で描いてあって目を惹きます。
こちらは、17歳の少年少女の時空を超えた恋愛を描いたものです。

ひとつきに二度、満月がくる“ブルームーン”の8月、17歳の僕は法事で京都の嵐山にある祖母の家に行った。最初の満月の夜、僕は傘で泉の水をすくっている少女と出会う。「ブルームーンが終わるまでここにいる」という彼女に惹かれていく僕。同じ年なのに不思議な雰囲気の彼女には、大きな秘密があった――「僕はずっと君を、未来で待っている」運命の糸で結ばれた2人を描く、時空を超えたラブストーリー。

出典 booklive.jp

子どもたちは夜と遊ぶ

子どもたちは夜と遊ぶ (上)

¥810

辻村深月(講談社文庫)

水彩画のような女の子の絵が可愛い小説。
上巻と下巻があります。
高校生が主人公のミステリー小説です。

子どもたちは夜と遊ぶ (下)

¥864

辻村深月(講談社)

こちらが下巻になります。
ミステリーとは思えないくらいポップで可愛らしい表紙です。

大学受験間近の高校三年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番―」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。

出典 www.kinokuniya.co.jp

恋は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

¥616

森見登美彦(KADOKAWA)

イラストは、小説「謎解きはディナーのあとで」のイラストも担当した中村佑介さんによるもの。
色使いとレトロなタッチが素敵なイラストです。

ポップな要素が入った恋愛ストーリー。

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!

出典 booklive.jp

四月になれば彼女は

四月になれば彼女は

¥734

川村元気(文藝春秋)
まるで写真のように綺麗な雲と海の絵がカバーに描かれた小説。

「世界から猫が消えたなら」の作者が描く、恋愛ストーリー。

恋愛なき時代のベストセラー恋愛小説、ついに文庫化!
精神科医・藤代に大学時代の恋人から手紙が――失った恋に翻弄される十二か月。『世界から猫が消えたなら』『億男』著者の恋愛小説。

出典 booklive.jp

星の子

星の子

¥1,512

今村夏子(朝日新聞出版)

見ているだけで吸い込まれそうな夜空の絵が綺麗な小説。
タイトルにすごく合っていますね。

主人公・林ちひろは中学3年生。出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族を崩壊させていく。前作『あひる』が芥川賞候補となった著者の新たなる代表作。

出典 booklive.jp

ビニール傘

ビニール傘

¥1,512

岸政彦(新潮社)

光を浴びた街がとっても綺麗。
まさにエモいですね。

侘しさ、人恋しさ、明日をも知れぬ不安感。大阪の片隅で暮らす、若く貧しい“俺”と“私”(「ビニール傘」)。誰にでも脳のなかに小さな部屋があって、なにかつらいことがあるとそこに閉じこもる――。巨大な喪失を抱えた男の痛切な心象風景(「背中の月」)。絶望と向き合い、それでも生きようとする人に静かに寄り添う、二つの物語。

出典 booklive.jp

秒速5センチメートル

小説秒速5センチメートル

¥561

新海誠(KADOKAWA)

新海誠監督が描く、桜を題材にしたお話。
桜の絵がとても素敵ですよね。
色んな色が使われていて、写真のように綺麗です。

「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」。いつも大切なことを教えてくれた明里、彼女を守ろうとした貴樹。二人の恋心の彷徨を描く劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を監督自ら小説化。

出典 booklive.jp

なんてことない普通の夜に

なんてことないふつうの夜に

¥907

嶽まいこ(祥伝社)

夜を過ごす色んな人が描かれたポップな表紙です。
色味が黄色と白と紺でまとめられているのも可愛いですね。

眠れる日にも、眠れぬ日にも。夜のおともの掌編集。 「ふつう」の夜を過ごす人々の、気持ち温(ぬく)まる、ちょっぴり不思議で可笑しな12の瞬間。結婚を控えたクールなOLが、深夜に辿る記憶の彼方〈追憶のネットサーフィン〉/昼は高校生、夜は世界を救う魔法少女たちのイマドキの悩み〈魔法少女の現実問題〉/3徹中の修羅場マンガ家の眠気は限界、見えないものが見えてきて〈わたしの睡魔〉――など珠玉の12編に加え、各話の登場人物たちが織り成す4コマ漫画を描き下ろし収録。

出典 booklive.jp

シンプルでも色が綺麗な表紙

ヴァニティ

ヴァニティ

¥691

唯川恵(光文社)
シンプルにミントグリーンの色とタイトルと作者の名前が書かれただけのカバーがお洒落な小説。

生きていると出合う様々な人生の困難や後悔を描いたもの。

「こんなはずじゃなかった」との戦いだ――。恋や仕事、そして結婚に精一杯な“彼女”たちが、ふとした瞬間につまずく虚栄。それはいつかの、あるいはこれから出会う、あなたの姿かもしれない。泣きながら、それでも明日に向かう人々を、巧みに描き込んだ色とりどりの物語。アンソロジー等に掲載された貴重な中短編を、特別な装いで一冊にまとめて贈る、極上の傑作集。

出典 booklive.jp

ノルウェイの森

ノルウェイの森(上)

¥669

村上春樹(講談社)

有名な村上春樹さん書いた小説。
上巻と下巻があり、上巻は赤色、下巻は緑色のカバーです。
真っ赤なカバーにタイトルと著者名だけしか書かれていないところがまた綺麗ですね。

ノルウェイの森(下)

¥669

村上春樹(講談社)

こちらが下巻です。
上巻では赤色の表紙に緑の文字でしたが、こちらは緑の表紙に赤色の文字になっています。

十八年という歳月が流れ去ってしまった今でも、僕はあの草原の風景をはっきりと思い出すことができるーー。1969年、大学生の僕、死んだ友人の彼女だった直子、そして同じ学部の緑、それぞれの欠落と悲しみーー37歳になった僕は、機内に流れるビートルズのメロディーに18年前のあの日々を思い出し、激しく心をかき乱されていた。時代も国境も越えて読み継がれる世界的名作、ついに電子書籍に。

出典 booklive.jp

カバーに惹かれてもいいよね

今回はカバーが素敵な本を紹介しました。

カバーが素敵な本はまだまだたくさんあります。
たまにはジャケ買いしてみてはいかが?

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