わりと毎日、アイコン周りが虹色な私
誰かに言いたくなった出来事があったとき。
髪を切ったり新しいお洋服を買ったとき。
お洒落して出かけた日の友達とのツーショットや
飲み会の乾杯ストーリー。
好きな人や意識している人がいると、何を載せるかにもこだわって更新頻度も高くなったりしますよね。

でも大体何で、“自分が何をしているか”をあげるのよ!別にそんなのあげなくたっていいじゃない!
と、もう一人の私が皮肉を言う。
そう、分かっているけどそれでも、心のどこかで
『楽しんでる私、充実してる私、可愛い私』を見せたい、なんて思ってるのも正直否めない。
ストーリーをめったに上げない可愛いあのコ

だけどいいの。
それならそうと割り切って、いつか飽きる日がくるまで今を楽しむのもアリだよね。
『あの子あげすぎじゃない?』とか言われたとしても気にしなーい。
そう開き直りインスタを楽しむプロになった私だけど、ある日の女子会でのこと。
「隣のクラスの〇〇ちゃん可愛いよね。」
「わかる。ストーリーめったにあげないところもレア感あって好き…」
確かに、と思った。
私生活が見えないからこそミステリアスで興味を引かれる存在なのだ。
そしてたまにあがったときは、思わず画面を止めて見てしまうほど可愛い。
ぽんぽんとタップして流し見できないほど、引かれる何か。
“ストーリーあげない月間”の過ごし方
まずは1ヶ月

これまで頻繁にストーリーをあげていた私だけど、
しばらくインスタとはさよならして自分磨きに励むことにすると決心。
1週間は早すぎる気がするし、2ヶ月はインスタやめた?と思われかねないかも。
ということで、まずは手始めに1ヶ月、“ストーリーあげない月間”を始めることにした。
できれば極力、友達のストーリーにも映らない

“ストーリーあげない月間”をやっているのは自分だけなのだから、当然周りは通常通り。
お昼休みやお出かけのとき不意にカメラを向けられたら、さらっと顔を隠して“映らない姿勢”を貫きましょう。
どうでもいいことを共有したくなる気持ちをぐっと堪える

とりあえず1ヶ月はあげない!と決心したものの、気づけば無意識のうちにインスタのフィードを横にスライドさせてストーリーに何かをあげようとしている自分に気づきます。
ここでやっと『私インスタに取り憑かれてる…』と自覚するのです。
でもそんなことは今さらの話。
そのうちいつかは飽きる日がくるのだから、今は開き直ってどっぷりハマるのもまた一興。
しかし今は1ヶ月後のストーリー解禁日に向けて、ぐっと我慢して。

これは筆者の体験談なのですが、
ストーリー解禁日まではとにかく何もあげない!と我慢している間になんだか全部どうでもよくなって、急に悟りを開いたようにインスタ離れができることも。
どうなるかは人それぞれですが、インスタ卒業を期待してまずはストーリーをあげることからやめてみるのも一つの手です。
SNS以外のことを充実させる
◯。外見の自分磨き
ストーリー解禁日に向けてメキメキ綺麗になる!と
決心すれば、より一層美活にも気合が入りそう。
スキンケアや筋トレ、バランスの整った食事やシンデレラタイムの就寝。
美容室やネイルサロンを予約して、速攻で手に入る
“可愛い”を装備するのもおすすめです。
◯。内面の自分磨き
趣味や勉強に励み充実していることは、外見以外の
あなたの魅力となる部分でもあります。
勉強はなにも学校の勉強じゃなくたっていいのです。
自分が興味のあることを掘り下げて、とことん調べて、追究してみること。
例えば美容が好きなら、基礎知識やお肌の仕組みを
一から学んでみたり。
お洋服が好きなら、エシカルファッションやフェアトレードについて学んでみたり。
これが意外なほど面白く、学ぶって楽しい!と思えるようになり、今までただスマホを見て浪費してきた時間が急にもったいなく思えてきたりもします。
“ストーリーあげない月間”はこんな風に、自分の中身を充実させることができる時間になるのです。
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1ヶ月後…
やってきましたストーリー解禁日
さあ、ついにやってきたストーリー解禁日。
楽しいこと盛り沢山のこれからの季節、久しぶりの
ストーリーではどんなあなたを共有する?
海やナイトプールで自信たっぷりに
着こなした水着姿?
おしゃピクや夏旅行でワンピース×麦わら帽子の
正統派可愛い?
それともバーベキューやキャンプで
アウトドアレジャーを楽しむアクティブな一面?
「可愛い!」
「久しぶりにストーリーあがったと思ったら…!」
とみんなから嬉しいリアクションをもらえちゃうかも。頻繁にあげるよりたまーにしれっと上げる方が、レア感があって人の興味を引くものです。
“可愛いあのコ”になる近道

一度やってみるとまた続けたくなる、“ストーリーあげない月間”。
その間に熱中できる自分磨きも、解禁日の嬉しさも、病みつきになるこの方法。
しかし前述でも述べたように、これを続けているうちに“あげたいけど我慢”がいつの間にか、“もうこんなことしなくてもいいや”とインスタ離れができるきっかけにもなります。
今や私たちの生活にすっかり根付いてしまったインスタとの向き合い方を、この機会に見直してみるのもアリかもしれません。